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トワイライト/雑感 〜夕闇には幻想と不思議が潜むのか〜

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2018.5.21 エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

 

幽体の離脱を終えて病室へと舞い戻った私の精神。帰路、夕暮れのグラデーションにしばし魅入りました。朝焼けも好きなんですが、なぜか夕方の陽が落ちた後の方がより好みです。心に闇を抱えている証拠なのでしょうか。

朝、眩いばかりの陽光に起こされて、ああ、これから起きて働くのか!と憂鬱になるよりも、陽が沈んだ後のアルコールタイムに心躍らせるからかもしれません。基本的に学校や仕事は大好きな性分なのですが、若かりし頃、日曜日の夕方にサザエさんのフンがホッホ!を聴くと、明日から始まる1週間に休みが終わる気怠さを重ね合わせて悶絶したものです。

それが今ではフリーランスのクリエイター兼闘病患者ですので、あまり曜日が関係無い。得意先の一つである週刊誌をもじり、「毎日が日曜日」の身分となるのも遠くないでしょう。曜日に関係無く働いて来たこの20数年ではありますが、あまりにも世間と隔絶すると益々妖怪度が深まりますので、主にテレビジョンで曜日感覚を掴んでいます。

ゴールデンタイムと呼ぶくらいですから、やはり土日の夕方〜夜にかけてが各局力の入れどころみたいで、私のようなテレビ音痴にも取っ付きやすい番組を多く放送してくれています。しかし、病室ではテレビが有料ですので、そんな事に浪費したくない私は入院中はまず観ません。

 

テレビにとらわれない生活

一度観ない習慣が身に付くと、帰宅した時やキャラバン中でも、あまり観る気が起こらない。そんな時は音楽を聴くか、部屋やクルマの窓から眺める黄昏れに身を任せます。濃紺から薄い紫、アイボリーから暖色へと、いっときとして同じ表情を見せない大気のマジックに、ついグラスを重ねる我が身を嘆き。もう少しアルコールよりもアーティスティックな感性を磨き上げておれば、多少マシな生活を営めたかもしれません。

いや、感性などは磨くものでは無く、生まれついての光り方ですね。才能に原石などは無く、最初から兼ね備えた者だけが溢れる資産を享受できるのでしょう。いやいや、相続問題で苦しませるよりも、その時刹那の幸せを妻には与えてやりましょう。4年で沖縄県と宮崎県以外の45都道府県を制覇した我が夫婦ですが、まだ観ぬ日本の秘境は数知れず。

トワイライトの撮影に拘り過ぎると車中泊/キャラバンの白眉である夕方の宴を逃しますので、それは心のシャッターを押してグラスに映しこんで楽しむとしましょう。

 

夕暮れこそ私の活力! 

2018.5.21

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