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バンコンのナローとワイドを比較する/キャンピングカー 〜走るときは狭く、寝るときは広くなれば良いのに〜

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道の駅阿蘇にて


2019.10.8 キャンピングカー考察

どうも、シバク・ドワレです。

今日はキャンピングカーを含む車中泊クルマの、車両自体の幅を考えてみましょう。

 

私の自作キャンピングカー、ロケバン/日産キャラバンE25は、スーパーロングハイルーフではありますが、車幅は小型車枠である170cm未満に収まっています(169cm)。長さは499cm、高さはノーマル時で225cmですがルーフボックスを搭載していますので、270cmもあります。

最近のアルファードなどの大きなミニバンでは、長さこそ480cmくらいですが、幅は180cm超のものも多いですよね。

それが日産キャラバンやトヨタハイエースのワイド車だと、幅は188cmにも及びます。

ほとんどマイクロバス。

 

車中泊をターゲットにしたクルマを論じるのですから、停泊地に着いてからは車両は大きいに越したことありません。

もちろんそんな資金は無いから現状のロケバンを愛し続けますが、その理屈からすると私も予算が許すならどちらかのワイドスーパーロングハイルーフか、トラック型のキャブコンに乗り換えたい。それくらい、車幅は車中泊をするにあたり魅力的な要素なんです。

飲食やくつろぎのためのソファ&テーブルスペースとは別に、最後部に横向きに寝られるベッドを作れるし、縦に寝るとしてもギャレーや調度品を設置してその横に更にダブルベッドを設営できるので、車内レイアウトの自由度が格段に拡がるからです。

 

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しかし極めて悔しいけど負け惜しみで言わしてもらうと、そのような巨大なクルマだと、狭い道の通行時や駐車する時に選択肢が非常に限られる。

特に私は、マイキャンピングカーの愛称として「ロケバン」を名乗るくらいですから、業務取材時にも使用しています。

 

郊外の観光施設などなら一向に支障は生じませんが、都心のグルメ取材撮影時などでは、私のナロー(標準幅)キャラバンでも、5mも長さがあるので限界です。細い通りでのすれ違いやバック時、そしてコインパーキングでは対向車や隣の車に迷惑がかからないよう、細心の留意が必要です。

運転していて長さの20cm差はほとんど気になりませんが、幅が20cm広いと、差は歴然です。

当然内輪差は車長に対して発生しますが、幅がそれだけデカくなると追い打ちをかけて、曲がれない辻も出てくるのです。

 

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私の好きな城下町や江戸時代からの武家屋敷群ではそれが顕著で、ナローの日産キャラバンでさえルーフの高さで民家の軒先を引っ掛けないか、いつも目を皿のようにして運転しています。

そんな時は、いつもなら笑って返事をする妻の雑談も、完全スルー。運転士に話かけないでください。

コインパーキングでも、私の499cmキャラバンであっても多少鼻先がはみ出ますから、空いていれば隣が軽四の場所を選択します。

ぶつけるのはイヤですが、ぶつけられるのもいやなんです。

下へ続く

2台乗りたくてもハードル高し

まあ、もし幅の広いバンコンや、キャブコンを買うとしたらもう一台普段使いのクルマが必要でしょうね。

理想的には、取材や通院、スーパーマーケットでの買いもんには現行のロケバン。そしてロングキャラバンを含む車中泊には、キャブコンの二台体制かな。

なんで普段の買いもんにまでロケバン?軽四でええんちゃうのん?と思いますか?

それは、仕事や病院、スーパーでの時間待ち待機にキャンピングカーはとても便利だからです。

待機時に運転席に座って1時間過ごすととても長く感じますが、ロケバンのリビングでだとあっちゅう間です。PC作業などを行えるのもありますが、テレビをダラ見したり音楽を聴いたりできるので、滞在が苦にならないのです。寝過ごしてしまわないように気を付けなければなりませんが。

 

こうやって書いていると、やはり車中泊の対象車は、運転中と停泊時の快適性はトレードオフなのが再認識できますね。

要は自分の使途を熟慮して、流行りや雰囲気に飲み込まれないで選択することが重要だと思います。

2019.10.8

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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