ロケバン装備追加・イワタニ3Way冷凍冷蔵庫搭載/自作 バンコン キャンピングカー 〜これは良いぞな、氷が作れる〜
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2019.11.26 ロケバン小リフォーム
どうも、シバク・ドワレです。
いつからロケバンリフォームの記事を上げていないでしょうか。記憶の片隅にも残像はありません。
あれほど、まるでキャンピングカーの改造をする強迫観念に取り憑かれたかのように狂ったようにリフォームをしまくり、それを毎週記事にしていたのが遠い昔のことのようです。
それくらい、9月に敢行した一大リノベーションがパーペキだったと言えるかもしれませんが、実際やる事が無いんですわ。
今回のは、単に出物があってゲッツした車載用冷凍冷蔵庫の銘品を積んだだけであり、リフォームと呼べる代物ではありませんが、自作キャンピングカー関連には違いない。やはりその内容だとテンションも上がります。
さてさて、キムチラーメンばかり食ってるだけのシバク・ドワレではありません。
ちゃんとキャンピングカー関連のグッズに良いものがないか、虎視眈々と日々の生活を送っていました。
最近ではヤフオクにて競りに参加するのではなく、時流に合わせてPayPayフリマにシフトしています。そのほうが送料込みになり安く上がる事が多く、かつ熱くなることもなく即決できますので具合が良いんです。
そして、この何年かずっと狙っていた、かつてイワタニリゾートが輸入代理店となっていた車載用冷凍冷蔵庫の大きい方のやつ。35リットルの、モービルクールRC-1800Nってのを¥5000の価格交渉に成功して、送料込み¥25000で購入できました。
ヤフオクなどの平均落札価格は、状態が良ければ2.7〜3万くらいです。ややプレミア化しており、アツクなる人が多いジャンルでもあります。
モノがとてつもなく大きく重たいので、下手をすると送料だけで¥5000くらい取られますから、古い製品ではありますがまあ格安と言って良いでしょう。
この冷蔵庫、何がメリットかと言えば、カセットボンベ(CB缶)が使える気化方式である点に尽きます。
他にAC/DCの2ウェイ方式を採用した車載用冷凍冷蔵庫はノーブランドを含めて多数ありますが、電気だけだと滞在中にサブバッテリーが上がってしまいます。
もちろんRVパークやオートキャンプ場などでACコンセントに接続すれば家庭のように無限に使用できますが、そんなところばかりに滞在するのは私の放浪旅のスタイルとはかけ離れています。
走行中は危険ですし揺れますからDC12ボルトのサブバッテリーを使用しますが、道の駅や高速のサービスエリアなどの停泊地に到着すれば、すぐさまカセットボンベを装着して点火し、一本で24時間稼働させる事が可能です。
詳しい原理は省きますが、本体内の機械部分にあるアンモニアをガス火や電気で気化させて、その気化熱で庫内温度を下げて冷やすのです。
これには、家庭用のコンプレッサー方式よりも数段静かな副作用があり、まったくの無音ですのでキャンプ場などでの他人さんはもとより、狭い車内で自分たちの安眠を妨げないメリットがあるのです。
コンロのように火器使用になりますから換気は必須ですが(メーカー取説には車内でのガス使用は厳禁と明記されています)、私のロケバン(日産キャラバン)はリアサイドがスライド窓になっていますので、それを少し開けておき、前方のベッド部分のスライド窓を開ける事で対流が生じますから問題ありません。
どうせ車内で調理をしたりカセット方式のガスファンヒーターを稼働させれば換気は必要ですから、一緒です。
なによりもその辺の百均やコンビニで購入できるカセットボンベで氷まで作れるメリットは、単なるクーラーボックスとは比較になりません。
下へ続く
さあ、動かしてみましょう
到着しましたので、早速動作確認。
CB缶を装填して点火テストしたところ、快調に動作しました。完全にゼロからのスタートだと、マイナス温度になるのに7時間くらいかかるようですが、冬だと問題無いでしょう。
夏のことはまだまだ先なので、今は考えずにその時になれば自宅でACにより冷やしておくなど、なんらかの対策を考えましょう。とにかく重たいので、あまり自宅とロケバンの間を移動させたくありません。
内部はこのように外観に比するとずいぶんコンパクトですが、これは機械部分がサイドにありますから仕方ありません。
しかしこれでも2リットルのペットボトルを立てて8本収納できますので、充分です。突起部分が製氷用のトレーで、ここに小型の製氷皿をセットすることにより氷が作れます。
この製品、実はキャンピングカー用のパーツを製造している北欧のエレクトロラックス社製で、現在ではイワタニリゾートは手を引いており、そのメーカーと同じようなキャンピングカー用品を扱うドメティック社が型番を変更して輸入販売しているようです。
私は妻共々イワタニオタクなので、イワタニブランドを選びました。
前所有者の説明では3年前に買ったもののほとんど使っていないとの事でしたが、おそらく事実でしょう。ピカピカです。キャンピングカーを所有していない世帯ではあまりに大きく重く、使いづらいので自宅の肥やしになっていたのだと思います。
いつもの如く、サイズなど測らずに脳内設計する私。
最後部の手動水洗トイレ・ポルタポッティの上の手作り台に載せてみたところ、前後左右上下のいずれもジャストサイズでした。
カップテーブルに前方をがっちりプロテクトされて、ビクとも動きません。
ここなら日常の買い物でもリアゲートを開けて直ぐに生鮮品を放り込めますし、長旅中には前後の向きを逆にすれば車内から食品を簡単に出し入れできます。
かつてロケバンに車載していた家庭用冷蔵庫は、自室にて本領を発揮していますので、もうクルマに揺られる不憫なことも無いでしょう。
さあ、これで次のキャラバンも楽しみになってきましたよ!
2019.11.26
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。