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旅日記/集い 〜良き兄貴姉貴達に鋭気をいただき〜

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2016.11.13 宴会中継

どうも、acsekitoriです。

昨夜は自宅で旅をしました。またオカシナ事を言っとるなと思うでしょう。元々オカシイので、病状が進んだのではありません。ご心配なく。

何故、居ながらにして旅なのか。そう、タイムスリップです。時空の旅人になりました。高校山岳部の元顧問女史と、5期上の先輩3名が拙宅に来てくれ、大いに若かりし頃の話で盛り上がったのですよ。

と言っても、私は先週の高校OB会キャンプに続いて連チャン。先月は大学OB会キャンプ、さらに先々月は高校OBバイクミーティング、さらにさらに7月には高校OB会上高地と、ぜんぜんタイムスリップでは無いですね。過去に戻りっぱなし(笑)

 

さて、昨夜の宴では上高地の写真披露会となりました。先輩が撮ってくれたスナップ写真を持参してくれたのです。

私は集合写真担当で、他は重たい業務用機材を担いで歩き作品創りばかりしてましたので、何気ないスナップが嬉しいです。

小さなコンデジを使用されてましたので、皆ほとんどカメラを意識せず、良い表情です。写真の原点ですね。

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珍しい中国酒を持参してくれた先輩もいました。ウオッカテキーラみたいな原酒系で、私には少々キツすぎますが、アルコール度数は35度との事。舌の上にちょびっとだけ乗せてやり、ふむふむと回してやるとなんとも不思議な病み付き系の美酒でした。

 

我が家でのOB会

同期は所用のため残念ながら不参加で、私の他は年長者ばかりですが、妻ともども可愛がっていただきました。

この年代を超越した触れ合いが、私は大好きです。日頃は一匹オオカミの業務ですので、少しばかり上司や社長と飲み甘える気分を味わえますから。

 

昨夜も、仕入れから仕込、調理を担当して、皆が帰った寂しさを紛らわすために久しぶりに洗い物もしました。

マスターと呼ばれるからには、当然ですよね、それくらい。しっかり会費もいただきましたし。

 

毎度おおきに!またお越しやす。

2016.11.12の想い出

 

旅日記/お仕事ツーリング 〜祝若草山登頂!アルピニズムよ永遠に〜

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2016.11.11 お仕事旅日記

どうも、acsekitoriです。

奈良で仕事があり、ペケで赴きましたのでついでに奈良公園周辺を散策してきました。

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JR奈良駅近くで仕事を済ませ、春日大社のバイク置き場に向かいます。ここは1日止めても¥300。東大寺近辺の駐車場にはバイクは止められませんので、ここが便利です。

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まずは、古代より数多の恋詠み人に詠われてきた若草山に向かいます。紅葉には少々早いですが、まずまずの天気に恵まれ気分は高まります。

 

古代人の足跡を辿り

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入口のゲートで¥150支払い、入山します。環境保全のため、これくらいの投資は仕方ないですね。富士山や日本アルプスでも、小額の入山料は徴収すべきではないかと思っています。

国立公園指定前の自由に歩き回れた山人からは、そんな規則搦めの山など魅力半減との声も上がりそうですが、時代は変わっているのです。モラルやマナーを知らない人がここまで増えた以上、法文化して規制しないと後世まで貴重な大自然や遺産を残すのは最早不可能ではないでしょうか。哀しい事です。

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小中学生が憩う芝生の斜面を過ぎると、山道に入ります。階段状の道でまったく危険はありませんが、このような傾斜の道を歩くのは実に2ヶ月ぶり。昨日まで旅の疲れか、はたまた抗がん剤治療の影響か、喉が痛くて頭が重かったのですが、山歩きで治りました。やはり汗をかくのは良いことですね。できうるなら再発や余命告知の冷や汗はかきたくありませんが。

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たいそうな事を書き連ねましたが、バイク置き場からほんの50分ほどで三笠山(若草山)山頂へ到達しました。

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奈良盆地がススキ越しに良く見えます。私の山登りは、展望命。これを求めて辛い登りに耐えるのです。東大寺も小さく見えますね。大仏様は今日も大勢の修学旅行生達に微笑みかけているでしょう。

幸い風もなく、たっぷりかいた俗世間の汗を冷やす事はありません。今は白血球や免疫細胞が極めて低い我が身、ここで風邪を引く訳にはまいりません。そろそろ降りましょう。

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せっかく春日大社の駐輪場に止めさせてもらったのですから、参拝して帰ります。子授け石なる縁起の良い結界がありますが、私にはもう不要です。御入用の方はどうぞお運びください。

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THE奈良。良いですね、年に一度はここに来るのも。シカちゃんに、なんか悩みある?と聞いたら「別に」とまさかの女王様対応されました。まあ、何の悩みもないオッさんに訊かれてもそう答えますわな。

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駐車場(駐輪場)からは、裏参道になりますので人影疎ら。さすが平日やなあと思ったら豈図らんや。

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境内に入ると、押すな押すなの大盛況。今日は正月か?と思ったら、特別拝観中らしいです。通常は画像の参拝所でお詣りするのですが、今日は本殿まで入れるらしい。大晦日の八阪神社伊勢神宮並みの大行列が続いていました。

私は常々、宗教とは人に押し付けられるものではなく、真似するものでもなくただ神仏を敬う心に真髄があると感じておりますので、通常の参拝所にて二礼二拍手一礼を済ませました。

並ばれていた信心深い善男善女の皆様、ご無礼をお許しください。

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人混みが嫌いなのとウィルス敬遠のため、ついこのような造形美に辿り着いてしまいます。我、信じる道をゆく。

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駐輪場を出て猿沢池に立寄り、亀仙人と戯れました。かめはめ波を授かりましたよ。 本当に蛇足ですが、私は生き別れた娘が中学生の頃、「お父さんは亀仙人そっくりやな。ルックスも性格も」と言われてました。亀仙人を知らない方は、ググってみてください。きっと私の事を軽蔑するでしょう。

