三脚とリモコン/撮影 〜痛いの痛いの飛んでけ!〜
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2019.9.11 業務撮影
どうも、シバク・ドワレです。
今日まで銀座に本店がある老舗の化粧品メーカーの依頼仕事で、電気が通じるほうではない超大手広告代理企業も関わってますので、やりがいのある仕事でした。おとといから三日連続の、久しぶりのお仕事感。生きてるなぁ。
と、私の業務内容はどうでもよく、カメラと三脚の相関関係です。
おっと、その前に。
グロテスクであり、医学や病気に興味無い人にはまったく建設的では無い話でしょうが、これでも末期がんブログなので。
これは、分子標的タイプの抗がん剤、いわゆる分子標的薬の一種、アービタックスの顕著な副作用である、爪囲炎(そういえん)です。
その薬は、読んで字の如く私のがん細胞を分子レベルで攻撃するのですが、通常の抗がん剤よりも強力に、正常細胞の中で代謝の激しい細胞にも攻撃作用があるために、がん細胞と似たような組織である爪の周囲に炎症が起こりやすいらしいです。
私の場合はなんとも間の悪いことに、右の親指に出ました。
そう、私は右利きなんですわ。
みなさん右手で、親指と人差し指でOKマークを作ってみてください。ちょっと古いけど、ローラがやってたやつ。
できましたか?
その、人差し指と引っ付けるところの親指の爪右側に激しく炎症が生じました。ですので、オッケーをする時(そんなんせんけどww)やモノを掴むときに患部が当たると、出血して激しく痛むんです。
私の生命線、カメラを持つ時にも痛むし、Macのキーボードをブラインドタッチする時にもズキズキ。
ツーリングはしましたが。
だからどうした、と言われたらそれまでなんですが。
抗がん剤の治療と副作用ってこんなんやねんなぁ、と知ってもらうために書いてるだけです。書いたからってどうにかなるもんでは無いのは百も承知。
こんな痛み、重たい火傷や四肢の切断などに比べると些少な事なのも、頭では理解してるんです。男なら痛いと言わずに我慢せえよ、って事も。
が、長く持続する痛みではありませんが、その何かがぶつかった時に瞬間的に訪れる痛みに、思わず
「イタっ!」
と声を上げてしまうんですわ。
酷いのは右親指なんですが、左手の人差し指と中指、右足の親指にも気配が出てきました。
しかし、朗報。(私にとって)
今日まで仕事が続いていたのでカメラを持ったりするためにバンドエイド(百均のパチドエイド笑笑)をしっかりと右親指患部に巻いていたので、そのためになかなか乾かずにジュクジュクと膿んでいたのです。
それが、今日の昼から何も巻かずに空気に触れさせていたところ、乾いてカチカチになりました。表面を撫でても痛くありません。押すと痛みますが。
このまま角質化してくれたら私の勝利で、痛み悪魔の負けです。
いつまでも負けてられるか!
下へ続く
さて、カメラと三脚のおはなし
またモノ自慢かよ、と長年の神さま読者のみなさんは思うでしょうが、商売道具であり、金持ちの道楽ではぜんぜん無いのでご容赦ください。
まずは、愛機NikonD4。
言わずと知れた、世界のNikonが誇るプロ用の名機です。
Dはデジタル機、数字の1桁がプロ機を表しています。アナログ時代の昔はFから始まりF2.F3と続いてF6まで生産されたのですが、私はF5の2台持ちで銀塩機を終えて、D2Xsからデジタル機へ移行しました。
既にかなり前にD5が登場してますから、D4sを挟んで二世代前のボディですが、カタログスペックを追い求めない限り通常のweb系仕事なら充分耐えられる性能です。画質も色も。
愛馬のオートバイ、ホンダX4 typeLDは一代限りで生産を終了しましたが、 ロケバン(日産キャラバン)のほうは、何十年も前から現在も生産を継続しているロングラン業務車両です。ロケバンはフルモデルチェンジしたNV350キャラバンの一つ前の旧モデルですが、性能は十二分。
むしろ新型より排気量が大きいインタークーラーターボなので、走りは上みたいで、形が最新式でないだけです。
Nikon D4が、ちょうどそんな感じかな。D4よりもD3のほうが発色は気に入っているくらいですから。
天体写真や深山幽谷の侘び寂びを撮る時には、最新機材の高い感度対応を欲しい時もありますが、そんな仕事の依頼は無いのでノープロブレム。暗いとこ好きで金持ちのヒトは、最新のカメラを買って経済を循環させてください。
難点は、バッテリー部分が切り離せないので、スナップ時にもこのクッソ重たいボディを振り回さなければならない点でしょうか。
そのため、遊び用のD5300というちっちゃなアマチュア機を持っていますが、業務使用する事はありません。機能を設定・呼び出すのに時間がかかり過ぎるからです。
まあ、D4とD3を両手に持って撮影しまくり、腕力トレーニングに活用してますが。
今日の主旨は、ボディの自慢ではなくこの三脚の紹介にあります。
これは電車移動取材時に使用するスリックのカーボン三脚ですが、このクソ重たいD4ボディを載せても、まあ安定します。これよりもっと細くて軽いカーボンを夕景夜景用にロケバンに常備していますが、流石にそちらは風が強い時は怖い。
これが三脚を選ぶときのポイントで、ボディ(+レンズ)の重さとの兼ね合いなんですが、無風時はなんともなくても、強風の影響を考慮しないと、吹っ飛んで大切なカメラがオシャカになります。
店で三脚の新品を買うなら、自分の愛機を持参して実際に装着させてもらい、グラつき度合いをチェックしてください。
携帯性と安さを優先するあまり、細過ぎる三脚を買うくらいなら付けないほうがマシです。何故なら、カメラの自重で細い三脚が揺れてしまい、手持ちの時よりもブレるからです。
しかしながら、あまりにも太くて重たい三脚をアマチュア向けの小さなカメラのために買うのもオーバースペックでありムダですから、実際の使用目的とカメラに応じた選択が必要です。
三脚を使用するなら、セットで使いたいのがリモコンシャッター。
これを使わずに細めの三脚を使用すると、シャッターブレと言って、指がシャッターを押す衝撃でブレてしまうのです。
昔で言うところの、シャッターレリーズですね。ケーブル式とワイヤレスがあり、どちらも純正と汎用品がありますが、アジア製のノーブランド品ケーブル仕様を使うとボディへ異常電流が流れてコンピュータが壊れますから、純正をお勧めします。これはバッテリーやバッテリーグリップなどにも言えることです。
パチノックスなどの機械モノで無ければパチモンでも充分なモノもありますが、電子部品に限れば偽物を買うのは怖いです。
高いことには理由があるのです。
詳しい三脚のおはなしは、過去記事をご覧ください。
それでは、もうヒマにつきブログを再開しますので!よろしくお願い申し上げます。
2019.9.11
P.S.業務連絡、業務連絡。
オレンジさ〜ん、届きました!
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。