呼称/雑感 〜おじいさんおばあさんの何処が悪いのか〜
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2018.3.25 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
YouTubeで動画を見ていた妻が突然大声で笑いだすから何事や?と、覗いてみると。
それは動画ではなく、街角に溢れる間違い看板やポップなどのカット集がスライドショーして音楽が流れるだけのやつだったのですが、その内の1つが秀逸でした。
バースディケーキなのか感謝のケーキなのかは不明ですが、立派なホールの上に載っているチョコレート製のネームプレート。そこに描かれていたのは、
「ジジィ&パパへ」。
思わず吹いた。
下のコメントテロップには、「はいはい、ジィジ&パパへ、ね」と書き添えられてありました。頼んだ客が間違ったのか、ケーキ屋スタッフが書き間違えたのかは知りませんが、考えたらわかるやろ!
同じように、スーパーのポップ系にも見直したら直ぐに気付きそうな間違いのオンパレード。文章でもそうですが、みんな自分が書いたものを校正せんのかなぁ…。
で、ジジィかジィジかはともかくとして。
私の前の配偶者、その両親は孫に自らの事をおじいさんおばあさんとは絶対に呼ばせませんでした。手紙では「おじさん」と、「おばさん」だったかな。義兄がいましたから、もちろんおじさんは間違いです。子供にしてみたら、
「なんでお父さんのとこはおじいちゃんおばあちゃんって呼ぶのに、お母さんのとこでは怒られるんやろ???」
といぶかしがって混乱していました。私は、
「あそこは変わってはるからハイハイ言うとき」
とお茶を濁していましたが、義理の両親に
「子供らが混乱するからやめてください」
とピシャっと言うてやればよかったが、後の祭り。
世の中には「大ママ」とか、名前でなんとかチャン、と孫に呼ばせる高齢者もいると聞きますが、これでは孫が世間と合わなくなるでしょ。そんな事してるから、教師の事を「ゆうかちゃん」とか「けんたくん」などと名前で呼ぶ子に育つんや!呼ばせる教職員もアホですけどね。
ジィジやバァバは、とても微笑ましく良いと思いますが、なぜお爺ちゃんお婆ちゃんと呼ばせるのがアカンのでしょう?理解に苦しみます。
自分は永遠に若いつもりでいた卑弥呼気分なんでしょうか。
人のことは置いといて
まあ私は孫を抱く事もないでしょうから、無縁の話はこれまで。これ以上書くと孫しつけ論にまで及びそうですので、やめときます。他人の事やし。ひがんでるんじゃないですよ。私は楽やなぁ、と喜んでるんです。変わりもんでスンマヘン。
話変わって、世俗的ではありますが、大阪での呼ばれ方のお話をば。
大阪人はほぼ例外なく、子供達に「オッさん」と呼ばれると「誰がオッさんやねん!」と怒るか、無視します。それが「オッチャン」になると、「なんや〜?タコ焼き買うたろか?」と、急に猫なで声になります。
一方、妙齢女性の方はと言えば。
「オバハン」と呼ばれると、間違いなく開戦です。なら「オバちゃん」なら良いのかと言えば、「誰がオバちゃんやねん!お姉さんと呼び!」となります。こっちにしてみれば、「誰がお姉さんやねん!」とツッコミたくもなりますが、ケンカしても時間の無駄なので余生短い私はスルーします。
男女共、「ちゃん」より「さん・はん」の方が尊称なのに、おかしいですなぁ。
わたし?わたしはオッさんと呼ばれたら、もちろん「誰がオッさんやねん!ガンコじじいと呼ばんかい!」と返しますよ。
2018.3.25
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