X4 typeLD 北海道タンデムロングツーリング日誌8日目・最終日/オートバイ 〜北の国から離れる寂寥、また来ようと思う情熱〜
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2017.8.11 北海道ツー8日目・最終日
どうも、シバク・ドワレです。
いよいよ、楽しかった北海道夏合宿が終焉の時を迎えます。重たかった荷物、そのだんご三兄弟のようだったザックの小さい方を旭川のヤマトから自宅へ送りました。
重さは11kg、さていくら取られるやら。。。と戦々恐々でしたが、¥2050でした。案外安いですね。帰路は新潟から600kmの高速道路走りですので、安全対策です。
旭川市街地を、中心地を避けるように横断したら旭川空港に出ました。
ちょうどTAKE OFFの瞬間。ラッキー。空港は楽しいですな、どこでも。
富良野方面へまっすぐ南下し、美瑛のパッチワークの路へ。
時期も悪いんでしょうが、もっと高高度から鳥瞰しないとパッチワークには見えませんね。
セブンスターの木
地図も見ずになんとなく走ってたら、セブンスターの木に出ました。
ふ〜ん、そうですか。って感じ。醒めてますか?そうですか。
中富良野にて。
天気は良くありませんが、花は綺麗です。
山の日で今日から盆入り。
ツーリストも続々とやってきます。
「今からなん?コッチは帰りやで!天気悪いけどがんばろな〜〜」
ダイジェストにもしたためましたが、こうやって挨拶を交わすと元気が出ます。顔を見ることは叶わず、声も掛けられません。しかし、心中で通じるものはあるのです。
T先輩から、例え相手が原付でも、キャンプ道具を満載したチャリダーでも、必ず手を振る、と聞いて私も習いました。ほとんどのライダーが返してくれますし、向こうの方が早いこともままあります。
天気が悪いほど、お互いの健闘を祈るその一瞬に勇気付けられます。
またまたT先輩に美味いぞ、と聞いてやってきました。もう十何年も毎夏北海道へ約ひと月の長期滞在に来ているT先輩。いろんな情報を授かります。
学校関係の仕事をしているおかげで、現役勤労者なのにそのような離れ業ができます。
私もそうなれますように。
ラーメンは、ホンマに美味かった!煮干し系の出汁で、麺無しでも飲みたくなるスープでした。
が!しかし!
つい、大阪のノリで大盛りを頼んでしまったら、これが超大盛り。そう、ここは北海道でした。すべてに一人前が多いんですよ。最後の方は麺を残さないよう、必死のパッチでなんとか完食しました。
このあとは、苫小牧へ向けてなんの変哲も無い国道をひたすら走ります。
富良野からの峠で、また雨。晴れ男を返上する時がやってきたのか!
道央から道東への大動脈、R274の日勝峠は、昨年の台風で未だ通行止めです。この区間だけ道東道が無料で通行できますが、それにしても不便ですね。
なにより、原二までのライダーやチャリダーが通れません。早く開通しますように。
ようやく苫小牧の文字が出てきました。
しかし、まだ56kmもあります。この辺りに来ると、たんなる雑木林って感じで北海道らしい雄大さもなく、雨と相まって苦行のような走りが続きます。
ひたすら走って、やっとのことで苫小牧に着きました。
同じ道内でも、道東とはずいぶん街の雰囲気が違います。ホクレンGSへ寄り道して三つ目のフラッグを購入した後、出発2時間半前に苫小牧東港へ帰ってきました。
らいらっく号が到着して、忙しそうにクルマを吐き出しています。
盆入りなので、超満車。いつになっても下船が終わりません。このあおりを受け、船内清掃が遅れて乗船時間がずれにずれました。仕方ないですね。
定時より30分ほど遅れて、20時に出港。
ターミナルで買った駅弁ならぬふなべん?北海尽くしと、妻はホッキ飯を美味しくいただきました。
ここまでは、良かったんですわ。
詳細は先日アップした記事に書きましたが、行儀悪い国立大上級生による下級生へのスマホ大量充電命令の現場写真です。これが延々と4箇所ほど連続しています。
港外に出てから、揺れに揺れている本船。その体格だけ屈強そうだが稚拙な体育くらぶ生も左右にフラついて歩いています。
そのような状況で、公共の廊下にこんなことをされたら、酔っている人は踏んで壊すかもしれませんし、それよりもコードに足を引っ掛けて転倒し、大怪我を負いかねません。
壊してももちろん弁償義務など発生しない旨通告するつもりでしたが、それより私の撤収指導の方が先に大学生へ向きました。
この奥の客ではなく、二つほど隣の区画の大学生なんですよ?これでは盗電と言われても仕方ないでしょう。
名前を出した大学だけでは無いでしょうし、この船の大学生だけでもないかもしれません。しかし、他もやってるから良いだろう、との言い訳には呆れて二の句も告げませんでした。告げましたが。
赤信号、みんなで渡れば怖く無い、なんてたけちゃんマンの発想ですよ?古すぎ。
8/12、妻にとっては最悪だった夜も明けました。
この船は新潟直行では無く、秋田港に寄港します。天気は、また雨。なんの感慨もありません。しかし、CAチーフ嬢の告知通り、日本海に出た未明からはピタッと揺れは収まりました。
ランチを摂りに、メーンレストランへ。
朝までぐったりしていた妻。これは帰り道ヤバいかなあ、と思慮していましたが、なんとか食べられそうとの事。またまたラーメンです。
函館を通過したので、塩ラーメンにしました。妻も一緒です。あっさりスープなので美味しそうに食べてました。
いろいろありましたが、無事に新潟港フェリーターミナルに到着。
新潟だけ晴れましたが、暑いのなんの。一気に真夏の酷暑へ逆戻りです。久々に渋滞にも遭遇しました。
新潟亀田ICより関越道へ。
北陸道に入り、糸魚川から親不知でまた豪雨です。しかしここはいつものこと。しっかり手前のPAでカッパを着込んでいました。
今回のツーで、X4 typeLDを購入後初めて雨に降られましたが、大型スクリーンとナックルガードの威力は抜群です。カッパの前身頃も、グローブもほとんど濡れません。買って良かった〜。
acsekitori.hatenablog.jp
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晴れました。
猫の目天気です。途中のPAで、でっかいトレーラーを引いたハーレーFLHに遭遇。噂は聞いていましたが、現物は初めてです。
これならキャンプグッズも満載できますが、コーナリング怖く無いんやろか??
有磯海SAで夕食タイム。
何回も寄ったこのSA、以前から海鮮丼が気になっていました。北海道から帰ったばかりでアレですが、富山の魚ももちろん美味いしね、きときとで!
いよいよ、我が家にとっての長旅も終わりが近づきました。
真ん中にポツンと写っているのが私。
平均リッター18kmと燃費は満足ですが、満タンで15リットル。かなしいかな、SAの二回に一度は給油しないと、高速道路では危険です。
各駅停車、鈍行の旅が我が夫婦にはお似合いでしょう。
このあとは通い慣れた名神〜第二京阪と渋滞にも遭わず、深夜1時前に無事に、なんとか無事に帰宅できました。お世話になったT先輩と、全道のライダー、ありがとうございました。
そして、最初は不安で嫌がっていたのに、泣く泣く付いてきてくれ、最後まで体調を崩さず完走した良き妻。
そしてそして、重たい二人を乗せて長駆2420kmの足として、文句も泣き言も言わず走り抜けてくれた黒き愛馬SC38ーCB1300DCーX4 typeLD、サンパチよありがとう!
これからも頼んまっせ!!
2017.9.5記
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