 

話はそれますが、私は今日のようにバイクで仕事に出掛けた日も、それをツーリングと呼んでいます。単なる通勤の足として仕方なく手段として乗るのか、ツーリングとの目的のため愛車にまたがり、その結果貴重なお金をいただく。どちらに捉えるかで1日の充実度が天と地ほど違ってきます。

元々なんでも良い方に捉える性格がそうさせているのかもしれません。例えば、部屋でコップの水をひっくり返したとしましょう。中には、「ああ、やってもうた。なんてついてないんや。ダメな日や…」とサゲサゲになる人もいるかもしれません。

しかし私は、「おお、こぼれたのが水でラッキー。これがビールやったらあまりのもったいなさに絶望感に打ちひしがれるわ…。なんて今日はついてるんや」と、逆にテンションを上げます。

もしこぼれたのがビールなら、牛乳じゃなくて良かった。牛乳なら、熱湯を被らなくて良かった…。以下エンドレス。

こうやって自らを鼓舞し、士気を高めるのが病に打ち勝つ第一歩なのかもしれません。俗に言う、ポジティブシンキングですね。この文言は、あまり自分に対して使う事は無いかもしれませんが、事実ですから仕方がない。生まれついての性分でしょう。

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はい、充分気をつけて帰ります。長い話は帰ってから。

2016.11.11

 

雑感/うどん 〜その魅惑の響き〜

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2016.11.10 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

うどんが好きな人など、星の数ほどおられるでしょうが、わたしもその中の一人です。ルーツはなかなか筋金入りで、離乳食はうどんだったと聞いています。

と言うのも、母がうどん県(当時は香川県(笑))高松市出身のバリバリのうどんっ子だからです。よく母の生家に里帰りした際、本場の讃岐うどんを貪るように食したもんです。

 

うどんに限らず、私は大の麺類好き。1日3食麺類が何日も続いても、なんら支障はありません。もちろん麺類だけではバランスが悪いので、共に酒を飲みますが。なんかおかしいですね。

 

ラーメンはたまに食うから美味いもの

しかし、流石にラーメンオンリーで幾日もはキツイ。身体に悪いとかなんとかよりも、胸がいっぱいになり、2日が限度です。直接の知り合いではありませんが、グルメライターさんの中には仕事上、毎日ラーメン二食を5年ほど続けた話も聞きました。職務上とは言え頭が下がります。

 

うどんは安い店で美味しくいただけるのが嬉しいですね。本場さぬきでの話ですが。蕎麦は信州や越前、出石や出雲など銘品は数あれど、ひと玉¥100なんてありえないですよね。

 

うどんうどん。ルーツは諸説ありますが、私はお大師さんを信じます。

2016.11.10

 

仕事旅日記/車中泊 〜エアフォースワンに乗るのは果たして誰?〜

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2016.11.8

どうも、acsekitoriです。

昨日ロングキャラバンから帰ったばかりですが、今日はもう次のドサ周りです。翌日裏六甲で撮影がありますので、悪名高き早朝の中国道宝塚トンネル渋滞を避けるべく、前泊です。

 

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私が住む北河内地方から六甲山近辺へ向かうには、どうしても太平洋ベルト地帯から九州へと続く日本の大主要幹線を避けることはできません。そこでいちばんそれらの幹線が空いている時間を狙った方が疲れも少なくなります。

セダンやステーションワゴン車中泊経験をした方の中には、あんな辛い思いをするなら自宅で早く寝て、朝早く起きて出た方がよほど楽なんじゃないか?と思われる紳士淑女もおられるでしょう。

しかし、そこは自作とは言えキャンピングカー。走る執務室とはまさに我が愛車を指す言葉。今日は業務の都合上ソロナイトで寂しいですが、なんの苦痛もありません。

 

いつでも夜食が食べられる

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ここ西宮名塩SAに着いたのが22時過ぎでしたので発発(ジェネ/発電機)こそ回しませんが、サブバッテリーによりワンセグテレビで気になる大統領選挙の行方を追ったり、iPhoneに充電するくらいは朝飯前です。

小腹が空いてもフードコートや売店が24時間稼働して私を待ち受けていますしね。そこが道の駅との最大の違いでしようか。

 

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このSAは兵庫県ではありますが、大阪平野を見下ろし大阪市内からほど近い良き場所に立地していますので、業務トラック以外にも多くの観光客車中泊旅人が憩い場に指定しています。

キャンピングカーなら、ドアを閉めてカーテンを閉じればもうそこは家族だけの団欒の時間。多少空気は悪く騒音があろうとも、そんな事は小さな日常茶飯事です。

 

さあ、私も大統領気分で明日の執務に備えて束の間の睡眠を享受することにしましょう。まだこの悦楽を知らない車中泊処女童貞の人々を巻き込む妄想に浸りながら。

2016.11.8

 

旅日記/ロングキャラバン後半 〜ブタとタヌキのせめぎ合い〜

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2016.11.7 ロングキャラバン7日目・最終日

どうも、acsekitoriです。

前半の世界一周から気温0℃の深山幽谷でのキャンプを経て、後半ではSLと駆けっこをしたり夏のような陽光を浴びて昼寝をしたり。けっこうバラエティに富んだ今回の放浪も、大団円です。

 

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道の駅藤川宿で迎えた今日の朝も、素晴らしいドッピーカンでした。抜けるような青空と言いますが、空が抜けるとどうなるのだろう。

虫眼鏡で太陽光を集めるが如く、宇宙線がピンスポットのように私を攻め立てるのだろうか?

