副作用と中華風料理/闘病記&料理 〜ズルズルと、流しこんだら元気倍増〜
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2019.3.9 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
昨日、妻の希望でブラジル熱帯雨林の川にて購入したマルチ体重計が到着したので、たっぷりと晩メシを食った後に早速測定してみました。
結果
体重74.8kg→退院時(3/2)より2kg増加
BMI26.8
体脂肪率22.3%
筋肉量55.1kg(74%)
内臓脂肪14.5
基礎代謝量1601kcal
体内年齢47歳
判定は筋肉質の固太り体型。まずまずの結果です。
そんな事無い、太過ぎやろ!って?
実は今月初めまでの1ヶ月に渡る入院治療では、初めの頃に40度を超える高熱が続いた事もあり、体重が入院時に比べて7kgも少ない70kgまで落ち込んだのです。
しかし退院時には、1月の入院前に比して約4kg減まで復活しました。
身長が168cm程しか無いので健常者ならこれでも肥えすぎですが、筋肉量からしても現在がベストスコアな感じ。
仮に筋肉が落ちて60kg台半ばまで減少すると机上のデータでは一見健康的なようですが、歩くのも辛くなる懸念があり、ナースからはくれぐれも痩せないように念を押されています。
幸いなことに私はこの病気になって抗がん剤まで使用しているのに、中華料理や揚げ物、ステーキなどの脂肪分が高い食べ物が大好きですので、退院したら一発で元に戻ります。
特に将棋のいちばん強い駒の名前を冠した外食チェーンの油と脂ギトギトの中華風料理を食べると、体内に脂肪をたっぷりと蓄えられます。
食べた翌日には500gは体重が増えるほど。
私は日頃から自分の事を妖怪と自負していますが、実は野生クマ的体内組成が形成されており、食い溜めができます。
冬眠に備えて熊が食糧を秋にたっぷりと摂るように、抗がん剤治療で食べられなくなる時期に備えて入院前の一定の期間、バカ喰いするのです。
そして吐気が訪れて病床に伏せる間、蓄えた脂肪を燃焼させる事により食事をしなくともパワーはさほど落ちません。
さすがに1週間ほど食べないと体重が日毎に落ちるのが実感できますので、リンゴやミカンなどのフルーツは食べるようにして、完全に吐気が収まってからライスカレーなどの濃いモノを食べて身体を慣らします。
本来なら病院食でバランスを考慮するのでしょうが、そんなもの食べていたら世間の荒波をサーフィンする事ができませんのでパス。
ですので外出がめんどくさい時は食堂のカレーかラーメンライスを食べます。
これも病院食ですよね?食堂は病院の地下にありますから。
元気ハツラツになった暁には外出許可を得て中華風料理やリンガーハットの長崎ちゃんぽん、スガキヤラーメンなどを喰いまくります。
なんか麺類ばかりですが、しんどいときはそれですわ!
これらチェーン店の化学調味料スープをバリバリ飲み干したら、ラーメン丼の底に明日が見えてきます。
下へ続く
食事療法とは
ガンだから、これは食べてはダメ!
ダメなモノを食べるから、ガンがひどくなる!
そう思われますか?
いえいえ、好きなモノを食べられる嬉しさ、幸せ。
ドクター・ナースからのアドバイスで、チョコでもフルーツでも、なんでも口にできるものを食べなさいと言われる時の快感よ!
その口にできるものが、私にはカレーでありラーメンであり、中華風料理なのです。
あまりに指先のヒビ割れ・爪剥がれが痛いもんですから、こないだ買ってあったエレキギターを爪弾いて気分を変えました。
痛いとこを徹底的にいじめ抜くと、案外麻痺して楽になるもんです。
荒療治ってやつですな。
血が出るまで練習しました。
2019.3.9
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。