泊りツーリング二日目 但馬周遊・山陰本線撮影/オートバイ 〜キハ47の勇姿を目に焼き付けて〜
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2018.6.15 泊まりツーリング二日目 豊岡市〜香美町〜養父市〜朝来市〜丹波市〜篠山市〜三田市〜西宮市〜宝塚市〜池田市〜豊中市〜吹田市〜茨木市〜寝屋川市〜自宅
どうも、シバク・ドワレです。
楽しかった城崎温泉での一夜から、明くる6/14。天気は快晴とは行きませんがまあまあです。今日は山陰海岸ジオパークのリアス式ワインディングを攻めて、その後はいつものルートを帰ります。
まずは城崎温泉からほど近い、津居山漁港を訪れました。
松葉カニ漁で有名なここも、夏は閑散としています。却って静かな漁港の雰囲気に、落ち着きました。
私は二級小型船舶の免状を持っており、過去にはインフレータブルボートに8馬力エンジンを搭載してアマダイやアコウ、良型のシロギスなどを狙ったものです。ここも、マイボートを出すには好都合の港だったのですが、現在は禁止されているかどうかも知るすべもありません。遠い昔の話です。
漁港を離れて山陰海岸のワインディングに入りました。
よくある海岸を見下ろす展望台ではなく、ちょっとした空きスペースに止めて海を眺めました。この方が人と違った写真を撮れますし、観光客然としませんのでひねくれ者の私の常套手段です。人と同じことをするのは大嫌い。
日本海上空に寒冷渦が入っており、梅雨だというのに妻は寒さに震えてカッパを着とります。波もけっこう高く、断崖絶壁をザッパ〜んと洗っています。
これが有名観光地だと、自殺の名所扱いされるのでしょうね。
海沿いのワインディング快走
砂浜沿いの海抜1mを走るかと思えば、先ほどのように断崖の上を走るこの名もなきワインディング。
極力フロントブレーキは使わずに、アクセルワークとリアブレーキでやり過ごします。トルクの塊の愛馬なので、400ccのようにチェンジに大忙しといったことはなく、サードに入れておけばほぼオートマ状態です。
それではあまりにつまらないので、2〜4速で楽しみました。
山陰本線の単行とすれ違いながら、のんびり走ります。
30分ほどコーナリングを楽しみ、香住漁港がある香住町にやってきました。
JR香住駅前には、カニ爪のオブジェがあります。積雪期には、この爪先がすっぽり埋まってしまうほどの豪雪地帯でもあります。
この駅に到着して時刻案内の電光表示板を見てみると、ちょうどこの駅で上り下りの離合を行う為、豊岡行き快速と鳥取行き普通が同時発着します。これは撮らない訳にはいきません。
キハ40系とX4 typeLDのコラボも撮影。
この国鉄型気動車、かつては非電化ローカル線の標準型として腐るほど走っており、ちょっと田舎へ行けば全国どこででも目にすることができました。
しかし、他の国鉄型電車同様、寄る年波には抗えません。
一昨年あたりから、ぼちぼち最終運行を終えて新型のディーゼルカーに置き換えのニュースを見るようになりました。通勤通学で利用している客にとっては、乗り心地の良い新型車両の方が良いに決まっているでしょう。
しかし、あの国鉄型の直角に背もたれが立っている向かい合わせの四人掛けシート。古いものでは、窓の下に栓抜きが付いたままのものもあります。
栓抜きを必要とする瓶の飲料が絶滅寸前であるのと同様、そんな味のあるシートで窓を開けて旅をできる残り時間も、幾ばくもないかもしれません。
オートバイもキャンピングカーも大好きな私ですが、体調を見計らってなるべくそんな旧型車両に乗って、脳裏に深く思い出を刻みたいものです。
香住駅近くの王将でランチを取った後、ここから山へ入りました。
R9への短絡線、県道4号線を走るとここ道の駅あゆの里矢田川があります。ごくごく小さな山間の道の駅なのですが、公募だったか忘れましたが元サラリーマンの若き駅長が孤軍奮闘してHPなどを作成しており、「マジでつぶれる5日前」のキャッチフレーズが話題になっていました。
それから少し経営が盛り返し、1年ほど経った今も潰れていません。看板に偽りありですが、良かったですね。どうにも中途半端なところにあるため、大勢の観光客でにぎわうことは難しいでしょうが、最近になってRVパークも併設されましたし、トイレはウォシュレットですので隠れ車中泊スポットとして私は利用しようと思います。避暑に良いですし、冬季はブルドーザで雪山を作ってくれますので、ソリ遊びもできます。
R9へ出てしばらく走ると、いつも車中泊で訪れるマイ別荘地の一つ、道の駅ようか但馬蔵です。
きょうはトイレのみ借用。水色の屋根は足湯で、時間があればツーリングで疲れた脚を癒すのにベストスポットですね。さらに時間が許せば、ここから500mほど山を登ったところに美人の湯があります。
ほぼ無料の北近畿豊岡自動車道から舞鶴若狭道へと乗り継ぎ、途中の西紀SAで給油します。
高速道路なので、レギュラーがなんと1リットル¥161!10L程しか入れませんから影響は少ないものの、ちょっとびっくり価格です。軽油でも¥140もしますね。経営を圧迫させる考えかもしれませんが、貧乏よりの庶民としては、高速道路に乗る前降りた後に最安値のスタンドで給油するよう心がけなければ、気軽に旅に出られません。
私がおととい給油したスタンドでは、レギュラーが143円、経由なら113円でした。スタンドによってガソリンと軽油の価格差がかなり違う仕組みはよくわかりませんが、とりあえず自衛手段としてなるべく安いスタンドを探すようにしています。
楽しかった久しぶりのお泊りツーリングを無事に終えて、帰宅後から筋肉痛が始まりました。できるだけ月に二回程度は乗るようにしないと、脚が持ちません。
次はいつ行けるかな。
2018.6.14の記録
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