最後の晩餐/料理 〜オイスターよ、なぜにおまえは旨いのか〜
スポンサーリンク
2019.2.4 料理の手順
どうも、シバク・ドワレです。
今日で、入院5日目。冬眠しとります。
入院前夜に最後の晩餐をすべく、青椒肉絲もどきの豚モモ肉とピーマンのオイスターソース炒めを自作して存分に好物を堪能したので、その至福を思い出しつつ。
55男の手料理なんぞたかが知れとるわけですが、この料理だけは自分のがいちばん美味いです。
そらそうですわな、好みの切り方と味付け、炒め方なんやから。
豚モモ200gくらいとタケノコのカットしたやつ(便利どすなあ)、ピーマンの細切り。干し椎茸の在庫が切れていたので生椎茸のスライスです。干し椎茸の方が圧倒的に出汁が出て美味いのですが、良いヤツは高いしね。
今日は食感を出すために豚ももは背を高めに切り分けました。
まず、キンキンに熱くした20年ものの中華鍋でピーマンの炒めから。
胡麻油をチョビッと垂らして風味を付けるだけで、ほとんど油敷きは不要です。充分鍋に染み込んでますので。
余談雑学ですが、まったく料理をしたことがない人や、何回か中華鍋を使ってみたけど焦げるばかりで。。。ってかた、中華鍋やダッチオーブンなどの鋳鉄製品は、洗剤で洗ったらあきませんよ!
わざわざ馴染んできた油分を洗剤でむしり取る行為です。
新品をおろすときに空焼きして油をなじませるくらいですから(シーズニング)、絶対に禁忌です。実際に20代の女子で知らずにゴシゴシと洗剤スポンジで洗った子がいました。
ではどうするか?
それは、オートバイマフラーの音量を下げて車検通しにも使う、カナタワシ(網あみのやつ)で、徹底的に汚れを落としてから水道水で洗い流し、その後にまたまた空焼きして乾燥させてから、油を塗るんです。
じゃまくさいって?
そう、男の料理は手間を惜しむとできんのですわ。
私は中華鍋+ダッチオーブンに加えて、さらにこんなサッポロビール園謹製のオリジナルジンギスカン鍋まで買ってしまいました。
さてさて、豚モモのほうは別の器にて、醤油・酒・味醂・塩胡椒・胡麻油・豆板醤をタップリと染ませてあります。
そしてピーマン・椎茸・筍の繊維質三兄弟に火を通した後、別皿に移してブタを炒めます。
で、関西人御用達の元味覇(ウェイパー)、現創味シャンタンとオイスターソースのみで味を調えたら出来上がり。
早速二つの皿に盛り分けましょう。
この日はちょうど期限間近の北陸土産、のどぐろの乾燥味噌汁がありましたので、よき定食になりました。
下へ続く
さて、白米の方は
最近、土鍋炊飯に凝っています。
てか、ウチには炊飯器がない。。。
妻はこの土鍋だと重くて洗えないのと、火の管理がとてつもなく大変なのでガラス製の電子レンジ用炊飯鍋を用いているようです。
私はこの土鍋を買ってから、まだ炊飯に失敗した事がありません。水の量は、指先をちょこっと浸けるくらいで、目分量です。
永年の勘ってヤツですな。
それくらい土鍋は包容力たっぷりに、優しく炊き上げてくれます。
始めチョロチョロではなく、最初から豪快に強火で行きます。
取説には中火でと書いてあるそうで、妻は絶対焦げる!と言ってましたが、そんな事はありません。
そもそも、取説なんか所詮平均点を取った、クレーム対策の紙切れ。
料理の味付けレシピにしてもそうですが、火力や舌の好みは千差万別なのに、書いてある通りにやっても上手くいくはずありません。
で、中蓋が沸騰によりコトコトとダンスしだしたら、一気に弱火へ落とします。
すると、ここで初めて蓋の穴から蒸気が噴き出ます。
ヤキソバは炒めている最中は湯気が出ないのに、火を止めた途端に噴き上がるのと同じ理屈ですね。
ここからが勝負、焦がさないようにコンロの前に椅子を置いて、じっくり鍋の蒸気を観察します。
コトコト踊りが収まり、やがて湯気も出なくなると。
さあ、炊き上がりました。
これは、10分蒸らした後。先ほどの料理初心者のかたに申しますが、必ず炊飯後の釜の飯は、蒸しあげた後にかき混ぜましょう。これをしないと、あとのおかわりが不味くなります。
土鍋みたいな茶碗を愛用しているので画像が代わり映えしませんが、よそったあとです。
コンデジがへぼかったので不味そうですが、ツヤツヤで美味かったですよ。
いただきます。
ごちそうさまでした。
2019.2.4
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。