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キャンプ料理 トマト角煮・ダッチオーブン/オートバイ 〜標高が高くとも、暑いものは暑い。しかし、爽やか〜

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2018.7.24 高山チョッパーキャンプ二日目調理風景 泊地滞在

どうも、シバク・ドワレです。

タープも張り終えて、朝食には前日自宅で作ってシャトルシェフに入れてきた豚汁を振舞いました。前夜食べなかった酒のアテも出して、早朝6時から酒宴です。

 

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このシャトルシェフサーモス社製だけあって保温力は抜群です。

もう買ってから20年くらい経ちますが、いまだに現役第一線。保温力が高いということは、外気が入りにくい。つまり、雑菌も侵入しにくい訳です。

今回はツーバーナーを持参しましたので、何かと便利でした。かさばるものは、現地では便利。これがギアでもキャンピングカーでも、キャンプ道具のセオリーですね。

 

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私のロケバンから、T先輩所有の銀色デリカD5までが我々のサイトです。

まだ午前中ですので、ほとんど参加者は来ていません。

 

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10時半になり、立ち寄り温泉がオープンしましたので皆で汗を流しに行きました。

このほおの木平スキー場駐車場は、登山シーズンには乗鞍岳への登山バスの乗り場も兼ねています。その一角にあるロッジ群のひとつ、ジョイフル朴の木が天然温泉を日帰り客にも開放してくれており、とてもとても助かります。

通常は大人¥600のところを、この日はミーティング参加者に限り¥500の団体料金にしてくれていました。感謝!

 

大阪や京都の粘りつくような暑さはありませんが、やはり盛夏。暑いものは暑いのですが、そんなときは温泉で汗を流して体内もあっためておき、そしてビールとフルーツ!

これ以上に贅沢な空間は、上げ膳据え膳の宿屋旅行ではなかなか味わえないでしょう。常にクーラーが効きすぎていますから。

 

 

さあ、初挑戦メニューのお味は 

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本日のメニューは、初挑戦のトマト角煮です。

ネットで仕入れた情報を頭にインプットしておき、食材の買い出しも前日に大阪で済ませておきました。下ごしらえは現地でアシスタントの妻に任せて、調理はシェフである私の出番です。

まずは中火でじっくりとダッチオーブンを加熱して、熱が均等になったらキャノーラ油を満遍なく行き渡らせてセロリと玉ねぎの粗切りをきつね色になるまで炒めます。

 

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いい色に炒め上がれば、一口サイズに切った豚バラブロックを投入。

同じく中火で、豚に焼き色を付けます。ここでしっかりと豚バラの表面を焼き固めておかないと、中の脂が溶け出してパサパサになってしまいます。

 

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調味料は焼酎と甘口の九州醤油、砂糖と塩コショウです。

全部を瓶のまま持ってきても邪魔ですので、砂糖と塩はナイロン袋にあらかじめ適量を配合して持ってきました。

豚の表面に火が通ったら、調味料投入です。鷹の爪を二本、この段階で入れました。

 

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このあと、T先輩が用意してくれたBBQ台にダッチオーブンを移して、強火にかけます。

煮汁は水を一切使わずに、焼酎のみ。火が強いので、焦げ付かないよう留意しながら煮立ってから20分ほどでツーバーナーに戻しました。

 

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ツーバーナーはごくごく弱火にして、ダッチオーブンの蓋に炭を載せます。

こうする事により、家庭で普通の鍋をコンロにかけたのとは別物の料理が出来上がるのです。圧力鍋は使ったことがありませんが、それ以上に全体に均等に火が回るので、今回も楽しみです。

 

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トマト3個のざく切りを投入して、さらに1時間煮込みました。

出来上がった時には真っ暗で、配膳するのに大忙しで写真は撮れませんでしたが、テーブルを囲んだ10名ほどメンバーは皆さん大喜びしていただきました。唯一脂身が大嫌いなT先輩を除いて。。。

 

トマトやセロリ・タマネギなどの野菜はすべてトロトロに溶けており、そのエキスが満遍なく豚バラに染み渡っています。

角煮を口に入れた途端、とろけるように崩れて行き、あまり噛まなくても飲み込めます。かと言って、脂身だけを食べているようなしつこさはまったくありません。角煮の赤身自体はしっかりと残っているのですが、それがサクッサクッと舌の上で分かれて行くのです。

自宅で普通鍋で豚角煮を調理した時は、表面は柔らかいのですが中に行くに従い、豚独特のザラッとした感覚が悪い方に出て、カスカスになったものです。それがダッチオーブンだと、全体にサクサクとほぐれるし、中心部も表面も同じくらいに甘味が行き渡っていました。砂糖を少なめにして甘口である九州醤油を使ったことも、くどくなくトマトや玉ねぎの自然な甘みを引き出してくれたようです。

主役が遠慮しながらも堂々と演技をこなし、脇役は盛り立てつつそれぞれの個性を発揮した、素晴らしいミュージカルでした。

これは自画自賛ですが、ヒットです。デビューしていきなりレギュラーに昇格しました。次回からは丸鶏の蒸しあげと共に、我が家のダッチオーブン料理の定番になるでしょう。

 

普通の豚角煮が中華料理としたら、このトマト角煮はイタリアンに近いです。チリソースほど辛くもなし、エスニックほど酸っぱさや衝撃的な味わいもなし。イタ飯屋で働いたことのあるAちゃんが、パスタにかけても美味しいのでは?とアドバイスしてくれましたので、レパートリーが増えましたよ。

まさに和洋折衷、たいへんおいしゅうございました。

ビールにも焼酎にもウイスキーにも、そしてフルーツカクテルにもとても合い、至極満足。って、どんだけ呑むねん!!

2018.7.21の思い出

 

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