はたまた、その抜けた空の穴から真空の宇宙に大気と共に私が押し出されて、豆鉄砲の豆のように月まで運んでくれるのだろうか。

こう考えているとワクワクしてウンコをしたくなりました。

 

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日本のメーンルート国道一号線と、豊橋と三重中部をバイパスする重要路線R23。この二つの大国道を巧く使って渋滞をやり過ごします。R1が無料高速のように快適なのは、静岡県東部から浜名湖辺りまで。それを過ぎると片側1車線主体のローカルルートになります。

それを補完するべく、二桁国道が誕生したのですね。

 

トラス橋に魅入られて

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R1よりも浜近くを走るR23で、木曽川長良川揖斐川合流部の大河川を渡ります。ここには日本離れした長大な赤トラスが架かっており、この雄大な造形美を眺めるためにここを通過するといっても過言ではありません。

長年に渡り長距離大型トラックの重みに耐えて、文字通り愛知と三重を橋渡ししてくれているトラス橋。人類の叡智が結集した美しさは、単なる造作物と呼び捨ててはあまりに失礼です。今日も無事に川を渡らせてくれてありがとう、橋さん。

 

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財布の中身がずいぶん寂しく、ひもじい思いを妻にさせていましたので四日市りそな銀行に寄りました。ここ近鉄四日市駅は近年新築なったのでしょうか、随分モダンな駅ビルになっていました。

先ほどのトラス橋が私のような昔人間としたら、この駅はさしづめ足の長い現代っ子ですね。

 

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久しぶりに小贅沢をして、外食にしましょう。四日市といえばトンテキです。少し濃い口ですが、タレとニンニクがついご飯をおかわりさせてしまいます。これにラーメンを二つ付けたのが2人分です。

 

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腹八分目になったところで、東名阪道四日市ICへ向かいます。県境から鈴鹿辺りまでは深夜通過時以外は毎回絶対に渋滞していますので。西にそびえる鈴鹿山脈御在所岳の鋭鋒が美しいですね。

 

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東名阪道の終点にある、亀山PAにて小休止。ここも車中泊適地の一つです。明日何もなければここで泊まるところですが、明日はもう仕事。後ろ髪を引かれつつ、西へと向かいます。

 

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亀山からほど近い関町にある、大好きな五十三次関宿。国の重伝建に指定されているこの宿場町に来る度に、亡くなったおばあちゃんに再会したような心くすぐる気持ちにさせてくれます。訪れるのが初めてなら、今日の我々のように晴れた夕暮れをお勧めします。

その赤茶けた西陽が江戸時代から続く重厚な町屋に反射して、きっと貴方の心を温めてくれることでしょう。

 

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鈴鹿峠を越えて水口町の近代的スーパーで帰宅後の夕飯を買い出したのち、R307で大阪へと南西へ針路を変えます。途中、信楽の大タヌキに見送られながらなんとも鏡を見るようなやるせない気分になるのはトレーニングもせず酒ばかり浴びている罰でしょう。

 

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宇治田原の銘茶の香りに包まれ、宵の明星に導かれながら家路を急ぎました。今回のランドクルージングも、楽しかった。

 

あれほど好きだった独り旅は何処へやら。永遠の副操縦士を手に入れた私は、いつまでもいつまでも二人だけの夜間飛行を続けることでしょう。

2016.11.7

 

 

 

 

旅日記/ロングキャラバン後半 〜太平洋と西欧に想いを馳せて〜

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2016.11.6 旅日記6日目
どうも、acsekitoriです。

昨日は早めに寝た我が夫婦、それでも9時過ぎまで爆睡しました。目覚めた理由はあまりの暑さ。車外温度計を見ると、23℃もあるではあ〜りませんか。

 

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急いで換気のためにムーンルーフを開けると、紺碧の空に太陽が燦々と輝いています。

もう中部地方木枯らし1号は吹いたのでしょうか。吹いていれば小春日和、そうでなければ初秋の爽やかさといったところでしょうか。とにかく0℃の山から降りてきた身には半袖でも暑い!

 

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14時までゆっくりした後、新東名の浜松SAを出発して、SA内に併設されているETC専用出口から下道へ出ました。浜名湖の東側を回り込むように浜松市内を南下します。

 

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舞阪より、大好きな国道一号線浜名バイパスへ合流しました。制限速度は80km/h。高速道路など必要ありません。

 

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妻に走行中の写真も撮ってもらいました。左には太平洋の大海原。右には浜名湖を観ながら、西進を続けます。

 

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足湯のある道の駅潮見坂を通過して、近年開通したR23バイパスへ針路を変えます。これが豊川まで繋がり、その間浜松の東側より信号はありません。

 

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豊川市を過ぎたところでR1へ戻り、五十三次の宿場町の1つ、岡崎市藤川町にある道の駅藤川宿を今宵の宿場と決めました。

まだ16時過ぎです。帰路は長駆10数時間を駆ける事の多い私ですが、妻が寒いキャンプで疲れているのと、何よりも私自身が肺転移の可能性大なので無理は禁物。

 

自炊もまた楽し

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愛用しているビクトリノックスのアーミーナイフを使用して、仕込みから始めます。昨日に引き続きキャンプの残り物を調理しますので食費はかかりません。

飛騨地方から来られた先輩カップルに戴いた、味付け鶏肉「ケイちゃん」。本来はキャベツといただくらしいですが、前夜のスキヤキに使用しなかった白菜とエリンギを使います。

良く味の染みた鶏肉と、エリンギの食感が見事にマッチしてたいそう美味しくいただきました。

 

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他にもおでんやもろきゅうなど、とても余り物とは思えないメニューの数々。ムーンルーフを全開していますので、匂いもこもらず一酸化炭素中毒の危険もありません。

くれぐれもテントや車内の換気をせずに調理する事は絶対におやめ下さい。湯を沸かすだけでも、死にますよ。

 

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汚い画像ですが、調理場所と食事場所の紹介です。と言っても同じ場所ですが。

