入院・退院/闘病記 〜隔靴掻痒?否、麻姑掻痒〜
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2019.4.20 退院御礼
どうも、シバク・ドワレです。
都合4回のケモをこなし、今日退院です。
何回経験しても化学療法はつらく、反対に退院の悦びは一塩です。
調子に乗りまくって帰宅してステーキ250gとプリン×3をガツンと食ったのに、また痩せて71.5kgに。
総て体内から不良在庫まで引っ付けて一掃セールしたみたいです。リッター2kmくらいの身体になったんかな。燃費悪し。
以前はビール1L飲んだだけで2kgは肥えてたのに。
昨年の今頃は82kgくらいあり、ゴリラ体型だっだのが、ニホンザルみたいになってきた。グスン。マジヤバイんじゃね??ウッキー!
下へ続く
院内での精神安定剤
さてさて、仏教を例えに出すのは嫌いですが、私は四年前から現在に至るまで、まるで比叡山の僧侶が千日回峰するが如く毎週化学療法を自ら選択して行っています。週一回の投与ですが副作用は凡そ1週間継続するので、つまり365日副作用との闘いが死ぬまでずっと続くのです。
千日で終わりが見えるその高僧達の修行よりも、未来永劫続くだけにより厳しいかもしれない。死刑宣告された囚人が、執行されずにいつ来るとも知れない最期を待つかのように。
しかしながら、精神は破綻せずに現状を維持できているようですね。
元々が、一般的観点からすると破滅的な精神構造をしているのが功を奏しているのかもしれない。
病院では、私がいつ「せん妄」などの長期入院患者に顕著なる精神症状が発症してもおかしくない末期のがん患者につき、定期的に臨床心理士による巡回・カウンセリングがなされています。
目下、その彼女をおちょくると会話するのが私の院内に於ける精神安定手段。いや、26名在籍する病棟ナース達と、化学療法室の専門ナースを可愛がり生活指導するに尽くしてもらうのも効果適応かな。
さすががん専門病院、なかなか痒いところに手が届く。
対症療法だけが西洋医学ではなく、予防医学に依る心身の悪化を未然に防ぐ治療も適切に行われる事で相互作用が生じ、より良いがん治療になると私は思っています。
観念的な話にはなりますが、皮膚科の開業医であった祖父が草葉の陰から私の魂を治療して下さり、悪化を防ぐべく悪鬼達との戦いを見えぬところで繰り広げていただいているのかもしれません。
墓参は欠かさぬように心掛け、早速ご先祖様に退院報告に行ってきます。←退院後のロングキャラバンのこじつけ
2019.4.20
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。