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車中泊・道の駅とサービスエリアの比較/自作 バンコン キャンピングカー 〜どちらもゲリラ行為には変わりませぬが〜

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2018.11.25 車中泊停泊地

どうも、シバク・ドワレです。

車中泊愛好家のお仲間の皆さん、まいど!

皆さんは、道の駅派?それともSAPA派?

 

私は、サブバッテリーの残量が少ない時はSAPAで発発(発動機式発電機・ジェネ)を回して電源を確保し、サブバッテリーが安心ならなるべく道の駅を使います。その方が静かで落ち着くからです。

 

昨今の道の駅やSAPAでの車中泊ブームによりマナー・モラルの低下で居心地はあまりよろしく無いですが、仕方がない。まだ今のところ車中泊完全禁止にはなっていませんので、良識常識の範囲内での利用を前提としてこの記事を書きます。

 

今更ですが、道の駅とサービスエリアのメリットデメリットを、実際に泊まったスポットを写真で紹介しながら述べましょう。

 

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トップ画像とこの写真は、山陰自動車道宍道湖SA上りです。

この時は夜に到着し、我々一台のみでしたので乗用車スペースでジェネを炊きました。混雑時ですと迷惑が掛かりますので、大型トラックがアイドリングしている近くでそれを行います。

 

ここのように、途切れ途切れの高速道路のSAPAですと、夜間はほぼ無人かせいぜいトラック数台のことが多いです。防犯上はあまり良くありませんが、公団のパトカーが随時巡視してくれます。

 

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対して、東名や名神を筆頭に、日本の枢軸を通る高速道路ですと夜間は大型トラックが溢れ出し、乗用車スペースを塞ぐことも珍しくありません。

もちろん一般乗用車エリアも満車状態。このような状況での車中泊は、ストレスがかかるだけですので緊急時以外はあまりしたくありません。

 

画像は高知自動車道の末端にある南国SA下りで、主要高速ではありませんがGWでしたので満車でした。このような混雑時は、数車線をまたいでトイレに行くのが危険でもあります。

 

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コツとしては、有名サービスエリアの直前か直後のパーキングエリアを狙うこと。

レストランは無いところが多いですがジュースや軽食などの自動販売機はありますし、トイレも最近は綺麗になっています。なにより空いていますから、朝の個室争奪戦をしなくてもすみます。

 

画像は最近開通した新名神自動車道の高槻〜神戸間にある、茨木千提寺PA下り。

すぐ先に、豪華な造りや店舗で話題になっている宝塚北SAが控えていますので、トイレ休憩以外の車中泊などはほとんどいません。ですので、トイレのすぐ近くのスペースに駐めることができるのは雨天などの時には嬉しいですね。

このトイレ近くで長時間居座るのもマナー違反ですが、空いている時限定、と言うことで。

 

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こちらは変わったところで、阪神高速湾岸線大阪市内向きの朝潮橋PA

こじんまりしたパーキングですが、平日ならまず車中泊する人はおらず、穴場です。直ぐ近くにはユニバ(USJ)も海遊館もありますので、大阪見物を終えた後の車中泊には最適。

しかし繁忙期には行ったことありませんので、満車で入れなければ悪しからず。代替地としては、名神道の吹田SAをお勧めします。阪神高速をそのまま市内に流入して環状線から池田線に移り、豊中ICから名神道を名古屋方面へ直ぐです。

 

このように、路線や繁忙期か否かによって随分と居心地が変わる高速道路のSAPA。

いちばんの安心点は、有料無料に関わらずネクスコ国土交通省の管轄地であり、随時パトロールされていることです。暴走族が走ることもありますが、集会などをすることはまあまずありません。

それと、トイレがどんどんリニューアルされて清潔になっていることですね。これは大きい。

 

最大のデメリットは、大型トラックが一晩中アイドリングをしてやかましいことこの上無いことでしょうか。彼らは仕事ですし、保冷車ならジェネを切るわけにはいきませんから仕方ありませんね。

あとは、当然ですが通行料金がかかること。私はその対策として、泊まるSAの直前のICから入り、翌朝直後のIC、もしくはSAに併設のETC専用出口から出ています。

みみっちいようですが、急ぎもしないのに不要な高速区間の料金を払うのも馬鹿らしいので、気象と時間を見計らいながら適宜判断しています。

 

余談ですが、以前に山陽道三木SAのあまりの居心地の良さに二泊してすぐ先のICから出ようとしたら、ゲートが開きませんでした。すぐに料金所のおっちゃんがやってきて、

「二日もなにしてましたん?」

と訊かれましたので、

「ショップで遊んでましてん」

と答えたら直ぐに開けてもらえました。その辺は、自己責任でよろしく。

 

あと、高速のSAPAでは、一度も警察からの職質に遭遇したことはありません。後述しますが、道の駅とは管理方法が異なることと、立地によるものが大きいと思われます。

 

一方道の駅は



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対して道の駅。

全国で1,000箇所を超えたのでしょうか。よく知りませんが、とにかくどこへドライブしても結構ありますよね。便利です。

しかし、中にはこれが道の駅??との旧態依然とした昭和のドライブイン状態のところもまだまだ多く、ファミリーや私のような下痢持ちだと不衛生なトイレに困ります。

 

