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世直し/雑感 〜これを捨てたら男じゃなくなる〜

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御堂筋晩秋

2018.11.29 離れている娘の誕生日、おめでとう

どうも、シバク・ドワレです。

今日はど直球ホームランボールの愚痴です。変化球は苦手なんで。

でも、あくまでも架空のはなしとして受け取ってくださいね。

 

私はご存じの通り、個人事業主です。それはあくまでも税制上の肩書きで、フリーランサーと言ったほうが世間の通りも、自分のプライドとしても馴染み深い。そう、フリーカメラマンなるヤクザな商売をしているんです。

ですが、今回は私の話ではありません。

架空のA子さんの話とでもしましょうか。

そのA子さんは、仕事先と雇用契約を結んでいますので私のような純然たる請負業とは違うのですが、まあ立場的には似たようなもんです。どっちか言うとパートタイマーに近いかな。毎週何曜日とか決まった日に仕事をするのではなく、依頼があって体が空いていれば受ける、との形態です。

 

その彼女が、仕事の依頼を受ける時に、やってしまいました。失敗したのではありません。元請けの担当者のことをかわいそうに思い、無理な状態で受けてしまったのです。

なんか話が見えづらいですね。単刀直入に、実名だけ除けて具体的に書きましょう。

 

彼女がとあるところに出かけた時に、携帯電話が鳴りました。電話に出づらい場所だったので、iPhoneのスライドボタンを操作して、切ったのです。すると、すかさず直後にまた鳴りました。

番号は登録してあるので、得意先からなのは判ります。これは緊急な要件だな、と出てみると。

今日、ある現場で欠員が出たので至急入る準備ができないか?との相談でした。彼女は出先であることを告げて、直ぐには戻れない旨も通知。その段階では、彼女は断ったつもりでいました。遠方だし時間も無いし、との理由で。

 

すると、一旦電話を切った先方から二回、着信履歴がありました。もう断ったのになんだろうと次の電話に出てみると、どうしても人がいないので遅れても良いから現場に向かって欲しい、との内容でした。

 

ここまでなら、フリーランサー個人事業主ならよくあることで、仕事があって良いことです。しかし彼女はあくまでも雇用契約を結んでいる労働者。

それならば、仕方が無いから(担当者がかわいそうだから)受けて向かおう、となったのです。

しかし、今日その担当者に当日の勤務証明をもらいに行ったところ、

「交通費は出ませんよ、あくまでも自宅から何km以内しか出ない契約ですから」

と冷たく突き放されました。

それはないやろ、無理して遠方から経路を変えて駆けつけたのに。

 

こうなると労務関係に疎い彼女では太刀打ちできず、私の出番です。

「A子さんから詳細を聞きました。一般通念上、そのケースでは交通費が支給されて当然では無いでしょうか。少なくとも、帰宅するのと違った経路分の差額は出てしかるべきだと思いますが」

すると担当者女史いわく、

「そちらが勝手にお受けになったのですから、規則上出せません」

 

なんやと。

 

ちょっとだけ怒りが湧いてきましたが、努めて冷静に、

「それはおかしいですね。彼女は、そちらがたいへんお困りなので、無理をして勤務に向かったのですよ?これは金額の多寡は関係なく、労使の根本的問題だと思われますが。

まあ良いです、それで、その経路でもし急いでいたので怪我などした場合、労災は当然認定してもらえたのでしょうね?」

「それも無理です。あくまでも自宅からの通勤との事ですので」

 

ちょっと待ちいな。

「私が電話した最初に、彼女が遠方にいたのは判っていたがやむをやまれぬ状況で依頼をかけた、と認めていたではありませんか」

「でも、規則上あくまでも自宅からの往復扱いなんです」

 

なんやとお!火に油を注がれた私。

「彼女が最初断ったのは認めるんですよね?」

「いえ、A子さんは悩んでおられたので、仕事が欲しいのかと思って依頼しました」

「おかしいですね、彼女は断ったと言っていますが」

「それ以上は水掛け論ですね」

 

はっは〜〜〜ん、そうきますか。

もうこれ以上の議論は時間の無駄と判断した私は、

「今後急に人がいなくて困っても、A子さんが自宅にいないと判明した時(彼女が通知したとき)には、いっさい発注/依頼をかけないでください。これ以上そのような不法行為を続けられて、もし本当に怪我をした場合訴訟を提起することになりますから」

「わかりました」

 

これだけのことです。お読みになった方が、経営者か労働者か。または公務員か民間かで受け取り方は大きく異なるでしょう。察するのが得意な方は、この一文で相手がどんな場所か大体想像が付くと思いますが、私的ブログとは言えA子さんの今後の業務に関わることですから、これ以上の詳細は著述できません。

ただ、先方に

「私もフリーランサーとして報道の仕事をしていますから」

と仁義を切った途端、相手の女史は黙りこくって言葉を選び始めました。まさに事なかれ主義、事が起きたら保身に走る典型みたいな人でした。

 

これからA子さんの仕事が増えるのか減るのか、はたまたクビをサクッと斬られるのか。それは神のみぞ知る事です。

しかし、この私からの電話でもし仕事を干すような事があれば、わたしではなく世の労働者の念が黙っていないでしょう。なんかオカルトちっくな書き方をしましたが、労働者や下請けを小馬鹿にして、楯突くものは切り捨てるなんて時代錯誤も甚だしい。

 

ワイのペンは剣よりも数倍きついで。理論武装がなによりの好物やさかい。

覚悟して待っときや、おばちゃん。屁ぇこいたるからな!

2018.11.29

 

 

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