地デジアンテナルーフ取付/自作 バンコン キャンピングカー 〜敏感に世間の動きを感じ取り〜
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2018.12.24作業 車外小物
どうも、シバク・ドワレです。
これだけの頻度で入退院を繰り返していると、いまは何処にいるのかわからなくなります。
このブログをご覧の皆さんはもっとそうでしょうね。あいつ、どこでこれを書いとるんやろ?天国か?いや、あり得ん。あいつなら地獄やろ、と。
で、今は入院中です。
今日は巻頭言として少しだけ時事ネタを挟ませてください。
エスカレーターの片側空け、皆さんはどうしていますか?
私は、あえて行列とは反対(人が駆け上がるほう)に立ち、絶対に歩きません。結果、私を先頭に空けられている側が渋滞する事になります。
100回に一度くらいの割合で、
「急いでるんすけど!」
的な、「邪魔だ、どけ論」をふりかざす輩に遭遇しますが、必ず私は
「急いでるんなら階段を駆け登りぃ」
と説諭します。
何故なら、本来は弱者のために設けられたはずのエスカレーター。
なぜそこを走ったり歩いて登れる元気な健常者のために、行列を作ってまで空けないとならないのか。 人の迷惑になるから、と空けている風潮がありますが、それはおかしいのではないでしょうか。
お人好しにも程があります。
先日来、報道で全国の鉄道事業者が片側空け撲滅キャンペーンを始めたのを知りました。
良いことです。
その中に、賛否両論あるなかで反対の女子高生の意見に
「学校に遅刻しそうな時はエスカレーターを駆け上がると間に合うかもしれないから空けるのに大賛成!」
みたいな論調がありました。
アホか!
遅刻する危険性を認識する能力があるのなら、早く起きてゆとりを持って登校せい!
私はこの世にただ1人だろうとも、片側空けを実力で阻止します。
アンテナは感度よくてこそ、アンテナ
さて、私は病室ではまったくテレビを観ないのですが、その反動か車中泊時にはやたらと観たくなります。
ドラマやワイドショーはどうでも良いのですが、ニュースや天気予報、趣味に関連するバラエティや映画などを良く観ます。
カーナビや妻が昔使っていたAndroidスマホでワンセグを見ることもできますが、私はそのようなチマチマしたテレビは嫌いなので、ロケバン座敷の最後部に作ってある棚に、東芝REGZA22インチを固定してあります。
なので、この記事はワンセグ用の移動用アンテナなどはまったく関係ありません。あくまでも、家庭用の地デジ放送の話です。
その時、都道府県庁所在地にある停泊地なら、今まで使用していた室内用地デジアンテナでもだいたいは映っていました。
100VのAC電源をパワーソースにしたブースターが内蔵されているので、単なる簡易アンテナよりは多少は敏感だったようです。
こんな感じでぶら下げて使ってました。
しかし問題がありまして、いちおう筒状になっており無指向性なのですが、車内で使うには障害物が多すぎて窓に引っ付けないとほとんど映らないのです。
また、窓に防寒用のアルミ蒸着マルチシェードを装着していると、その内側からでは電波が入らないので窓とマルチシェードの間にアンテナを挟む必要がありました。
当然市街地でも、片側の窓は映りやすいが反対側はペケとか、両サイドはあかんけど運転席なら可能など、アンテナの設置に何分も掛けなくてはならない煩わしさが伴っていました。
そして更に、そのアンテナでは市街地を離れて山間部や丘の上などの道の駅などだと、極端に感度が悪くなります。室内用の限界でしょうね。
それでこの度、以前から気になっていた、自作品を継続してネットオークションに出品されている専門家から無指向性ルーフ上設置用アンテナを落札する事に成功しましたので、早速取り付けました。
このキテレツな形状のものが、地デジアンテナ本体です。
電波や電気に詳しい方なら構造はすぐに解りますよね。アルミ部分の造形がキモだと思われます。この複雑に入り組んだ形状の金属とその中に巻き込まれた銅線が車体ルーフ上の反射電波をも拾い、画期的な感度だそうです。
本体とは別に、窓用の薄べったい引き込み用ケーブルを9割引の¥200で別件落札して保有していましたので、そちらの配線から始めます。
これは車体右側のいちばん後部のスライドウインドウ後部に設置しました。ケーブルは極薄なので、窓を閉めることができます。
外側は強力両面テープで貼り付けて、内側は棚の脚にネジ止めしました。この棚にREGZAが固定してありますので、ここからテレビの地デジジャックまでは直ぐです。
外側の配線は、キャラバンに装備されている昔ながらの雨樋の中にケーブルを通し、ルーフキャリアのフットを利用して立ち上げて行きます。
この辺りはなるべくテンションを掛けて、ピンとなるようにした後フットに巻き付けて更に上部へ。
フットの上にあるキャリアのベースバーの下を這わせて、結線バンドで固着しました。
末端処理もしっかりとね。
まだアンテナ本体は仮置きですが、我がロケバンのいちばん高いサミットである、ルーフボックスの上に固定します。
ルーフボックスは、荷物を出し入れするのに前方に向かって右開きに蓋が開く仕様です。
その開閉を妨げないようにケーブルに余裕を持たせて遊びを作り、さらに余った部分はループにしてまとめて固定してあります。
このループにより、何かが引っかかりケーブルが引っ張られても、即座にはアンテナが外れないはずです。
このアイデアは、私の胸に埋め込まれている抗がん剤点滴用のCVポートにカニューレ(注入針)を刺す時にナースがやるところから戴きました。
さあ、ここまでやれば後は本体をルーフボックスに両面テープで固定するだけです。
完成後、早速テスト。
この場所はもともと生駒山の放送局テレビ塔群が別の山で隠れて見えない上に、その方向に四階建てのビルがありますので割とシビアな場所です。
以前の室内アンテナでは、いちおう入るのですがザラザラに途切れる事がある状態でした。
それが、見事にメーン局5局を拾い、確かめたところザラつきも途切れもありません。
これで停泊地に着いて錨を下ろしたあと、アンテナを触ることなく地域設定のみすればよくなりました。
してやったり。
2018.12.25記
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