妖怪悪燃費/雑感 〜食えるのは幸せ、しかし我慢するのも美徳〜
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2019.10.19 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
この記事は私の大食い日誌ですが、自慢ではありません。いや、そんなの自慢にはならんでしょう。
ただ、自分では大食いだと思ってても、大したことないのかもしれませんね。最近では妻以外には食をともにする人がいないので、同世代男性がいかほど食うのかわからないのです。
とにかく今は、燃費が悪い。
食っても食っても、肥えんのです。いや、そらあ成人病対策としては喜ばしいことなんですが、私はそんな状況ではありませんので、理想的には少し食って栄養を全身の良好な細胞に行き渡せることなんです。
大食いしても太らんのは、悪性腫瘍が栄養を横取りしとるのか、下痢が凄まじ過ぎて大半は内臓を素通りしている証拠でしょう。
ケモ2日目あたりは吐き気が来訪しますので、食欲はガタッと低下しますが、その前後が凄まじい。
例えば、先日は昼メシに病院食の鶏そぼろ三色丼が、ワカメスープ・サラダ付きで出たのですが、白メシの量を増やしてもらったものの200gに抑えたので、食った直後から腹が減ってしゃあない。
そこで、閉店間際の病院食堂に駆け下りて、ラーメンとライス大盛りを注文してがっつきました。¥500の追加投資は痛いのですが、闘病戦意を高揚し続けるためには仕方ありません。
病院食はだいたいこんな感じです。
上から、エビチリ・五目ちらし寿司・カツカレー・お好み焼き&焼きそば・海老&白身魚フライセット。見たら判りますね。
これらは総て選択食で、¥20高くはなりますが、2種類から好きなほうを選べますのでまあ満足できます。
しかし副食は付くものの、育ち盛り(ガン細胞が)の私に、足りるわけない。
私は見かけによらず変わっていて、仕事や登山・ツーリングなどで体力を大量に消費するときはあまりメシを食わずに、体内に貯留してある備蓄用脂肪を燃焼させますので活動しても空腹感は感じないのですが、なにもせずにボケ〜っと病床に寝転んでいるときは無性に腹が減るのです。
空腹感。
これを我慢するほどの修行はそうはありませんよね。性欲や物品所有欲などはどうにでも我慢できますが、食欲をコントロールするのは相当なパワーを消費します。
まあちょうど良い精神追いつめ鍛錬にはなるのですが、トレーニングばかりしていると疲れますから、たまには息抜きも必要です。
で、病院食堂に降りたり外出してラーメン屋に駆け込んだりするのです。
下へ続く
外食では麺類主体
ちょっと前までは、リンガーハットに足繁く通い、ちゃんぽん麺二倍増量無料ばかり食っていました。
最近、メニューにトムヤムクンちゃんぽん税別¥500が登場したので、ハマるかなと思いましたが、結局一回しか食ってません。ちょっと辛すぎるのと、スモールサイズしか無いので物足らないからです。
今は、というか昔からですがスガキヤに絶賛おおハマり中。
3枚の画像はそれぞれ別の日で、大好きな青ネギやメンマをトッピングしています。(各¥100)
名古屋人のソウルフードらしいのですが、大阪人の私にとっても馴染みは深い。子供の頃から、ジャスコなどの大手スーパーマーケットの食堂広場には必ずあったような覚えがあります。
あの和風とんこつ味のスープには、カツオ系魚粉以外に怪しい白い粉が混ぜてあって、それが中毒症状を引き起こしているのでは無いだろうか、と邪推するくらい美味いです。
頼むのは決まっており、肉入りラーメン¥430に、大盛り¥100とネギとメンマトッピングで合計税込¥730です。
スガキヤにその値段は高いかなあとも思いますが、せっかく週に1、2回、多くても5、6回くらいしか行けないので、まあ、金額的には満足しています。
腹の調子がよいときは、普通のラーメン(チャーシューは1枚のみ・トッピング無しレギュラーサイズ)¥330を、連続して二回食うときもあります。替え玉制度はないので、丸ごとおかわりですね。
そのほうが七十円も安くついて、満腹感は上ですから、金欠の時の裏技です。
これは、私が西へ向かう時の通過儀礼である、神戸市や東播地方を本拠とするラーメン2国の最上級メニュー、2国ラーメンです。
千円以上しますが、生の刻みにんにくとキムチ、大量の薄切りチャーシューで麺が見えません。これの特盛(麺二倍)を食ってたときもありますが、いまでは大盛り(同1.5倍)が限界です。私の大食いもたかがしれていますね。
和歌山や徳島など、とんこつ醤油をメーンにしたご当地ラーメンは数多くありますが、その中でこのラーメン2国のスープは私の中ではトップです。
これらは、在宅時やロケバン車中泊時の自炊の定番メニュー。
金が乏しい時はカレーや皿うどんを大量に作って一晩中食べたりします。飽きないかって?それが飽きやんのですわ。自分で自分の味覚にドンピシャ照準を合わせていますから、当然ですよね。
ちょっと財布に余裕があるときは、ステーキです。
なんちゅうてもステーキ。焼肉では脂が飽きてしまい、いまいち牛肉食った感が湧かないのですが、ステーキだといくらでも食えます。500gはいけるんちゃうかな。
それでも、翌日には大量排出してしまうので、あまり身には付いていない。なんでこんなに燃費悪なったんやろ。スティングレーやカマロ並みです。
私が自炊する話をするときに、外せないのがお好み焼き。
主に焼きそば用の麺を挟む大阪モダン焼きですが、この料理は鉄板が命です。これはお好み焼き店払い下げの、特注8mm厚の重たい鉄板です。
こんなのがロケバンにあれば天国なんですが、そうもいかないので自宅でのささやかな楽しみです。
私にとって、ビールの親友ナンバー1!
もっと財布に余裕があるときには、外食に出かけます。
私は大のとんかつ好きなので、かなりの確率でとんかつを置いてある店に。自宅の近くにもあるのですが、なぜかとんかつは遠方で食った方が美味く感じます。
鹿児島の黒豚、但馬のようか豚など、ブランド豚はもちろん美味いのですが、それよりも衣の具合と揚げ加減のほうが重要だと思っています。
ちなみに、病院食に出るのは生っぽかったらえらいことですから、黒っぽいとんかつであまり好きではありません。
かなり偏ったグルメ記事になりましたね。
当然です、私の大食い日誌ですから。
ラーメン・とんかつ・お好み焼き。
これらをオカズにして白メシを食うのも、もちろん大好物です。炭水化物だけでは身体が作れませんから、肉も大量に行っとります。
この歳でこの病気でこれだけ食えるのは、幸せなんでしょう。
この胃があるから、腸がどんどん劣化しても体格を維持できているのかもしれません。
頑張って遊ぶために、これからも食って食って食いまくるでしょう。
2019.10.19
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