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ロケバン根本的リフォーム/自作 バンコン キャンピングカー 〜夏に向け、足元広く乗り易く〜

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2018.7.9 キャンピングカー模様替え

どうも、シバク・ドワレです。

7/8、晴れ。久しぶりに太陽が顔を出してくれましたので、なまった身体をリハビるために暑い中ロケバン室内の玄関/ダイニング部分を大幅にリフォームしました。

Before 

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もう載せるのも恥ずかしくなるくらいに、狭かったエントランス。

足の悪い妻も、腹のでかい私も、乗り降りには一工夫が必要でした。これではなんのためにデカイ車を買ったのかわからない。

この原因は、あれもこれもと欲張ったことと、画像奥に見える巨大RVボックスに発電機とトイレ、携行ガソリンタンクを入れて収納したためにそれをカバーするテーブルが巨大になったことです。せっかく前車の時に購入していたRVボックスをなんとか利用したいとの貧乏性が車内を狭くしていたのです。

そこで考えを改め、乗降のしやすさを優先してくつろぎスペースも広くし、装備は分散して収納するよう改善します。

 

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まずは台車に道具と資材を載せて、わっさわっさと駐車場まで運びましょう。

 

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これが元の状態。

巨大冷蔵庫はもう手放せないほど便利なのですが、さすがにテーブル上に鎮座していると圧迫感が甚だしい。

 

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固定していたREGZA26インチと冷蔵庫のネジを解体して移動させます。

後部は広い常設ベッドなので、外に出すことなく作業が行えますから、急な降雨にも安心です。

 

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今回も活躍してくれた充電式ドリルドライバー。

どっかのホムセンで正月特売で1500円くらいで売ってたのを衝動買いしたものですので、バッテリーの容量は話にならず、5cm程のコーススレッド(木ネジ)を30本も締めたらパワー不足で使えなくなります。

その度に充電したのでは作業が進みませんので、今回は130wのインバーターを介してサブバッテリーから100Vを供給しながら使いました。本来の使用方法とは異なり、バッテリーの寿命を縮めるかもしれませんが値段が値段なのでかまいません。発熱にだけ注意しましたが、軽作業である今回はまったく熱くなることはありませんでした。

 

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まずは大テーブルに固定していた電装のコントロールパネルを外します。

 

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大テーブルを外に出して客室の前半部が元のクルマに戻ったロケバン。

このセカンドシートを取り外せば車内は広くなるのですが、定員を変えたく無いので現状で作業を続行します。

白状すると、前車までの自作キャンピングカーでは車検までの間だけ座席を外していたこともありますが、事故の際の任意保険の問題や道交法に抵触しますので、グランビアでは全て撤去したのち2名定員の貨物車に構造変更していました。

今回は10人乗りを変更しません。

 

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大テーブルを解体し、家にあった耐水コンパネがちょうど良いサイズなので馬を作製しました。

発想の転換で、本来邪魔なセカンドシートを、馬の強度アップとぐらつき防止に役立てています。

 

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コンパネだけだと味も素っ気も無いので、これも在庫していたテーブルの天板を上に固定します。

この天板、脚が無いので無料でもらったのですが、かなり重量があり塗装もしっかりした重厚感ある本格的高級テーブルのものです。

先にコンパネにL字金具を固定しておき、被せてから天板のサイドを固定します。この順番を間違うと、固定することができません。あたりまえのようで間違えやすい作業です。

 

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反対側も同様に固定します。

レベラーで水平を取りながら作業しますが、バッチリですね。

 

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脳内設計では、天板を固定して余ったスペースにヤマハのハツハツ(発動機式発電機)、EF9Hisがぴったり収まるはずです。

そのためのベースを、その辺にあったベニアを用いて作りました。

 

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想像以上にぴったりでした。

雨に濡れないよう、操作パネルは内側ですね。REGZAも固定し、ダイニングテーブル周りは完了。このハツハツは綺麗な正弦波が900w出力され、PCや大型ストロボへの影響も無い私の商売道具です。

 

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冷蔵庫を床に設置しました。

やはりこの方が圧迫感が少なくて良いです。右サイド前部のスライドウインドウも開閉できるようになりましたので、計3面のスライド窓で換気もバッチリです。エンジンかけっぱなしの車中泊は非常時以外は避けたいですからね。

 

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電装コンパネを冷蔵庫に取り付けます。

ちなみにこの板は、レトロ感溢れる古い電話台の扉。リサイクルとエコの塊のような我がキャンピングカー・ロケバンです。

 

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直接車外から電圧確認ができなくなってしまいましたが、まあすっきりと取り付けできました。

 

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もう最終段階、トイレの設置です。

今は廃盤になってしまったこのトイレ、ポルタポッティ335(他のサイズは絶賛販売中)。

こいつには数多くの武勇伝があり、幾度も助けてもらいました。横のシュポシュポで流せる水洗トイレで、小だけなら臭いはまったく気になりませんし、緊急時に被害防止のために大をしても介護用の消臭剤を入れておけばOK。

問題の事後処理も、外から見えるレベルゲージがあるので八分目くらいで放出することにしています。愛する妻と自分のブツですから、まったく気になりません。しぶきがかかってもなんのその。トイレの処理くらいを気にしてたら、抗がん剤治療なんかできるはずもなく。ただ他人様の分は、その伝染性疾患的素性が解りかねるので却下です。

ともあれ、これで車内でトイレを使用するのにいちいちセットしなくて済むようになりました。渋滞や事故通行止めなどのときも安心ですし、大雨/豪雪のとき車外に出ずに済みます。通常は道の駅やSAPAのウォシュレットを拝借するでしょうが、備えあれば憂いなしですね。

 汗を流した甲斐があり

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トイレの上にギャレーとキャビネットを載せて、さあ完成しました。

ついでにカーテンも換えて気分一新。

明るく広くなったエントランスとダイニング。出入りがしやすい副産物として、常設ベッド前に二人ほどが立てるスペースが生まれました。これで長期のキャラバンでも、ストレスフリーでくつろいだり着替えたりできるでしょう。

 

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いくらキャンピングカーとは言え、トイレそのものが視界に入るのはビジュアル的にも衛生的にもよろしくありませんので、百均に行ってエアコン室外機カバーを入手しました。

これでパッと見には何があるのか判りません。

 

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同様に、ハツハツにもカバーを。

使用直後には結構排気臭がしますからね。

 

このリフォームは、自画自賛ですが最高の仕上がりになりました。かかった費用は室外機カバー2枚の¥216だけです。

妻も喜んでおり、暑い中たっぷり絞るほど汗をかきながらがんばって良かったです。

オートバイツーリングと両立させているためなかなかロングキャラバンに出かけられませんが、今年の盆休みは一週間ほど信州を放浪する予定。妻が盆以外ずっと平日仕事ですので、今夏は北海道は諦めました。金も無いし。

 

心のふるさと信州、北アルプスを眺めに早く行きたいな〜。

2018.7.8の記録

  

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