北陸キャラバン 駆け足観光つかれ旅4日目(最終日)/自作 バンコン キャンピングカー 〜ひなびた湯に隠れた名車を発見し〜
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2018.10.19 キャラバン加賀〜越前〜若狭〜近江〜山城〜河内
どうも、シバク・ドワレです。
夜半にここ道の駅山中温泉に到着、入浴受付締め切りの10分前に慌ただしくひとっ風呂浴びてグゥグゥ寝ました。
田舎や山奥に良くある真っ暗な道の駅なので到着時には気づかなかったのですが、起きて散歩してみると、旧北陸鉄道加南線を走っていたロマンスカーしらさぎ号が静態保存されているではありませんか。
外装は朽ち果てつつあり、客席もカビ臭いことこの上無いのですが、こういう前面二枚窓の電車は大好物なので見学しました。
かつて大昔に金沢方面からこの山中温泉へと走っていたローカル電車のロマンスシートに、新婚旅行で初々しく恥ずかしくて話すこともままならない二人が乗っていたであろう絵に思いを馳せます。
ちなみに、私の両親は昭和33年頃に、国鉄の汽車に乗り南紀白浜に行ったそうです。その後に起こる宮崎日南新婚旅行ブームの少し前の話ですね。ハワイブームなんかもっとずっと後です。
誰もいない山、蝉の声もとうに終わってただ無音
道の駅からはR8方面へ戻らずに、山の中を福井県境へと歩を進めました。
平日でもありますし、おそらくもともと交通量が少ない区間なのでしょう。対向車も後続車もまったくいません。
このまま走り続けると越前地方の名刹、永平寺へと直行できるのですが、今日は疲れていますのでパス。
途中R8へと抜ける道がありましたので、福井市から鯖江市方面に向かいます。
R8の福井市〜鯖江市あたりのバイパスは、ロードサイド店花盛りです。
まあ、日本にあるチェーン飲食店は全部あるのでは?ってくらい選り取り見取り。妻は蕎麦アレルギーなので、せっかくの越前そばは食べられませんが、もう慣れました。
別に観光地へ行ったからってそこの名物を食わないとバチがあたるわけじゃなし、それよりもそんなことに縛られて、SNSにアップするために一日に何度もクソ高い名物料理をがっついて豚になるよりチェーン店の安定した味の安いもんを食う方がマシです。
有名な飯を食ったり単なる断崖絶壁を見るだけが旅では無い。
逆に地元に珍しいものが出品されたりしたら大いに興味をそそられますが。
この日は腹が減ってきたところに、大阪鶴橋風月より別れた風の街を発見。
自分で焼くシステムがめんどくさいですが、いつも自宅でやってることなのでサクッと仕上げてお好みタイム。
福井に行ってまでモダン焼きを食うなんて、好きですなぁ。
今日は帰宅が遅くなっても構わないので、敦賀までずっとR8を走ります。
海沿いに出るまでは快適四車線で、特に渋滞もなくとても走りやすいです。
道の駅河野を挟んだ断崖絶壁区間を走り抜け、海岸近くまで降りてきました。
この区間はおなじ8号線の難所、黒部〜糸魚川間の親不知に勝るとも劣らぬ緊張区間です。
まだまだ凍結はしませんから良いのですが、冬季はかなりの急勾配の上にトンネルやシェルターが断続的に現れては消え、その度に路面状況が急変化しますから気が抜けません。
下りで滑り出すともはや四駆も関係無いのですが、おとなしいスピードで走る分にはやはり四駆+スタッドレスに敵うシステムはありません。チェーンが凍結には最強ですが、トンネルなどの無雪区間が著しく減点ポイントなのです。
敦賀の原発が見えてくると、なんだか帰ってきたなぁ感が溢れます。
実際、JRの新快速も姫路や大阪から敦賀駅まで走っていますし、福井県嶺南地方は北陸ではなく近畿だと言ってもおかしく無いでしょう。
黄昏の湖西道路をのんびり走ります。
往路と全く同じ行程ですが、気象によって違う道を走るかのような変化を楽しめます。
白髭神社の鳥居を横に見て、比良山に沈む夕陽に心ときめかせます。
北海道や大陸にも憧れますが、やはり日本の、しかも近畿や中部にもまだまだ良いところがたくさんあります。
遠くを攻めるよりも、まずは近場を気軽に旅して感性を磨きましょう。
疲れてヘロヘロになったけど、楽しい北陸の旅でした。
2018.10.30記
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