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ベースキャンプ/雑感 〜しとね、いえ。ねぐらに秘密基地〜

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2018.5.11 エッセイ     画像:ロケバンリアハッチ・キャラバン中なので泥まみれ

どうも、シバク・ドワレです。

タイトル通り、BCへの想いです。

残念ながら私は海外ではヨーロッパアルプスの山小屋経由の登山しかした事がなく、ヒマラヤ遠征の経験はありません。ですので本格的な遠征用BCではなく、日本の山や遊びでのベースの話です。

最初に思いつくのが、剱岳を間近に望む剣沢三田平のBC。大学山岳部の夏山合宿ではさらに下部の真砂沢出合にBCを設けて岩登りする事が多いのですが、我が部では伝統的に上部の三田平に設営していました。県警の山岳警備派出所がある所です。

多い時で300張ほどのテントが立ち並ぶその快適なキャンプ場(もちろん、剣御前との峠を越えて登山しないと行けない、アルプス深くのテン場です)に、私が主将を務めていた最盛期には4張のテントを設営してリーダーテント・アタックテント・サポートテントなどに分けていました。

大腸がんが肝臓に転移して切除した翌年に登った劔山行では、さらに手前の雷鳥平にダンロップ2テンを張り、往復14時間くらいかけてヒーヒー言いながらなんとか登頂しました。

 

www.alpineclubsekitori.club

 超超長文注意

 

現在の主力BC

登山を離れたいま、BCと言えばキャンピングカー・ロケバンです。

撮影・ピクニック・花見・公園徘徊・オートキャンプなどなど、様々な遊びや仕事の良き基地として活躍してくれています。既報の通りこれに辿り着くまでショップ製の既製品キャンピングカーにも乗りましたが、私はどうも人任せのお仕着せは性が合わないようで、車内を自作するほうが落ち着きます。

現地に到着した後のBCとしてはトラックに家を架装したキャブコンのほうが居心地が良いに決まってますが、そこに辿り着くための道中と、普段使いが全く話になりません(私にとって、です)。

キャブコンにもいろいろありますから、小型のものにすればコインPなどに入らないこともないのですが、そうなるとエンジンが非力で高速道路や山道でストレスがかかるのです。その点、いまの日産キャラバンはハイルーフでスーパーロングですので巨大ではありますが、なんとか5m×1.7mに収まっていますから普段使いができていますし、エンジン出力に依る走行性能は文句なしです。おまけにチェアキャブ(福祉車両)ですから、乗り心地は前者グランビアに勝るとも劣りません。

 

そして、オートバイでのBCとなってくれるのが、テントです。

現在所有しているのは、モンベルクロノスドーム2テン・ダンロップ登山用2テン・モンベルムーンライト5型4テン・ダンロップ登山用H型6テンです。

クロノスドーム以外はいずれも2〜30年はざらに経過していますが(一番古いダンロップ2テンは36年もの!)、防水に目立った劣化はなく、バリバリの現役として使用しています。この点から私は、テントやシュラフ、シューズやウェアなど生命にかかわるギアは高額ですが有名ブランドを選択し、消耗品は中国製の安価なものを買っています。

登山に特化したブランドは、イニシャルコストこそ高くつきますがランニングコストは不要に近いですし、買い替えがほぼ不要な点などから結局CPは優れています。

 

あと余談に近くなりますが、やはり何と言ってもベースキャンプの最たるものは、自宅でしょう。これがないといくらキャンピングカーを所有していても税金を納めるべき住所の所在が作れませんし、郵便物も届かなければ充電にも困ります。

そんなこと今更言わなくても、普通は居宅を作りますよね。大型であっても小型としても、キャンピングカーだけで暮らすのは、現状の日本では相当厳しい環境です。

ついでながら、闘病のBCとなるのが現在入退院を繰り返している病院。

これがないと死んでますし、点々と病院を変えていたのでは快適な治療は困難を極めるでしょう。

 

最後の二点は、本当におまけです。

やはり私にとってのBCとは、屋外に出かけて様々な土地を訪れ、そこでの拠点を意味します。

 

人生のベースキャンプは、妻の柔肌ですけどね!

2018.5.11

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