北陸キャラバン 駆け足観光つかれ旅初日・2日目/自作 バンコン キャンピングカー 〜夏に続いて劔は見えねど〜
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2018.10.16~17 キャラバン河内〜山城〜近江〜若狭〜越前〜加賀〜越中〜能登
どうも、シバク・ドワレです。
このキャラバン終了後、最近ではいちばん悪い体調不良に見舞われてアップが遅れていました。10/26現在、強力な鎮痛剤のおかげで痛みは山を越えましたが、昨日より始まった化学療法の副作用が待ち構えていました。
一難去ってまた一難ですが、これも宿命。
街中で七転八倒したことを思えば、病床で吐き気と闘うくらいは屁ぇみたいなもんです。
さて、我が家大阪からは比較的馴染みが深く行きやすい、北陸への旅。出発したのは遡ること10日ほど前、先週の火曜日でした。
今回も帰宅後の所用が入っておりましたので、3泊4日しかできません。よって、行き当たりばったりではなく宿泊地は綿密に計画しました。道中の見て周りはその時しだいです。
先に昼食を済ませて、いつもの第二京阪道路下のR1を北上します。
京都市内洛中の渋滞を避けるために京都外環状線を山科へ向かいますが、こっちもいつも混んでいるのでどっちもどっちかな。
山科から西大津バイパスへ入れば、そのあとの湖西道路を含めて午後の北行きはガラガラです。
比良山系の山並みや琵琶湖に浮かぶ白髭神社の鳥居などを眺めながら快走。
もう16時を回っていますので、ツーリングライダーが続々と南下してきます。
ビワイチ(琵琶湖一周)には最適の季節ですね。また行きたいなぁ。
近すぎると、いつでも行ける気になるのでなかなか行きません。
琵琶湖までは明るかった空も、福井に入れば漆黒の闇に。
距離的に大阪と大して離れていないのですが、天気予報でも福井県嶺北/嶺南と分けて伝えるように、敦賀市と福井市の間には大きな山塊があって交通の難所です。
JRの北陸トンネルもこの区間にあり、列車火災の大惨事も遠い昔話となってしまいましたね。
福井市〜金沢市と県庁所在地を通過して、大好きな道の駅新湊カモンパークまでやってきたのは22時25分。
すぐに、隣接する天然温泉海王へやってきました。
この温泉、北陸の市街地には珍しくまったくの加水加温なしの源泉掛け流しで、少し赤みがかった湯が惜しみなく流れています。
9〜23時までは大人¥600とリーズナブルなのですが、23〜24時と早朝5〜9時は百円びきとの嬉しいサービスも。
この日は微妙に深夜料金にはなりませんでしたが、時は金なり。
30分も待って先に飲食するより、早く汗を流して疲れを取るほうをチョイスしました。
入浴後は、夜食を少々とビールを一本だけ飲み就寝。
いつもなら旅が始まる興奮にもっと遅くまで飲んでいるのですが、この時からすでに身体の異変は始まっていたのでしょう。
二日目は晴れた朝から
もう何回も来ているこの道の駅、ミニ水族館があって富山湾の魚を展示してあり、楽しめます。
お目当の一つが温泉と並んでこのフードコーナー。
ごく普通のサービスエリア風メニューなのですが、ご当地食材として白海老・シーちゃんが使われています。
いつもはざるそばと単品白海老の天ぷらを頼むのですが、なんかこの日は揚げ物を食べる気がせず、朝から鍋焼きうどん。とても美味しかったですよ。550円くらいやったかな。
今日はどこいこ?と妻と相談して、先ずは妻が最近観たテレビのノンフィクションでやっていた、戦中の赤紙の番組で興味を持った砺波平野の散居村へ。
広大に拡がる田園風景の中に、一軒の家ごとに大きな木が育ち、風や雪から守っている風景。お隣さんまで徒歩何分か、との距離感は大阪では考えられません。
しかしその富山の歴史的遺産も、地平から見ると家々の木々が重なってしまい、単なる森にしか見えません。
そこでやってきたのが、南砺市にある夢の平スキー場横の散居村展望台。
ここなら私がさっき解説したことが一目瞭然ですよね。
散居村から北側へ目をやると、砺波市街地越しに遠く高岡市を走る北陸新幹線も眺めることができます。
私はフルサイズ一眼レフに300mmの望遠レンズを用いましたが、スマホではちょっと難しいかもしれません。
なんでもないススキが、秋が深まりゆくのを感じさせてくれます。
展望台には10台ほどの駐車場があり、道も結構広いので走りやすいです。この次に訪れた夢の平スキー場にて開催中のコスモス畑で道が終わっているような印象ですが、地図を信じて1kmほど進んだところに展望台があります。
来た道を戻り、夢の平コスモスウォッチングなるフェアにやってきました。
京阪神にも同様のコスモス畑がいくつもあり足の良さから多くの人で賑わいますが、ゲレンデ一面に広がるここのコスモススケールは、私の長い人生でもなかなかの秀逸さでした。
花好きな妻も満面の笑み。
ひととおり広大な花畑を散策したら、レストハウスのトイレを借りて出発。
今日の停泊地、RVパークころ柿の里しかへ向う途中、高岡市では万葉線の可愛いチン電が出迎えてくれました。
いつまでもこの形態が保たれますように。
着きました、RVパーク。
ここにはシオンという名の天然温泉が併設してあり、料金は一泊で¥2000電気ゴミ捨て込みとまあまあです。
欠点は、四台のRVパークスペースが大型トラックスペースのすぐ隣に設けてあり、私が駐めたのと反対側だともろに隣にアイドリングが響きます。
それと、23時までの温泉施設(本館)営業時間はそこのトイレを使えるのですが、それを過ぎて朝の9時までは道の駅のトイレを使用します。これが敷地の端まで延々と歩かねばならず、我慢しきれない恐れあり。
幸い私の下痢は小康状態でしたが、妻のためにロケバン常備のポルタポッティ(水洗トイレ)をセットして夜をやり過ごしました。
何回も書いていますが、後付けで作られた道の駅のRVパークスペース。
どうしても一般客の休憩場所である道の駅では仕方ないのかもしれませんが、車中泊全盛のこの時代、1500〜2500円ほどの安くはない料金を払った客がトイレから一番遠く、無料でなんの貢献もしない車中泊組はトイレのすぐ横、ひどい時には身障者スペースを独占するのは腑に落ちません。
全国の道の駅が車中泊禁止になると私も困るのですが、それなら全駅にRVパークなどの有料スペースをトイレ近くに設けて、無断車中泊禁止にしないと解決しないのかな、とも思います。管理の問題やコスト面などで難しいのでしょうが、期待しておきましょう。
とりあえず現状の課題としてはキャンピングカーの驕り高ぶりも含めて、ミニバンなど一般者の車中泊も、くれぐれもマナーとモラルは守りましょう。盗電をしないなど、法律を遵守する事は言葉にする以前の問題です。
この夜は電源を気にすることなく、映画マスクを久しぶりにみて大笑いしながら床に就きました。
2018.10.26記
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