車室後部の左側スライドドアから、撮っています。車体の右側に向かって、進行方向に直角に妻が最後部、私が前部に座ります。運転席後ろのギャレー(流し台)を使用したり、その前に置いているクーラーボックスから食材や酒を取り出すのに私が前の方が動きやすいからです。

妻はキャラバン中はクイーン。狭い車内で慣れないナイフを使用したり、湯を湧かさせて怪我や火傷を負わせたら一大事ですので、奥に鎮座させます。

私はもっと狭いテントを背負って登山をしていましたから、販売当時国産最大級の車室を誇ったグランビアなら天国です。

 

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食べ終わったら、寝る体制のクルマに対して並列の並びに変えます。今度は私が奥側、妻がスライドドア側です。トイレに一刻も早く行かさねばなりませぬから。

ブルーレイではイモトアヤコちゃんのアイガークライミングを流して、またいつの日か訪れたいヨーロッパアルプスの夢を見られるように準備しますか。

 

まだまだ車内にはアルコールもたっぷり残っています。さあ、明日はいよいよ帰宅日。もう車内を軽くせねばなりません。

 

尽きぬ想いと見果てぬ夢を果たすため、少しばかりの美酒と旅に酔いしれましょう。

2016.11.6

 

旅日記/ロングキャラバン後半 〜やまの懐にいだかれ、語らいながら火を灯す〜

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2016.11.5 ロングキャラバン5日目
どうも、acsekitoriです。

南アルプスへの登山口近くでキャンプをしました。携帯電話の圏外で、まったく世間から隔絶された2泊3日。降りてくると仕事の電話がいっぱい入っていましたが、昔は携帯電話自体なかったので、私としては当たり前です。しかし、相手方はそうは思ってくれません。その日のうちに返事をしないと、不信感が生まれてしまいます。単なる問合せでしたので事なきを得ましたが、現代を生きるためには私の感覚ではなんとも殺伐とした時代になってしまったものです。

 

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それぞれが持ち寄った銘酒や焼き物の料理。それを互いに提供しあいますが、とても食べ切れません。結局余った食材を車内調理する事にしましたので、本日の飲食費は0円。地元の名物料理は食べられませんが、キャンピングカーならではの節約旅に、内心ニンマリです。

タープの下で夜露を気にする事なく語り合って、二晩目は豪快な焚き火に時を忘れる。空には満天の星たち。これこそを、至福の時と呼ぶのでしょう。

 

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里まで降りてくると、上手い具合にSL急行かわね路号と並走する事ができました。この列車は毎年一眼レフで追い続けていますので、今日はiPhoneで撮影します。

ここ大井川鐵道では、C10や11等の小型蒸機を使用しますので、牽引力不足を補うために旧型電機がお尻から推しています。私はこのような古い機械が大好きですので、前後どちらからの撮影でも少年のように心躍らせてしまいます。

 

SLに癒されて

 

 

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上は川根温泉近くのSLが見える丘公園からの遠望、下はそこから10分ほど走った駐車場横です。路上駐車しての撮影は危険ですし迷惑なのでしてはいけません。

ポイントを熟知していますのでこのような追いかけを安全にする事ができますが、初めて行かれる方は欲張らずに何回にも分けてじっくりと撮ることをお勧めします。

 

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最寄りのICから新東名に乗り、17時過ぎには浜松SAに着くことができました。やはり疲れていますので、長距離運転は控えて早めのベッドメイク。

このSAにはドライバーズスポットとしてシャワーがありますのでチョイスしました。キャンプ時には0℃まで気温が下がりましたが、ここはもう温暖な地域です。シャワーを浴びて軽くビールをいただきながら、楽しかった山旅を振り返ります。

 

恩師との恒例の行事、深山幽谷での幕営。今年からは同じく教え子である先輩カップルも交えて、楽しみが増えました。

いついつまでも続けたい、私の大事な山旅の様子をお届けしました。

2016.11.5

 

旅日記/ロングキャラバン 〜挙式と世界一周を3時間で〜

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2016.11.2 ロングキャラバン2日目

どうも、acsekitoriです。

久々の車中泊を堪能して、朝は9時過ぎまでぐっすり寝ました。近くで長距離トラックがアイドリングしていましたが、もう季節は冬間近。窓を閉め切っていますので、ほとんどその音は聞こえてきません。

 

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ハイウェイオアシス川島。奥には観覧車や遊歩道が完備され、ここだけで遊ぶ目的でも楽しめる設計のようです。

我が家は本日結婚式代わりのツーショット撮影が控えていますので、寝に来ただけでさっさと退散します。

 

新婚旅行代わりに、世界一周に旅立ちました

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妻は普段ほとんど化粧をしませんが、今日は念入りにメイクをして、犬山市のリトルワールドに到着しました。

妻の幼い頃からの憧れであったサリーを貸衣装で着せてやるためにここを訪れました。

 

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まずはジープのタクシーと、ボンネットバスが出迎えてくれます。バスは単なる改造車ですが、乗り物好きの我々にとっては注目の対象です。

 

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このテーマパークは丘を切り開いた緩やかな傾斜地に、世界の主だった地域や国の家をメーンテーマに展示してあります。プチ万博ってとこですね。最初は沖縄県石垣島の家屋とシーサーからスタートです。

 

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次はアイヌ集落。よくこのような作りで厳冬期の北海道を乗り切れたものだと感心しきりてますが、この茅は保温性に優れ、家屋の中心で火を絶やさなければ暖かかったそうです。

 

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台湾からいきなり北アメリカ大陸に着きました。ちょっと方角はバラバラですね。

下はネイティヴアメリカンの丸太小屋ですが、材料こそ違うものの仕組みはどの国でも似たようなものですね。家の中央部で暖を取り調理をする。その火を囲み家族や友人、近隣の人達との触れ合いを大事にする。

今の日本に欠けてしまった何かのヒントが、ここにはあります。

 

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バリ島を経て、大好きなヨーロッパへ来ました。まずはドイツです。運転がありますので、ビールの飲み比べはお預け。仕方ありません。

