退院/闘病記 〜出て行くのか追い出されるのか〜
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2019.6.5 歓びエッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
28日に及んだ入院暮らしが、今日終焉を迎えます。また3週間ほどしたら再収監されるとはいえ、やはり出所の歓びは何ものにも代え難い。
最近半年くらいは、3週間ほど入院して3週間くらいシャバに居るのが定型ダイヤ化していますから、身体は馴染んできています。余程の病状変化が無い限り、大幅な白紙ダイヤ改正は行わないでしょう。
無事是名馬、です。
しかしよく人から、
「そんな入退院を繰り返して、足腰がおかしくなったり、気を病んだりしないの?」
みたいな事を投げかけられますが、別に。
足腰は少年時代から山で鍛えた誰にも負けない耐久性を誇りますし、気はもともと生まれつきおかしいので、どうにもならない。否、月に半分、半強制的に医療従事者たちに矯正されているおかげで、どんどん快方に向かっているかも。
病的な、或いは障害が精神に生じてはいないと思っていますが、変わり者には違いないでしょう。
いや、本当の変わり者は自らをノーマルと思い込みますから、私は変わり者の中では変わり者なのかな。なに言うてんねん記念物。
下へ続く
ゴホン!
少し論調が乱れましたが、これも退院の嬉しさのなせる技でしょう。
まずやりたい事。
1.買ってある酒をグビグビ飲み干す
2.新規購入する生魚をペロリと食い尽くす
3.おうちの慣れたトイレでズバズバ思いっきり出しまくる
こんな事くらいしか思い浮かばん、実に貧困な発想の持ち主なんですわ。
しかし、ずっと家にいると気付かない、当たり前のことを当たり前に普通に行う。
それが、どれだけ幸せなことか。
退院する度に実感できる私は幸せ者です。
そしてそして。
私から旅を取り去ると、パンツを履かずにGパンだけ履いてしまい、それを梅田の地下街に行ってから気付くみたいな、なんとも間抜けな状態に陥ります。
ですので、ロケバンの座敷には夢とロマンを詰め込んで、パンツの替えは大量に床下収納に詰め込んで失禁対策を抜かりなく、旅に出ましょう。
入院して直ぐくらいに、もう余りにも昔過ぎていつの話か忘れましたが、東北を巡業する計画を立てていました。
なぜならば、6/16~17に、仙台にて紅茶のルピシアがグランマルシェとの展示即売会を開催するからです。毎年どこかの都市のやつに行っていますが、今年は仙台やな。と妻と目論んでいました。
しかし、東北の方、誠に申し訳ございませんが、仙台のグランマルシェ以外に行きたいところが思い浮かばんかったんで、取りやめにしました。
いくら変わり者の私でも、その展示会だけのために仙台往復をするのは交通費があまりにもったいない。ルピシアのやつは昨年同様に9月の岡山にでも行きましょう。
で、GWに10日ほど行った九州なんですが、たった10日ではぜんぜん行った気がしないので、また行く事にしました。あ、10日と言っても半分の5日は国道9号線を完全走破してたんか。そら、5日間では短いわ!
父の眠る墓もありますし、大義名分はいくらでも立つ。
てか、誰に気を遣う必要もありませんが。
私はもともと誰かと連れ持って旅に出かけたり、現地で合流したりするのは好きではないんですが、ここ半年くらいはめちゃくちゃ大好きな高校や大学山岳部のOB会でさえ、していません。
昨秋に都会のど真ん中で飲み会を提案して参加したんですが、その時かなりの体調不良に見舞われて皆に迷惑をかけたんです。
それ以来、日程を決めてそれに合わせる集まりには参加していません。決めていても突然の体調不良で当日まで参加できるかどうか判らないからです。と言うか、私が幹事をしないと行われませんが。
山岳部のんでそれですから、いわゆるオフ会のような、あまり会ったことのない人がほとんどのイベントに参加するのは、やめました。
文調がネガティヴに傾きつつありますが、私はその方が気が楽ですし、妻と二人でその日暮らしののんびり旅をするほうが、よほど楽しい。決まった日時に何処かへ行かなければならないのは義務感がフリーダムさを上回ってしまい、仕事みたいになりますから。
山岳部のみんなと会えないのは寂しいですが、しゃあないですな、病気のバリバリ現役選手なんですから。旅に出られるだけ幸せですわ。
ま、何はともあれ今回の化学療法も無事に乗り切れた。
また次回も楽しく治療ができますように。
2019.6.5
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。