画像は山口県の県道沿いにある、道の駅うり坊の郷katamata。

ここは一見昭和風ですが、単に規模が小さいだけでとても清潔であり、ショップにはその名の通り猪肉の直売などがあり魅力的な道の駅でした。

トイレはウォシュレットこそありませんが洋式完備で、まずまずです。

 

 

道の駅最大のデメリットを先に申しましょう。

それは、単なる国道や県市道沿いに立地していますので、自由に出入りできるのが仇となり、暴走族系の溜まり場になりやすい点です。こればかりはどうしようもない。文句を言って喧嘩しても仕方ないですしね。

集団化したあんぽんたん系若者は、群集心理が発生してひとりでは決してしない暴力行為をふるったりするので、狂犬の集団には関わらないのがいちばんです。

 

平日はかなりマシで、やはりサタデーナイトに彼奴等も集結しやすいので、休前日は高速に逃げるのも一手でしょうか。

よく他のサイトでも見かけますが、道の駅駐車場に黒いリング状のタイヤ痕があると、そこでサイドブレーキターンをしていちびるやつが多い証拠です。そんなとこなら直ぐに移動すべきですが、夜半に到着すると判断が難しいですね。

話し声わめき声だけでもやかましいのに、よこでそんなことされたらうるさくて寝られたもんじゃありません。

 

そのこともあり、私は道の駅にはなるべく薄暮くらいの明るいうちに到着したいのですが、車中泊は一般観光客の迷惑になるので営業終了から翌朝営業開始までにするべきだ!との意見を見かけます。しかしそれでは物販店や飲食店でお金を落とすことができません。

そんな無賃乗車みたいなことはしたくないので、私は早めに着いて土産を買い、営業開始後のレストランでブランチを食べてゆっくり出発。そんな風に使っています。ちょっとは貢献しないとね。

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これは2枚とも、兵庫県西部の道の駅みつ。

いままで行った数ある道の駅でも、トップランクの落ち着きでした。道の駅氷見など大規模な店舗があり温泉併設の車中泊がしやすいところも楽しいのですが、ここは日曜日でも大した混雑は無く、静かに海を見ながら過ごせました。

近いので定番スポット決定です。


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こちらは我が家の定宿中の定宿、兵庫県北部但馬地方の道の駅神鍋高原です。

ゆとろぎとの天然温泉併設ですし、真夏を除けば高原の爽やかさがあります。冬はゲレンデが近いので多少ざわつきますが、雪遊びのベースとしてはもってこい。四駆で雪道を楽しみ、スキーをして妻をそり遊びさせて、温泉に浸かって。

あとは、さあ。

 

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お楽しみの車内メシです。

こちらは高速道路でも道の駅でも変わりませんが、どちらも混雑時にはカーテンなどを閉じて窓の隙間だけ開けて換気をし、外から車内が見えない工夫をしています。キャブコンなどで自慢げに車内を見せているキャンパーも見かけますが、ちょっとどうかなあ。キャンプ場ではありませんからね。

火気厳禁では無いのですが、この行為は飲酒を含めて極めてグレーゾーンですね。やめろと言われたら即座に中止します。

 

最後に、先述の職質問題。

過去に一度だけ経験があります。それは、鳥取県の道の駅神話の里白うさぎでした。

平日の夜、車中泊は我々を含めて三台ほどだったでしょうか。一週間ほど伯耆大山蒜山高原などを巡って疲れていたので熟睡していた未明に、突然窓をコンコンと叩かれました。

最初は不審者か??とこちらが職質してやろうかと思ってカーテンから覗くと、制服警官が立っていました。

「ここで何をされているんですか?」

車中泊です。ごらんのとおり」

「そうですか。いや、職務なものですみませんが、このあたりは不審者が多いもので」

「中を見ますか?危険物はありませんが」

「いえいえ、結構です。よい旅を!」

 

包丁とまな板は積んでいましたが、それを使うキッチンも備えていますので何の問題もありません。

なるほど、ここは日本海沿いの静かな漁村です。いつ朝鮮半島方面から不審船が漂着して密入国しているか判らない。

 

場所を考えて車中泊すればこんなことも起きにくいのですが、悪いことをしているわけではないので、堂々と説明しましょう。旅を続けて夜通し運転すると事故を起こすので寝てますねん、と。

 

書くまでもないことですが、車中泊を本当に安全に安心に行うには、キャンプ場やRVパークが良いに決まっています。料金がかかるのは、安心料ですし設備を使用するのですから当たり前です。

しかし、キャンプが目的では無くロングキャラバン(キャンピングカーでの長距離連泊長旅)をするなら、毎夜毎夜そのような施設に寄っていたのでは、かなりの時間ロスになってしまいます。

 

キャンプをしたいならキャンプ場で、これは当然ですね。

キャラバンなら隠密的ではありますが、SAPAや道の駅を上手に利用するしか現在の日本では他に有効な手段がありません。

一泊1500円程度で電源が使えるRVパークが、全国に雨後の筍のごとく増えるのを待つとしましょうか。

2018.11.25

 

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