 

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フランスの片田舎を通り、イタリアのアルベロベッロです。小洒落たダブルベッドが寝室にありました。わがしとね、グラの常設ダブルベッドとどちらが寝心地良いでしょうか。

 

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ネパールを通過すると、いよいよ本日のメーンイベント、インドです。貸衣装は各国のブースに点在していましたが、ここが一番人気のようです。若いカップルばかりでしたが、引っ切り無しにインド人へ変身していました。

 

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値段を告げると一気に現実に戻りますが、1人五分で¥500です。これはせわしない。ツーショットはNikonD4で三脚を用いてセルフタイマー撮りをしましたのでデータはまだカメラの中。それを撮り終わるとすぐにiPhone6で撮影したのがこの画像です。どんなに急いでも五分では無理でした。

日頃は私がカメラを向けても、緊張と恥ずかしさから顔を引攣らせる妻ですが、今日は満面の笑みでした。よほど嬉しかったのでしょう。

ブライダル業界の方々には申し訳ないですが、どんな豪華結婚式や披露宴よりも、今日の妻の笑顔が世界でいちばん素敵な結婚式となりました。

指輪も交換せず、神父の御言葉や祝詞も無い、2人だけの結婚式。着付けしてくれたおばさんにも、敢えてこの事は告げませんでした。誰にも祝福される事のない、2人だけの結婚式。でも、私は今日の日を一生忘れません。

 

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この後、トルコの売店でチャイのカップを土産に買ってやると、子供のようにはしゃいだ彼女。もっと高いものを買ってやればよいのでしょうが、要らないと言います。わたしが側にいて、いつまでも旅を続けられるだけで良いのだと。

 

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このように、3時間で結婚式と世界一周の新婚旅行を終えて東名高速の人となり、豊田市の上郷SAを初夜の場所に選定しました。

 

がしがしと炒めます

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さあ、2人だけの披露宴の始まりです。もちろん食堂になど行かず、車内で調理をして。少し贅沢ですが、サッポロ黒ラベルの大瓶で祝杯を挙げました。我らが人生に幸多かれと祈りつつ。

 

今日は総て2人だけのセレモニーですが、明日は楽しみな恩師や先輩カップルを交えての深山幽谷キャンプです。恩師とは妻と共に毎年その場所でキャンプするようになってもう四年目です。

ドコモでさえも入らない、全くのデジタル圏外。二泊三日で現世を離れ、天界へ行ってまいります。しばしブログともお別れですが、また戻ってきたら報告させていただきます。

 

では、皆様ごきげんよう

2016.11.2

 

 

 

旅日記/ロングキャラバン&深山キャンプ 〜癒しを求めて、いざ南アルプスの懐へ〜

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2016.11.1 ロングキャラバン初日

どうも、acsekitoriです。

昨日、たっぷりと自宅の布団で寝て休養充分。かねてより計画していた、静岡県に移住した山岳部恩師と同じく高山へ移住した先輩との合同キャンプへ参加するべく、東上します。この先輩とは9月にハーレーミーティングでもキャンプの夜を共にしています。

本番のキャンプはサラリーマンである先輩の勤務に合わせて11/3~5ですが、私は仕事が空いていますので妻を伴って早めに出発しました。

キャンプは静岡県のとある山奥で行うのですが、大自然の中で人があまり訪れない地域でもあり、恩師の常々の意向で場所を公開できません。

 

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例によって午前中は妻の仕事を済ませて、15時過ぎに出発しました。買い出しをした後第二京阪道路に乗ります。明日は妻の希望で岐阜県のリトルワールドに向かいますので、下道漫歩はお預け。先を急いで今日中に近くまで走ってしまいましょう。

 

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京滋バイパスに進路を変える前から、ハンドルを取られるようになりました。グラは重量級のクジラミニバンの上にフルタイム4WD。滅多なことで振られたりしないのですが、案の定横風注意の警告が出ています。

 

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無事に名神に乗り換え、慣れた道をひた走ります。近江富士、三上山を見送りながら近江路をノンビリ行きます。

 

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米原を過ぎて、百名山の名峰伊吹山が見えてきました。左をセメント会社に削られてなんとも痛々しい姿ではありますが。

 

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入院暮らしでボケたんでしょうか。東海北陸道各務原市の川島PAまで行くところを、一つ前のジャンクションで東海環状道の未完成区間に入り込み、大垣西ICで強制排出させられました。てっきりこの先各務原から新東名方面へと全通したものと思い込んだのです。

古いナビは有って無いようなもの。中途半端な案内を受けるより、自らの野生本能を信じた方が良い結末になります。

 

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一宮木曽川ICから東海北陸道へ戻り、目的地の川島PAに到着しました。幸いトイレ前の端っこのスペースをゲット。早速発発(発動機式発電機)を始動してTVや照明をON。またiPhoneiPadの充電も開始して、長い夜に備えます。既に車外は14℃。後部リビングの窓にマルチシェードをセッティングして、冷え込み対策もバッチリです。

 

テレビを見ながら杯を重ね

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厠に行って用を足し、宴の始まり。妻から、旬のものを口にするのが日本人の良き習わしとの提案を受け、松茸ご飯を買いました。

入院初日にブログ仲間のsuper-nanjaさんの持ち帰り寿司ネタを見せつけられて、たいそう口惜しい思いをしましたので、今日はようやくその想いを完遂できました。

 

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妻は一通り食べ終わると疲れが出たのか寝てしまいました。外は震えるほどの寒さになってきました。風邪を引かせては山男の沽券に関わります。羽毛布団をかけてやり、しばしの船漕ぎの助けをしました。

 

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ここは地上波を観るには最適の車中泊ポイントです。今回はBSアンテナも持参していますが、今日は必要ありません。発泡酒→日本酒→赤ワインと一通り飲み終わった頃、妻が起きました。トイレに行かせた後、デザートをいただきます。

画像のモニタは東芝REGZA24インチ。狭い車内ではオーバースペックではないか?と思われるかもしれませんが、車中泊で長旅を続ける秘訣は、如何に自宅と似た環境を構築できるかにかかっているのではないかと思います。

非日常を求めるのが、旅の本質かもしれません。しかし、障害や病気を負った者の戯言かもしれませんが、この日常と変わらない寛ぎを携えつつ旅の悦楽を得ることのできるキャンピングカーでの放浪。これがペケでのツーリングと共に、私の生命の延長に役立っているのは紛れもない事実です。

 

しかし、2日と続けて自宅で寝ない私。家賃が勿体無い!

