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雑感/山の思い出 〜ちくま号の栄冠〜

山旅/登山 雑記/エッセイ 鉄道旅

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2016.9 昔の思い出

どうも、acsekitoriです。

先日、急行きたぐにの思い出を書きました。今日は、同じく国鉄時代の急行、ちくま号の話です。

この列車、画像が全然残っていないので、以前に撮影していた鉄道模型で再現したものを掲載します。後ろのサボ(サイドボード=行き先表示板)は急行いぶきの物なので、無関係です。

ちなみに、模型の方も先頭の電気機関車が山男の愛称で知られるEF64である以外、実際にはちくまでは使われていなかった客車たちです(模型は10系軽量客車、実編成は43系旧型客車かブルートレイン)。ボカして撮影していますし、あくまで雰囲気で。しかし鉄道マニア全開ですな。

きたぐに号は剱岳に登山するときによく利用したのですが、ちくまは穂高岳です。大阪駅で並ぶ場所は一緒で、一回コンコースの噴水前でした。この待合場所自体が大阪駅の改築で消えてしまっていますから、完全に年寄りの昔話ですね。

さて、そのちくま号。確か最盛期には昼行と夜行の1日2往復が、大阪と長野を結んでいました。高校山岳部では夜行列車の利用が認められていませんでしたので(日程も修学旅行に準じて4泊5日まで)、時間節約のために大枚をはたいて新幹線と特急しなのを利用しました。

しかし、大学山岳部へ進岳(笑)して自由を入手すると、穂高や槍の合宿へ向かうときには必ずこの夜行ちくまを利用したのです。この列車、大阪を21時台に発車するので、松本には午前4時台に到着していました。記憶はあやふやですが、そんなもんだったと思います。

とにかく、松本駅でしばしの休息の後、松本電鉄の始発に乗車できましたのでその日涸沢や槍沢ババ平にBCを設営するのに具合が良かったんです。今なら夜行バスが上高地まで入っていますが、疲れるのと30kg級のザックが積めない場合のことを考えると、利用できません。

帰りは富山駅松本駅で合宿は終了して解散しました。用事があったり、ホームシックにかかっている新人は昼行列車で飛んで帰っていましたが、それでも気の合う後輩が何人か残っており、一緒にクライミングのルートを振り返りながら駅前の安い居酒屋で夜行が出る間際まで痛飲したものです。

若い方には無関係ですが、昔を知っていると今の時代が果たして便利になったのか不便になっているのか、ふと考え込んでしまいます。しかし、現況に合わせて最善を尽くすのが山屋の本領。懐古趣味も良いですが、いまできることで楽しみたいものですね。

1980年代の思い出