一泊車中泊・奈良県御所市/車中泊 〜ゴロゴロと、仕上がり確認うれしくて〜
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2019.10.5~6 脱走車中泊河内〜山城〜大和往復
どうも、シバク・ドワレです。
土日ですので入院中の検査や治療はありませんから、外泊許可を得て車中泊へ行ってきました。
以前の記事で、入院にも飽きたので何のワルサをしてやろうかと書きましたが、小悪党の私にできる悪さなど、こんな程度です。せいぜいラーメンにコショウを掛けまくって、ヒーヒー言うくらいが関の山なんですわ。
ブログとは言え、今の時代ジョークででも悪さをした、などと書いたらシャレにならずに捜査されるかもしれませんね。私は決してクソ真面目ではありませんが、法律を犯すような、もしくは他人に迷惑をかけて喜ぶような性癖はありません。
敢えて文章にすることでもありませんが、触法行為などしていないのは事実です。
時々、法定速度を超えてるなあ。。。ってときはありますが。
先ずは、抗がん剤注入中に夢に見る、ラーメンから。
これは私のソウルフードの一つである、名古屋メシのスガキヤです。最近大量閉店が実行され、中京地区以外の存続が危ぶまれましたが、なんとか自宅から30分以内に2店、病院から30分くらいに1店が踏み止まりました。
大好きなスガキヤ特製のラーメン胡椒ですが、少々かけ過ぎたようで、元気と共に鼻水が出ました。
今日は京田辺市にある、アルプラザにて美味しくいただきました。
そこから南を目指し、奈良市の中心に在る平城京跡を通過します。
この遺跡、朱雀門などは復元されていますが、単にだだっ広い野原が広がるのみ。近鉄電車までが威風堂々と遺跡内を横切っており、自動車でも普通に通過できます。
我々も特に観光しに寄ったわけでは無く、近道しただけです。
奈良市を南北に縦断し、大和郡山市の手前で懐かしのCBX400Fを発見して、妻が器用に撮影しました。
いっときはプレミアが暴騰して150万くらいの市場価格を付けていましたが、今は落ち着いているようです。ちょっと異常でしたよね。
私が大学生の頃、カワサキのGPz400Fに乗っていた時に友人達はヤマハXJ400、スズキGSX400F、そしてこのホンダCBXと、皆で器用に乗り分けていました。
中型免許で乗れる4発の最盛期であり、レーサーレプリカの大ブームが訪れる直前の話です。
大和郡山市からは京奈和自動車道の無料区間がほぼ和歌山市まで開通しており、奈良市のR24以外は快適に走れます。
天気はまずまず、しかし10月も5日を過ぎたのに、暑い!
金剛山と大和葛城山も、なんとなく夏バテしてるように見えます。
今日の錨泊地である、京奈和自動車道御所南(ごせみなみ)PAに着きました。
と言ってもそこに特に目的がある訳でも無く、単なるパーキングエリアです。しかしここは完成してからそれほど日が経っておらず、トイレも清潔度AAランクなので、ちょくちょく車中泊をするだけのために訪れているマイ別荘地の一つなんです。
車中泊をしない人、若しくは何か翌日の目的のために止む無く車中泊をしている人にとっては、わざわざ自宅から50km程度にある、旅とも呼べないPAに車中泊のみのために行くなんて考えられないかもしれませんね。
しかし我々夫婦は、ロングキャラバンができない期間には、度々決行している年中行事の一つです。
月に何度かのマイキャンピングカーのリフォームの仕上がりを、自宅や病院の駐車場ではなく、本番の車中泊ポイントにて確かめる。
これくらい安く付いて、かつ快感を覚える遊びはありません。
もちろん、プロの仕事ではありませんから、リフォームに不具合が生じることも多々ありますが、この単発車中泊にてそれを修正し、来るべき10日以上の長旅に備えるのです。
PA内の物産館「御所の郷」には、地元の栗や鳥取の20世紀梨が並んでおり、気温とは裏腹に秋を感じます。
正午前にスガキヤラーメン肉入り大盛り・メンマ&ネギトッピングを食べたのですが、この朝まで三日間に渡った抗がん剤の点滴を抜いたところなので早くも回復期が来たようで、腹が減ってたまりません。
アルプラザで買ってあった牛肉ステーキ弁当を、まだ15時過ぎですがすることも無いのでいただきましょう。