2016.11.1

雑感/疲れ 〜寝ます〜

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2016.10.31 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

無事に退院しました。妻が地産の星型キュウリを買ってくれていましたので、サラミのうえにトッピングしてオードブルにしました。

なんとも可愛いキュウリですね。

 

もう一台のお仕事車

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私の入院中、手となり足となって活躍してくれたBMWを、洗車してやりました。

どうもありがとう。

眠たいのでもう寝ます。

明日は旅に出られるのかな。

2016.10.31

 

 

 

雑感/男メシ 〜男子厨房を独占す〜

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2016.10.30 エッセイ

 どうも、acsekitoriです。

毎月1週間から、長い時は3週間程度入院して家を空けるので在宅時はほぼ私が調理をします。妻を休ませる意味が1/3、好みのメニューを食べたいのが1/3、残りが自分の好みの味付けにしたいからです。主に私が作り役、妻は仕込みと後片付け洗い役。その方が妻は気が楽と言っています。もちろん妻が好みのものを作ることもありますが、それは留守番時にゆっくりと楽しみながらしているようです。

 

大阪のオカン(時に嫁ハン)は、出した料理を家族が美味いと言わない、もしくは不味そうにしようもんなら「文句あるんやったら自分で作りや!」と宣うのがしきたりになってますが、私は子供の頃からそう言われないように先手を取ってここぞと云う料理は自分で作ってきました。実に小生意気な憎たらしい子供ですね。

 

上の画像は夏のスキーゲレンデで車中泊した際に作った青椒肉絲。こういう中華系は炒めるだけですので楽です。ただ、グラに常時積んであるフライパンはテフロンコーティングですので、強火で炒められません。それではせっかくの2バーナーの火力が勿体無いので、時には自宅で数十年愛用している中華鍋を持参して思う存分炒めています。

 

自らの手で好きな味付けを

自分の好きなメニューばかりにしているとどうしても栄養バランスが偏りがちですが、私は野菜も肉も魚もどれも大好きですし、ほぼ毎週血液検査を受けていますが特に血液組成を指摘されることもありませんので、大丈夫なんでしょう。

自らの手で調理できるメニューはおよそ30品目。それを表に書き出してローテーションしています。するとたかだか半月やそこらの在宅時に、メニューに悩む事などありません。間に車中泊も挟まりますしね。

 

好きなものを美味しく安く食べられる幸せ。私は料理好きで良かったと、病魔と闘ういま、痛切に感じています。

2016.10.30

 

 

 

闘病記/がん治療経過報告 〜一難去ってまた一難〜

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2016.1029 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

今回は副作用がずいぶんとマシでした。もう吐き気はすっかり消失し、下痢も治まっています。ご覧の通り薄味の病院和食も完食できました。

ドクターからも退院許可が下りたので、月曜日には晴れてシャバへ出所です。バンザ〜イ!

 

ところが、喜んでばかりもいられません。先日第一報を聞いた肺への転移疑惑が、どうやらドクターの所見では確定の方向みたいなのです。

百戦錬磨の診断医の見立てですから、経験値から判るのでしょう。

先ほど、主治医が来て善後策を協議しました。原発時の検体が当時の病院に残っていれば、そのデータを元にいちばん効く可能性の高い新しい分子標的薬を使うのですが、無ければそれは使えません。しかし違う第二、第三の薬もあるそうです。

しかしそれらの薬は今よりも副作用が強いらしく、食べられなくなるかもしれません。脱毛も確定的にあるらしく、今はこの年齢にしては異様にフサフサの緑の黒髪(白髪混じり)も無くなる憂き目の可能性大。

私も九州黒田藩の武士の末裔、今はチョンマゲですがそうなれば早目に潔くスキンヘッドにしてしまいましょう。

 

オペはしないけれど

いま全身麻酔で再発部位を取り出して検査するのは、私の身体には負担が大き過ぎるらしい。それよりも、放射線治療など別の手段も検討して行く事にしました。

しかし最新のラジオ波焼灼法などの医療が、複合した再発だと健康保険適用外になるなど、自由に選択する事ができないのが残念ではあります。

自費負担でそれらの治療を受けるなど、まったくもって不可能だからです。国民皆保険制度もこれだけ多くのがん患者に高額医療を提供して破綻寸前ですから、仕方ありませんね。

まだケースによってはそれらの可能性も残りますので、研究と自己研鑽を徹底して備えましょうか。

 

これらは正常な判断力が残っている私のケースですから、話は早い。ドクターの提案をベースにして、副作用や経費などを鑑みて私が判断できます。

これがもう少し終末期に近くてモルヒネを使用している患者や、認知症患者などで後見人判断になると家族がたいへんです。

 

繰り返しになりますが、私は平時でもアクシデント発生時でもあまり動揺しません。様々な体験によりそれが強化された面もあるでしょうが、恐らく生まれつきの性分でしょう。

能天気な極楽とんぼ。深く思い悩んでも免疫力が下がるだけでメリット無し。現時点では存分に遊んで笑い、NK細胞に活躍してもらわなければなりません。

 

今は、さらなる高い壁に挑むクライマーの気分に戻って、最良のタクティクスを練っているところであります。

壁は高いほど越え甲斐があるのです。

2016.10.29

 

