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即席ラーメン/料理 〜茹でて食らう、ただそれだけだが〜

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2018.3.28 熱き想い

どうも、シバク・ドワレです。

初めてインスタントラーメンを自分で作ったのは、小学校二年生でした。それまで神奈川在住時は専業主婦だった母が、大阪転居を機に働き出したからです。記憶は曖昧ですが、サッポロ一番の鉄板三種のどれかだと思います。味噌ラーメンかな。今は小学校低学年くらいの子にコンロを触らせるのは危険とかで、何でも親がするか若しくは電子レンジ商品が主流のようですね。そんな事はどうでも良いのですが、私は幼い内に料理の基礎を学べて親に感謝しとります。

その基礎を発展上達させてくれたのが、高校山岳部の新人時代。今みたいに仲良くみんなでやりましょうなんて民主的な気配は微塵も無く、鉄の不文律で飯炊きは一年生の役割でした。その中でも日替りで食当(食事当番)が決まっており、顧問やOB・上級生から味の評価を厳しく査定されますので、同期の間でもライバル心を剥き出しにして切磋琢磨したものです。当時の顧問が岩登り志向でしたから、食糧も軽量化。朝メシは、マルタイ棒ラーメンでした。普通の袋麺に比べて大幅にコンパクトなのも利点ですね。

しかしそのマルタイ、一人前を湯がいてスープを別に作れば立派な博多ラーメン風のご馳走になるのですが、フライ麺に比較すると粉が多いので、気を抜いて大量に作るとドロドロゴテゴテのエゲツない代物が出来上がります。私の新人時代は山岳部も隆盛を誇っており、1.2年の現役部員だけで14名程が在籍していました。顧問やOBを合わせると合宿時は総勢17.8名分のラーメンを一度に仕上げなければいけません。もちろん大鍋は2つあり、食当もそれぞれの鍋に張り付いて味を競っていました。

マルタイは水分も吸いやすいですから、大量に茹でる時は通常より多めに湯を沸かす必要があります。そして同時投入のため最初に全部の袋を開けておくのは当然で、各食器に盛り付ける時間も考慮して茹で時間を秒単位で調節するなど、手際の良さが仕上がりに露骨に反映されます。私は8歳の頃から毎週ラーメンを湯がいており好みの硬さも自由自在でしたが、中学校まで勉強ばかりしていた部員は苦労していたようです。何事も経験がモノを言いますね。

 

そんな愛すべき即席ラーメンですが、最近では少し化学調味料が嫌になってきたのか食傷気味です。特にカップ麺。便利なのは言を待ちませんが、なんか袋麺に比べたらシツコイ気がするのです。ゴミも出ますしね。化調が嫌なのかと思いましたが、生麺と単体スープの組み合わせに具を載せてナンチャッテラーメン屋風に仕上げたモノは美味しくいただけますし、チェーン店のラーメンも同様ですので、無化調で無ければ胃がもたない訳ではなさそうです。カップ麺のビジュアルの問題か?

 

私が全国のインスタント麺の中で、過去からおそらく未来永劫へと続く不動のナンバーワンは、マルちゃんの袋麺・天ぷらそばです。カップの方の緑のたぬきとは似て非なるもの。いや、まったくの別物です。そのコシのある蕎麦の舌触りと、チョビチョビと控え目に浮いている桜海老の天かすが絶妙なるハーモニーを奏でており、一人前など瞬く間に食べ終えてしまいます。

残念ながら関西ではその濃い出汁が影響しているのか、ほとんど販売していません。あまりに悲しいので妻に東洋水産客相に電話させて、果たしてどこに行けば常時入手できるのか問い合わせしたところ、関西ではイオン系のみでの販売である事が判りました。もっと販売チャンネルを増やして欲しい事と、絶対に廃盤にはしないで欲しい旨伝えさせたところ、客相担当氏はいたく感銘を受けていたようです。

が、しかし!イオンで見つけたのは良いのですが、特売対象外なんでしょう。5袋パックが¥498もします。日頃サッポロ一番でも¥298以下の時しか買わないのに、あまりにも高すぎます。諦めて帰りました。そのうち生活に余裕ができたら、清水の舞台から飛び降りる心境で思い切りよくふたパック購入するとしましょう。

 

次に好きなのは、私が高校3年くらいに登場した、中華三昧です。初めて食べた時は、そのノンフライの食感にショックを受けたものです。今まで延び延びのフライ麺をなんとなく食べていた自分の舌はどんな感性なんや、と。今思えば、確か一人前入り一袋が¥130くらいしたはずです。金持ちやったんやなぁ、あの頃。

前出のサッポロ一番は定番中の定番ですね。私は、塩→味噌→醤油の順番かな。今でも、変なラーメン屋の塩ラーメンよりはこれの方がよほど旨く感じます。日清の鉄板焼きそばも捨てがたく、マルちゃんのカレーうどんと双璧をなすやめられなさですね。時々、無性に食いたくなるんですわ。

カップ麺の中で唯一ランクインするのは、マルタイの長崎ちゃんぽん。これは外せません。入院中も適宜口にして和んでいます。安売率が高いのも高ポイントですね。

 

鍋で煮るから旨いのだ

やはり私はカップ麺より袋麺派のようです。

しかし在宅中は良いのですが、入院中はもちろん作れませんしキャラバンでも食後の鍋と器の処理が大変ですので、仕方無くカップ麺を買っています。そうなると長期キャラバンでも一泊の車中泊でも重宝するのが、アルミ鍋のうどんシリーズ。一人前¥98〜198程と値は張りますが、鍋も器も不要で、軽くすすげばアルミ缶と一緒に処分できます。晩メシには少々物足りませんので、そんな時はカット野菜と豚バラか鶏肉をまずスープで煮込み、少しずつうどんを入れて行けば簡易うどんすきの完成です。締めに玉子とメシなんかを放り込んで雑炊にするのも一興ですね。

 

なんか即席ラーメンからずれましたね。

それくらい、食欲が戻ってきた証拠です。

さあ、痩せた体を復活させる時期が近づいてきました。

食うぞ!

2018.3.28

 

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