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キャンピングカーのサイズ/自作 バンコン キャンピングカー 〜大きくても小さくても、悩みは尽きぬ〜

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2019.2.16 キャンピングカー考察

どうも、シバク・ドワレです。

血液中の白血球数とこう中球数が激しく減少し、昨日の抗がん剤は延期になってしまいました。一回や二回飛ばすことより、重大な感染症に罹患するリスクを回避するためです。

まあ、これも治療の一環。嵐が過ぎ去るのをじっと待つことにしましょう。

 

さて、今日は過去にも度々触れている、キャンピングカーの大小サイズについて。

大は観光バスや20トントラック並みの、その辺のマンションより豪華なものから、小は軽トラの荷台にFRPで居住スペースを架装したものまで、百花繚乱です。

 

ちょうどその中間に位置するのが、私が自作したキャラバンスーパーロングハイルーフや、今やバンコンの代名詞ともなっているハイエースワイドスーパーロングハイルーフ。

それらと大きさはほぼ同じですが、2トントラックベースにFRPなどで架装したキャブコンがあり、バンコンと中サイズのキャブコンでほぼ国内のキャンピングカー需要を満たしているのが現状です。

 

大は小を兼ねるとのことわざがありますが、キャンピングカーに関しては当てはまりません。

何故なら、4トントラック並みに巨大なキャンピングカーを買ったところで、アメリカやオーストラリアならいざ知らず、こと日本では行動範囲が実に狭まります。

撮影したいと思える所や、有名観光地・高級旅館以外の秘密の素敵な泊地には、巨大なクルマを駐めるスペースなど無い方が圧倒的に多いし、魅惑的な山村や深山幽谷へのアプローチはめっちゃ細い道が大半を占めるからです。

豪華な設備に酔いしれて、道の駅やサービスエリアでの滞在しかしないキャンピングカーライフなど、私は年寄りになってもしたくありません。

下へ続く

小さいと取り回しは良いのだが 

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かつて我が家は、軽バンのホンダアクティで後部をベッドにして、夫婦でおしくらまんじゅうのような車中泊をしていた時期もありますが、もう戻れません。

いくら仲良し夫婦で、譲り合いやいたわり合いの精神が大事と言っても、狭いもんは狭い。

夜寝るだけならともかく、たかが120cmちょっとの幅・1.7mほどの長さで2人が食事やくつろぎタイムなどの生活を行うのは、無理があります。1人なら十二分に快適ですが。

 

その譲り合いがストレスになり、知らぬ間に険悪な雰囲気になったりします。

そんな精神的苦労をするくらいなら、オートバイでツーリングに出かけてビジホにでも泊まったほうがよほど癒しになりますし、4人用くらいのテントキャンプのほうがずっとマシです。 

軽の可愛らしいキャンピングカーは、やはりリタイア後のオトコひとりの県内ご近所旅とかに向いていると思います。高速道路もキツイですから。

贅沢な発想かもしれませんし、上を見たらキリがありませんが、狭い方にもモノには限度ってもんがあるんですよ。

 

狭いクルマだと必然的に泊まりで出かけるのが億劫になります。

しかし、せっかく買ったキャンピングカーなのに使わないともったいないから、と狭さを我慢して旅に義務感で出かけるなど、本末転倒も甚だしいと思えるのです。ましてや、それがブログのネタ作りのためならなおさら。

 

キャンピングカーは旅の道具であって、泊まりや食事を楽にするために所有するのであり、目的と手段を逆さまにはしたくありません。

ブログにしても、旅や遊びが楽しかったから書残すのだし、面白かった事を誰かに伝えたいから綴るのが本来の姿でしょう。

それが、まるで仕事の如く写真映えを求めて名所旧跡を必死で巡り、記事ばかり気にしてブログのために旅をして、肝心の心には何も残っていない。

そんな旅なら、まだ修学旅行のほうが素晴らしい。

 

狭くても頑張っている方には反論もおありでしょうが、私は闘病中のリラクゼーションとして旅をしていますので、悪しからず。

 

さて、物理的に狭いと危険なのが、車内での仕込みや煮炊きなどの調理です。

もちろん、これらは本来、キャンプ場以外では御法度のゲリラ行為。

道の駅などの場所によっては、車内で完結したとしても、調理禁止を明記してあるところもあります。ましてや、車外でのキャンプ行為などもってのほか。

 

そのため私は、火事と換気には最大限の留意を払い、外から見えず匂いも極力出さない車内調理を心掛けています。

なんでもかんでも完全禁止と受け取りそれに完全に従うとするならば、そもそも車中泊自体が禁止行為となってしまい、そんな旅はできなくなるでしょう。

看板に禁止と書いてあればその行為をしない。そうでなければ、周囲の状況に応じて行う。

マナーやモラルを遵守するなど、当然中の当然です。

 

しかし、未だに自動販売機から盗電をしている犯罪者や、駐車場が混んでいるのに自車の横にもう一台分スペースを陣取り、テーブルとチェアで食事をする行為を見かけます。

直接注意をしてケンカになるのもイヤですし、そのような無法者と関わるのも嫌いですので声は極力掛けませんが、あまりに酷ければ管理者に届けるか、夜間なら110番するようにしています。

キャンピングカーのなかにも悪い人はもちろん存在しますが、主にこのような悪事を働くのはミニバンなどの無改造車中泊者であり、無改造ゆえに電気や調理スペースの欠如から仕方なくしてしまうのかもしれません。

しかし、それは犯罪行為や重大なモラル違反の言い訳にはならないでしょう。

愛車を改造したくないのに車中泊や車内調理をしたいならば、既製品キャンピングカーを買えば良いのだし、それが諸条件により無理な場合は車中泊などせずに、ビジネスホテルにでも泊まれば良いのです。

 

金が無いなら知恵を出せ、知恵も無いなら汗流せ!です。

クルマに金銭や労力の投資はしたく無いがそういう行為をしたければ、迷わずテントを持ってオートキャンプ場へ行きましょう。無料や低価格のところも数多くあります。トイレが不衛生なところが多いので、私はそのようなサイトは利用しませんが。

 

家族が多いからホテルや高級キャンプ場なんか無理、キャンピングカーなんか買えるわけないだろ!と、開き直られても困ります。

誰でも無理なもんは無理、と様々な欲求欲望を諦めて、我慢して人生を歩んでいるのですから。それならば泊まりの旅行は諦めて、日帰りで家族仲良く遊べる施設はいくらでもあります。

要は、いかに工夫するかが旅の醍醐味であり、ワガママし放題を自由と履き違えて貰ったら困ります。

 

少々説教臭くなり教条主義的にはなりましたが、それらの迷惑者たちの所為で、本来なら自由に闊歩するのが目的の車中泊がしにくくなって来ていますので、書かせてもらいました。

どうか、全国的に車中泊が全面禁止になりませんように!

2019.2.16

 

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