雑感/アルパインクラブ 〜新地のクラブのお姉たまではありませぬ〜

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2016.10.29 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

私のIDはacsekitoriです。ご存知の方もいらっしゃいますよね。上の方に書いてありますし。では、その意味は一体なんぞや?とお思いの方も多いのではないでしょうか。はじめましての第1話で、(悪石取り)と書いたのですが、それは末期のがん治療を鋭意遂行中の現状に擬えて無理矢理後付けしたものです。

 

では、これ以上の謎かけやもったいぶりっ子はせずに、単刀直入に答えを申し上げましょう。

 

まずこれは2つの単語を合成してあり、acとsekitoriに分かれます。

acはALPINE CLUB、そう山岳部の略称です。

後半部分のsekitoriは相撲取りをイメージされるでしょうが、私は筋肉はありでっぷりしていますが、そんなに大きくありません(画像右端)。

私は関との単語が大好きで、これに職業である写真家を擬えて、関撮りとしました。

つまり、IDの意味合いは山岳部関撮り、ですね。決して悪関捕りではありませんよ。

逢坂の関、箱根の関。関所を越えて旅を続けるのは相当煩雑な苦労が伴った事でしょう。そんないにしえの旅人に敬意を表して、ハンドルネームにしたのがおよそ20年前。

当時、導入したばかりのApple Macintosh Performa7300で始めた、ニフティサーブパソコン通信の中にある山フォーラム。それに参加した時に自ら命名した思い出の名前が関撮りなんです。

 

いつまでもいつまでも

53にもなってクラブ活動の話かよ、と思われる方もいるかもしれません。確かにそうでしょう。しかし、私にとって山岳部の現役7年間と監督の10年間は、かけがえのない青春の記念碑なんです。

球技や武道などなど、他の体育部では横のつながりは強くとも、あまり先輩や後輩といつまでも接する事はないかもしれません。

しかし私が在籍した高校・大学双方の山岳部では、卒業後も顧問先生も交えて頻繁にOBOG会を開催し、共に山へも訪れています。時には同窓会的飲み会のみを求めて参加されるOBと、私のように未だ激情を持って山への未練たっぷりの者と意見が衝突する事もあります。

しかしそれもかつてザイルを結び合った仲間だからできる議論であり、単なる飲み会とは一線を画しています。

 

山岳部。この文言を見聞きするだけで私の鼓動は高鳴り、ガラスのハートが張り裂けそうなほどの切なさを覚えます。

ところが悲しい事に、わが大学山岳部はもうありません。監督時代に新人勧誘を続けて部員を確保し、彼らを連れてモンブラン登頂こそしましたが、それをピークに以後は部員数が年々減少してついにゼロに。そして大学当局から廃部勧告を受けて、とうとうなくなってしまいました。

 

今は個人山行が主体で、社会人山岳会や大学山岳部の隆盛など過去の遺物なのでしょう。技術や装備の情報は、webからいくらでも入手できるのかもしれません。

しかし、先輩から脈々と受け継がれてきた登山技術及び生活の知恵や、生きた情報を得る事ができるクラブ活動はかなりのメリットが有ると今でも思っています。

テレビでプロ野球のナイター中継を観て真似をして、直ぐに甲子園に出場できるでしょうか。それは極論としても、登山の甲子園である日本アルプス登山の現場では、それに似通った事が起きているのですよ。

以前NHKで登山の現状を論じる番組をしており、なんとなく見ていました。そこで危惧されていたのが、SNSで知り合った人同士がお互いの山行報告にコメントをしあい、意気投合して数名のパーティをネット上で組織してオフ会と称する山行をするのが流行っている事象でした。

それの何が問題なのか?それは、顔も知らない者同士が本名も名乗らずに現地集合し、リーダーも決めずに登り始める点です。

当然、経験値も技術体力もまちまち。歩行スピードに差があるので、しばらくすると前後差が出てきます。これが山岳部などのパーティ登山であれば、経験者がリーダーになり不慣れな者への配慮をした上で山行計画を組みますので、ある程度まとまりができますし、当然リーダーの指示の下各メンバーが役割を持って全体のバランスを整えます。

それが先述のSNSパーティでは、ワガママが出るらしい。せっかく来たのになんで待たなくてはいけないのか。帰らなくてはならないのか。

また、計画途中であってももっと高いところへ登りたい。もっと遠くへ歩きたいとの欲望も出るでしょう。

ここからは私の推論ですが、そのような憂慮されるべき点も、経験豊富なメンバーには良いでしょう。バラけたところで個人山行と同じですから。問題は、ネットやテレビを見て自分でもできると思い込んで参加してしまった哀れな未経験者です。

中にはコミュニティに参加したいあまり、経験豊富と虚偽の申告をして参加してしまった人もいると聞きました。ネット上でしか知らないのですから、どうとでも言えます。虚栄心が強い人ほど、皆に遅れるのを恥と思って無理をするかもしれません。

ところが蓋を開けてみれば、経験者はサッサと行ってしまい、取り残された自分の周りには濃いガスが立ち込める。雨も降ってきた。足元の矢印ペンキも見えづらいほど薄暗くなってしまった。どうしよう…。

こうなると、もう精神的に無理です。岩陰に座り込んで夜を迎え、良くて低体温症で長期入院、最悪の結末は疲労凍死です。

妻は山の事に無知ですので夏の山で凍死するなど半信半疑でしたが、8月の上高地に連れて行った際の夜間に雨が降り、気温が10℃を下回って震え上がり体感しておりました。

 

一部放送されていた実際の現象を交えながら、私が悪い方へ組み立てましたが、このようにネットのお付き合いには怖い問題がある事を伝えたかったのです。

 

何も山に限らず、出会い系や宗教勧誘など、もっと怖い事が「山ほど」あるのがインターネットでしょうがね。

2016.10.29

 

