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電子レンジ/自作 バンコン キャンピングカー 〜チン!それだけでメシをくらふ〜

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2018.8.20 キャンプのスタイル

どうも、シバク・ドワレです。

短い短い9日間の娑婆でのサマーホリデーを十二分に堪能して、今日から入院です。

土曜日に保津川でラフティングを楽しんだのですが、画像データを自宅に忘れたので後日掲載予定。

 

さて、キャンプで電子レンジ。その文言だけで違和感を覚える方が大半でしょう。私も、現役アルピニストの時分はそう感じていました。自宅と変わらない環境で、何がキャンプやねん。電気?そんなもん、原始人は使ってへんかったんや。

そう偏った思いの持主でした。

しかし、末期がんになり万年下痢などの副作用と闘う日々となったいま、健常者の如くどこででも飛び跳ねる訳には参りません。

自分がより高くより困難な遊びをしている時は、そうでない人の事を見下しがちです。俺はこれだけ凄い事をしているんだ!なんだ、家に引きこもっている軟弱な者達は!それでも生きているのか!

こんな驕り高ぶった、間違った思想の持主だったのかもしれません。

人間は弱いもの。

自分ができている事は、他人もできて当然だと思いがち。

しかし、それは大いに誤りだった事を遅まきながら死を予感させる今になって会得できました。

 

バカにするもんはさせときゃ良いんです。

究極の岩登りをしないと登山ではない、ハーレーじゃないとアメリカンバイクではない、大型のキャブコンやバスコンじゃないならキャンピングカーではない。そんな偏狭な考えの持ち主にはなりたくありません。

遊びも仕事も、そして生活そのものも、十人十色です。

ハイキングだって登山の一ジャンルに間違いありませんし、国産の250にだってアメリカンバイクはある。軽バンの荷台をフラットにして洗面ギャレーを積めば、もう立派なキャンピングカーです。

みんながやるからやる、流行ってるからやる。

ブームが去って、誰もしなくなったら自分もやめてしまう。

そんなミーハーな遊びこそ私が最も敬遠している事ではありますが、逆にトップを目指さないなら認めない、究極の理想と違うならしたくないなんて、私の思想からは遠くかけ離れています。世間的理想が手に入らないなら、自分だけの理想を創れば良いのですから。

付和雷同より創造を


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誰もやらない事をやり、共にやろうと結託した仲間が離れて一人になろうとも、自分だけでも初志貫徹してやり遂げる。高らかに宣言した事はなにがなんでもやり遂げるが、宣言せずに密かに実行して、成功した時だけ発表する、なんて事はしない。

それこそが私の生き方です。

 

という訳で、まったく関係無さげですが、マイキャンピングカーに電子レンジを積んでキャラバンに出かけてみました。

さっきのたいそうな話とどう繋がるんや?

それはつまり、

「アウトドアキャンプとは焚火をして原始的な料理をしなければ認めない。車中泊や電源なんてもってのほか、テントを張り鉄鍋で調理しないなら野外遊びとは認めない」

などと思う人がいるとしたら、そんな方は自動車バイクはもちろんテントなど使わずにワラジを履いて菅笠と蓑を持って全て徒歩で現地に赴き、いやそれさえも道具を使ってますから、まっ裸で裸足で歩いて山や海岸に行き、自らの手で倒した獣や魚の生肉と雑草だけで飢えをしのぐ遊びをしたら良いと思います。

ある道具を否定するのなら、総ての道具を使う権利など無いと私は思うからです。

そんな人になら、電子レンジを使ったら野外遊びではないとの意見に耳を傾けましょう。それでも決してその意見に同調しませんし、電子レンジを使うことは辞めませんが。

そんな意見は暇つぶしに聴くだけです。それに飽きたら聴くことさえ辞めて、そんな人から離れて自分の遊びに没頭するでしょう。自分の趣味嗜好を他人に押し付けるひと、そんな人は無視するか徹底的に論破するか。それが私のやり方です。

 

で、使ってみた感想。

便利ですな。

私は135Wのインバータしか持っていませんのでAC電源を確保しないと使えませんが、それは行程中3日に一度くらいはどのみち取り入れますので、電源がある時に使えばいいのです。発電機もありますしね。後はコンロでフライパンを使用すればなんなと料理は出来上がります。

凝る時は徹底的に。手抜きするならとことん楽をする。これですな。

 

自宅ではあまり冷凍食品を食べませんので知りませんでしたが、実に様々な美味いものがある。今回は、パックごはんとパスタ、あさりバターを試してみました。

電子レンジのパックごはんなんて、10年以上前なら不味くて食えたもんやなかったけど、実に美味い。パスタなんか、解凍時間にさえ気を配ればファミレスのより余程美味い。あさりバターに至っては、居酒屋の中でも個人店でこだわりのあるマスターが作ったレベルです。

難点は、少々値がはる事でしょうか。

それでも、惣菜ばかりを買ったり外食するのに比べたら、大したことありません。なによりも、冷蔵庫から出した冷凍食品を皿に移してチン!

実に便利です。

 

日頃、自宅の厨房で鍋を振る身としては、キャンプに出かけてまで極力調理なんかしたくありません。ましてや、退院したその足で旅に出ている時など、少しでも楽に旅をしたい。しかし旅館のお仕着せ会食料理など、頼まれても食いたくない。

私にとっての旅とは、景色を眺めてボーっとする事。それに尽きます。メシなんか、食えたらなんでもいいんです。

仙台に行ったなら牛タンを食わないと行った甲斐がない、鹿児島を訪れたら黒豚を食わないなんてアホや。そんなカタログみたいな旅はしたくありません。

ガイドブックの景色が気に入ったから、その写真と同じ写真を撮って周る。ガイドブックでは晴れているのに現地が雨なら文句を言う。そんな愚の骨頂とも呼べる旅行の仕方はわたしの最も嫌いな事です。

 

どうです?

私のへそ曲がり、錆びついてないでしょうか?

磨きがかかってますか?

それなら良いのですが。

もっともっとキンキンにヘソを曲げながら毒を吐き、長生きしたいと思います。

2018.8.20

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