X4 typeLD 北海道タンデムロングツーリング日誌6日目/オートバイ 〜模造監獄にて、いにしえの政治犯を思う〜
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2017.8.9 北海道ツー6日目
どうも、シバク・ドワレです。
屈斜路湖滞在2日目、今日はT先輩と離れて夫婦で網走方面へ向かいます。
まずは、屈斜路湖を見下ろす景勝地、美幌峠にある道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠へ来ましたが、あいにく峠は霧雨。
湖は見えていますが、妻は何の感動もありません。やはり青空は重要なポイントですね。
美幌町中心部あたりでようやく雨は上がりました。
牧場とはまた違う、北海道らしいファーム風景が広がります。
女満別空港がある大空町で、道の駅メルヘンの丘めまんべつにてしじみラーメンを注文しました。
道の駅ですのであまり期待していなかったのですが、これは大正解。あさりのような極大しじみたっぷりで、連日の宴会で疲れた内臓へ染み渡りました。
あっさり塩味の出汁に貝のエキスがよく効いており、美味しかったですよ。
網走監獄には入りたくない
網走といえば刑務所、今日は本物ではなく資料館へやってきました。
網走監獄の一般的イメージとして、健さん演じる殺人などの強行犯やその筋の人を思い浮かべますが、戦前には政治犯も収容され、極寒の中、道路開拓などの重労働に従事させられていたそうです。
重要文化財も多数移築されており、建築学的にはとても見所が多いです。
しかし、残念なことに叔父の敵討ちで有名な脱獄魔、寅吉少年の人形はなぜか直前に全て撤去されていました。妻はこれを楽しみにしていましたので、がっかりです。
教育的配慮でしょうか?
いわゆる独房です。
自らが犯した重罪を償うのならまだしも、思想の違いで強制的に収容されたらたまったものではありませんね。
だそうです。
こわいこわい。
アイヌのお守り人形、ニポポが見送ってくれます。
さすが北海道、どこへ行ってもオートバイ置き場はしっかり確保されています。
こんな可愛いカブのサイドカーが来てました。カブ主総会in北海道に出席したのでしょうか。HONDA万歳!
天気は悪いのですが、このまま帰るのももったいないのでオホーツク海を眺めに網走市街地を抜けて斜里方面へ一走りします。
ちょうど手持ちの現金が怪しくなってきましたので、郵便局へも寄りましょう。北海道に限らず、地方へ遠征する時は都市銀からゆうちょへ移しておくと便利ですね。
コンビニでも卸せますが、一回につき200円強の手数料を取られるので極力利用しません。
北海道ツーの定番お気軽土産、ホクレンGSのフラッグを刺して一枚。
中型などだと、走行中もよく後ろに刺しているライダーを見かけます。道東・道北・道南・道央の四色ありますが、今回は道央に行かなかったので三色だけでコンプリートせず。毎年年号とイラストが変わるらしいので、毎年買っても思い出になります。
日帰りなのにわざわざ赤いザックカバー付きのザックを積んでいるのは、何もないとサンパチの怒涛の加速に妻が振り落とされそうで怖い、との要望からです。
ぜんぜん列車のやってこない釧網本線とオホーツク海を左に見ながら走っていましたが、原生花園あたりから雨が激しくなってきたので小清水町から屈斜路湖へ戻ります。
じゃがいもロードを走りますが、気温15〜6℃でしょうか。
もう後は霧・霧・霧。妻は震えながらも後ろで撮影してくれます。
この後は15時過ぎにまた弟子屈町中心部のスーパーフクハラで買い出しを済ませ、BCへ。
露天風呂がたまらなくうれしい1日でした。
2017.8.31記
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