雑感/オートバイ 〜風になるとき、そよぐ時〜

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2016.10.28 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

ペケで田舎道を流して、30分くらい赤信号に引っかからない時があります。その間に、時速60km/hほどで一定の時間速度が変わらないと、時が止まったかのような錯覚に陥る瞬間があります。これが50km/h以下だと遅すぎて風景が止まりますし、70km/h以上だと安全確認に緊張が走りますので、現実に戻ります。もちろんどのスピードでも安全確認はしていますが、その特別な瞬間の不思議な感覚を求めてバイクに乗っているのかもしれません。

もう、峠を攻め立てる激情はありません。ちょうど荒々しく屹立する北アルプスの峰々の岩壁登攀から、壮年期を迎えどんどん岩肌を風化させて丸くなっていく六甲山のトレッキングへ志向が変わっていくかのように、峠のコーナーも田舎道も、流すのが心地良いのです。

 

コツコツとバイクブーツの足音を立てて、6階から地上へと階段を回り降りる。

腰にはホルスターバッグ、右手にはタンクバッグ。

日焼けて半分白くなったカバーを身にまとい、いつも私の足音を聞きつけると嬉しそうにカバーを揺する、XJR400R。

その薄汚いバイクカバーをおもむろに外して煌めく陽光を全身に浴びせてやると、生気が蘇ったかのように光り輝くペケジェイアール。

チョークレバーを手前いっぱいに引き、右手でキュルルルとセルボタンを押しながら軽くアクセルを開いてやる。

ヴウォン。

空冷4気筒が目覚めて、その振動に背後の草たちが一斉に囁き出した。

混合気の濃さにアイドリングが高まり、ヴォーと重低音を辺りに響かせてゆく。

チョークを半分まで戻すと、少し大人しくなったペケは徐々に体温を上げている。

時計の秒針が二周するのを見て、チョークを完全に戻してやる。

ヴゥウォン、ヴヴワン。

 

暖機運転を待ちながら

5,000回転を目処にアクセルを3回ほど捻り、アイドリングが安定するのを待つ。

行儀良く1,200回転でピタリと止まるタコメーター

ここでようやくSHOEIのフルフェイスをかぶり、サングラスにかけ換える。

顎のストラップをダブルのDリングに通した後、グローブに手を通す。

左足をステップに置き、勢い良く右足を振り上げシートに跨ると、私は旅人になる。

さあ、今日も安全に走り出そう。

 

これが、私とペケの始まりの式です。もう旧車の域に片足を突っ込むペケ。今のインジェクションバイクのように、エンジン始動直後に走り出す訳にはいきません。十二分な暖機運転が必要なのです。

 

妻との生活も、充分暖機運転してホットに暮らしてゆきましょう。

2016.10.28

 

 

 

 

雑感/BMW 〜西ドイツが懐かしい〜

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2016.10.27 エッセイ

どうも、acsekitoriです。

今日、気晴らしに仕事してきました。高野山の麓まで。ついでに、愛車ビーエムで暴走も。いえいえ、安全速度ですよ。入院中なのに仕事したりドライブすること自体が暴走なんです。

 

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BMW 318iツーリング2001年式。E46ってヤツです。顔は今のビーエムの、日本人がデザインした吊り目ではなく、涙目の丸目4灯。このノスタルジックなドイツ然とした顔に惚れて、安く仕入れたお買い物グルマです。3ナンバーではありますが、低くてコンパクトな車体には、1900ccのノンターボエンジンは充分です。

しかし、そのファミリーライクな外観も、一歩山に足を踏み入れると豹変します。正に羊の皮を被った狼。フロント225/45R17、リア245/40R17のタイヤは、多少オーバー気味のスピードでヘアピンに突入しても、悲鳴すらあげません。オンザレール感覚とはこのことでしょうか。FRなのでドリフトしたがる若い衆が乗ると、あまりのジェントルさにがっかりすることでしょう。しかし、派手にスキッド音を立てながらケツを振る違法改造の若者たちよりも、おそらくこちらの方がコーナリングスピードは上回るかと。

そう、あくまで紳士的にロードスポーツを楽しむことができるのです。ひいてはこれが安全にも繋がります。公道ですからね。ちょうどペケと似通ったところがありますね。四輪も二輪も、排気量や馬力が総てでは無いと常々思っています。要はバランスですね。

まあ、あくまでもシロナガスクジラばりのもう一台の愛車グランビアと比較しての話です。国産スポーツカーにはこのE46を遥かに凌駕するホットなマシンは幾らでもありますが、興味ありません。

 

ドイツへの思い入れ 

私は、こいつに限らずドイツ製品がけっこう好きなんです。武骨ですが、如何にも職人技の香りがして。既に売ってしまいましたが、銀塩時代のハッセルブラッド(中判)と、ボディは国産のライセンス生産でしたがコンタックス(135)、共に西独製のカールツァイスを装着していました。業務での過酷な使用はプロカードを持っているNikon、当時はF4やF5に任せ、ツァイスは専ら作品創りに愛用したものです。今でもあの透明感のあるポジを覗いた時の感動は忘れません。特に素晴らしかったのが、黎明やトワイライトのグラデーション。

最初にヨーロッパを訪れた時はまだベルリンの壁が健在でしたが、次にモンブランを登頂した時にはドイツ国になっていました(モンブランは仏伊国境)。ソ連からロシアにもなりましたし、昭和から平成へ。親たちほどではないとしても、けっこう激動の時代を生き抜いてきたのだなあと変に感心しています。

 

そんなドイツ製品BMWですが、来年の自動車税がかからない三月いっぱいには処分しようと思っています。仕事をいつまで続けられるか不透明ですし、極力身辺整理をして行かないと、遺された妻が後片付けに奔走しなければなりませんので。

 

まだまだ闘病しながら遊びますが、終活すればマーフィーの法則が働いて長生きできるかもしれませんしね。

2016.10.27

 

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