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セミロングキャラバン 岡山・播磨漫遊二日目/自作 バンコン キャンピングカー 〜国を越え、播磨の海に我憩う〜

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2018.9.2 キャラバン備前〜播磨

どうも、シバク・ドワレです。

岡山県の吉備SAで朝陽に射られて、強烈な目覚め。

 

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サービスエリアにつき、方角で駐車場所を決めることはできません。

拠って、今朝は私の寝床を朝陽が直撃。窓を開けて寝ており未明の寒さで窓のみを全閉していましたが、日を遮る用意はしていませんでした。

ブラインドを慌てて閉めました。これが盛夏なら、その暑さにまず悶絶は免れない地獄の罰ゲームだったでしょうが、もう季節は進んでいます。


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吉備SAからすぐそこの岡山ICで山陽道を捨て、市内をうろうろ走った後、岡山〜明石市を結ぶ浜国の愛称で知られるR250へと進路を取ります。

 

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途中、R2を挟んで、前々夜に泊まった道の駅あいおい白龍城近くを通り過ぎて播磨シーサイドラインに入ります。

浜国と呼ばれるのは、正確には加古川〜明石近辺のみ。この辺りでは播磨シーサイドラインですが、近畿の瀬戸内には貴重なる風光明媚な海岸線を行きます。

 ひなびた漁港に、しばし時を忘れる

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程なくして、冬季は牡蠣の直売で賑わう室津漁港に着きました。

沖合には無数の養殖筏がありますので、半数はその従事者でしょう。残りは播磨灘での漁師だと思われますが、イカナゴ漁の最盛期でも無い今の時期は長いバケーションでしょうか。

大漁旗では無い、識別旗もどこか寂しげです。

 

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港のすぐ裏には、室津の街並みとして観光案内もされている古い街並みがあります。

特に保存地区ではありませんが、生活の匂いがしてこのましいですね。ただ、街中はかなり道が細く、大型のキャンピングカーでは立ち入らない方が無難です。

 

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今宵の宿、道の駅みつに到着。

関西ライダーの聖地、道の駅針テラスに比べるとこじんまりとはしていますが、なかなかのライダー集結ぶりです。海岸線を走る絶妙のワインディングとCBの姿に、私も二輪欲がウズウズしてたまりません。

 

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この海岸を見下ろす特等席は、道の駅みつの白眉です。

かなり高い吹き抜けになっており、コンクリート打ちっ放しの天井と壁はそっけないのですが、陽がまったく当たりませんので涼しく、吹き渡る風と相まって心地よいことこのうえ無い。

オブジェのように見えるベンチのカップルが、なにゆえ傘をさしているのかは不明ですが。

 

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二階は有料のBBQテラスの他に、自由に使えるベンチテーブルが備えてあります。

前錨泊地である、吉備SAを出発したのが10時。途中買い物を済ませても、ここに着いたのは13時過ぎです。

なにもせず、ゆったりとした時が流れる。

人で溢れる有名観光地など、私には無縁です。

特に、ブログやSNSに掲載するためだけにワザワザ撮影スポットに寄り、我が目ではその景色すら見ていない。そんなことだけはしたくない。

 

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我が別荘に帰ると、端っこが空きましたので一等地をゲット。

窓を開けると、見えるのは瀬戸内海だけです。

 

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ほど近くに、家島諸島がまるで洋上アルプスのようにどっしりと鎮座していました。

 

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直売処には、超高級魚アコウが売られるのも知らずに、ぼんやりとたむろっています。

100g¥500との事ですが、釣りを離れて長い私には、その価格が高いのか安いのかはもう判りません。

 

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お楽しみの夕餉。

今回のキャラバンでは、夕食に限っては完全自炊を標榜しています。これは、前日に山陽マルナカ新倉敷店で仕入れていた半額のジンギスカンセット。たっぷり三人前ほど野菜と生ラムが入っており、¥322です。やめられませんな。

座敷の居心地といい、この価格での食事といい、もう住んでも良いくらいです。

 

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他に車中泊者もおらず、聞こえるのは我が夫婦の話し声と秋を感じさせる虫たちのささやき、そしてグラスのロックをからからと手で回す音のみ。

 

こんな夜は、入院中に聞いてやれない妻の話を聞きながら、キャンドルの灯を眺めて至福の酒を呑むだけです。

 

電波の届かないテレビなど、二人の長い夜には必要無い。

 

入院中に寂しい思いをさせている妻の話を存分に聞いてやり、次のキャラバンやツーリングへの想いを永く長く話すのでした。

2018.9.2

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