価格を書くのもおとなげ無いですが、¥598にしては肉も柔らかく、とても美味しくてもの足らんくらいにペロリと平らげました。因みに妻も同メニュー。
妻は来週に控える資格試験の勉強がありますが、病院を離れた私にはホンマに何もする事がありません。
幸いにここは生駒山の山頂に林立するテレビ局の巨大アンテナ群からそうは離れていませんので、地デジ放送受信レベルは抜群の安定感。奇跡を起こした我が猛虎の試合を見ながら、チビチビグダグダとして闘病疲れを癒しました。
ここから更に怒涛の食欲がやってきて、散財します。
ここを車中泊場所の目的とする内の一つに、フードコートの定食系が充実しており、かつ旨いことが挙げられます。
しかしそこはあくまでも無料区間のローカル高速、1930ラストオーダーの20時閉店なのが残念。まだステーキ弁当からそう時間も経っていないので、大好きなトンカツ定食は翌日のお楽しみとして、ざるそば¥500を注文しました。
よくある冷凍そばでしょうが、奈良の田舎なので水が冷たくて美味いのでしょう、引き締まったコシのあるとても食べ応えのある逸品でした。
部屋に帰ってからは、買い込んであった漬物などで一献献上。
画像のように、両サイドの窓を開けた上で片方から外に向けてUSB扇風機を回してやると、空気が流れて実に快適なる空間に変貌します。
それも夜半には不要なくらい、適度に冷えてきました。
妻は資格試験の勉強に余念が無く、その背後で私は呑んどります。
ベッドを長く拡げたのは正解で、常に横に並んで座る必要が無くなったので、互いに目的が違う動作にも支障が生じません。
1年8ヶ月かかって、ようやくロケバンもキャンピングカーと名乗れる設備に到達したようです。
今日はMacBookは持参していませんので、iPad Airをカップテーブルに置いてブログ執筆やネットサーフィンを楽しみます。
このベッド後部のテーブルスペースも、思いつきでやって見ただけですが、成功したようです。
夜間の照明は、メーンとしては天井に貼り付けているDC12VのLEDテープです。
ズラリと並んだ豆LED電球の行列が二列ですから、そのままだと祭りの夜店の如く相当明るくて、無論消費電力もバカになりません。
そこで後付けでパーツを買い込み、リモコンにて100%→50%→25%と調光ができるようにしました。
読書や用事をする時は100%、テレビを観てくつろぐ程度なら25%などと使い分けができ、満足できるようになりました。
外から写したのは100%の様子です。ロケバンが不夜城の如く光り輝くのが判るでしょうか。
更に深夜になり、またしても腹が減ったので、先ほど目の前の売店で閉店直前に仕入れていた焼きそばパンを食らいましよう。
ここで、ステーキ弁当に次いで電子レンジの出番です。
30秒程度なら大した電力使用量ではありませんが、翌朝食べた電子レンジ調理豚汁を3分回すと、電圧の低下は著しいものがありました。調子に乗ってレンジでチン!ばかりの食卓を続けると、暗い夜を過ごす羽目に陥るでしょう。
下へ続く
夜が明けてもすることはなし
さて、明けて10/6。
田舎のPAアルアルでとてつもなく静かな夜を快眠し、いつもの癖で7時前に目が覚めましたが、特にすることも無いので二度寝。9時過ぎに本格的に起き出して豚汁をチンして食いました。
しかし、楽しみなトンカツ定食を供してくれるフードコートの開店までは、まだ2時間近くあるので三度寝。幸せやわぁ。
これこそが、別荘暮らしの真髄です。
家の近くでガツガツと観光してもしゃあないしね。ボケ〜〜〜っと車窓を眺めながら、寝転んどります。
待ちに待って、ようやくトンカツ定食小うどん付き¥980ライス大盛り無料にありつけました。
以前は大和豚だったらしいのですが、特記するほどの名産豚では無くなってしまいました。しかし肉の厚みと衣の具合が良く、揚げ方もドンピシャ私の好みなんですわ。
たっぷりの美味しいキャベツとともに、堪能しました。
さあ、月曜日からはまた病床にての養生です。
私にとっての主な仕事はそれですから、張り切ってがんをおとなしくさせましょうか。
次の車中泊はいつやろう。
2019.10.7記
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。