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大阪メトロフェスティバル/鉄道旅 〜民間企業になったけれども、古参兵はしっかり温存〜

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2019.11.17 イベント参加

どうも、シバク・ドワレです。

土曜日の朝に抗がん剤点滴も終わっていたので外泊許可を得て自宅に戻り、昨日の日曜には参加チケットの抽選に当たっていた、年一回開催される大阪メトロのフェスティバルに参加してきました。

一昨年は大雨で大変だったのですが、今回は穏やかな晴天。ダウンセーターを着ていると暑いくらいで、大勢の人で賑わっていました。

 

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私は地下鉄マニアではありませんが、大阪市営から民営化されたので、このフェスティバル開催を知った時には市章のプレートなどなんか良い出物があれば買おうと思っていました。

しかし今年度からは中古部品の即売会は前日の午前中に分けて行われるとの事前告知を見ていたので、気持ちがはやることもありません。

鉄道マニアが殺到すると小さな子供に危険が及びますから、区分したのでしょう。


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同時に民営化された旧大阪市交通局のいわゆる市バスも参加していました。

街中ではこんなカラフルな車両を見かけたことはありませんが、この日のためのスペシャルカラーでしょうか。


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今年からイベント内容が、小さな子供を含むファミリー向けに特化されたようで、事前応募により当選した人のみが参加できるイベントが多数を占めていました。

前回、車両の吊り上げ実演などはたっぷりと見学しましたので、今年は雰囲気だけを楽しみ、目的である古参車両の撮影に体力を温存しました。

 

下へ続く

この車両は永久に保存されたし

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今年の目玉イベントは、この保存される中で最も古い車両である市電11型30号車の実走行試乗です。

計6回の試乗は、抽選により各回5組限定。見事に落選しました。

会場内を徘徊中も昨日までのケモのシンドさを引きずっており、乗れなくても走行シーンを撮れば良いものをすっかり忘れて別の場所に行っていました。ボロボロです。


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前回は雨に濡れた寂しい姿を撮影した、昭和8年大阪市営地下鉄開業時の車両である105号機。

もう80年以上も昔の話ですが、今でもどこかの片田舎を走っていてもおかしくない保存状態であり、デザインです。

現代の流線型には無い角張ったそのスタイルも、登場当時には随分とモダンを感じさせる最先端だったことでしょう。


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平成15年には、大阪市有形文化財に指定されたそうです。

この車内広告が当時のものか復刻再生されたのかはわかりませんが、当時の世相を伺えて貴重です。

 

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構内の一画で、電車からの避難体験会を開催していました。

非常時にはこのように先頭車両から脱出する手はずです。どうか事故など起こりませんように。


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構内にはホームが作ってあり、停車している列車には臨時の表示が。


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今年はこの特別保存館が公開されており、私はここだけでも良いくらいです。

このような博物館レベルの車両は、もちろん現役当時の勇姿は見たことはありません。


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記憶にあるのは、これくらいからでしょうか。

小学生当時は大阪府寝屋川市に住んでおり、隣の守口車庫までこの車両を見に行っていました。



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電車の車庫には、なぜか心踊らされます。

普段は地下の真っ暗なところでしか見かけない列車たちも、陽の光を浴びて心なしか嬉しそうです。

 

私も病院暮らしが年の半分を占めるようになりましたので、このように機会があるごとに表に出て、リフレッシュしたいと思います。

 

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さてさて、14時前に会場を後にした我々夫婦。

帰路途中にある、大阪には珍しいご当地ラーメンの高井田系ラーメン発祥の地である、光陽軒さんへ寄りました。富山ブラックにも比べられる、かなり強烈にしょっぱい黒い醬油味。ラーメンコショウと抜群の相性です。

この店は、地名である東大阪市高井田ではなく大阪市東成区の深江に立地していますが、この辺り一帯を高井田と呼ぶところからその名が付いたようです。日本を代表する中小企業町工場の本場ですので、そこに従事する人たちの腹を満たすために、このような濃い味付けになったのは富山ブラックと同じですね。夜勤の人向けに、朝ラーをやっている店もあります。

 

画像は、中華そば大盛り¥850。ノーマルは¥600です。

ちゃんぽん麺よりも太い極太麺が特徴で、大盛りだと食べ終わる頃にはアゴが疲れているほど強烈な噛み応えに、時々無性に食べたくなります。チャーシューは昔ながらの町中華の中華そばに載っているような、シンプルでアッサリした脂っぽくない、いくらでも食べられるやつです。次はチャーシュー麺にしよう、と思わせる逸品。

満腹中枢を満たされて、幸せな気分で妻を自宅に連れ帰りました。

2019.11.18記

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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