ツーリング マフラー交換引取ツー/オートバイ 〜消音器は音を消せたのか〜
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2018.6.28 ツーリング摂津〜河内〜大和〜河内
どうも、シバク・ドワレです。
入院の前々日に、愛馬HONDA CB1300DC(X4 typeLD)のマフラーを交換するためにショップに預けていました。BabyFaceのチタンフルエキ、超高価なのでもちろんセコハンです。
それが仕上がった旨、連絡がありましたので引取がてらのツーリング。
もちろん、入院中の身分ゆえ、倒れてはいけませんから妻を伴って33℃の大阪市へと向かいました。病弱なもんで。
信頼の置ける名メカニック、ABEちゃんの見送りを受けてショップ発。
この男の誠実な人柄がたいそう気に入って、もう二台のオートバイを彼から買いました。やっぱり機械は人の情熱や性質がまともに反映されるので、人で選ばないといけません。
すぐそばのコンビニで、まずは水分補給がてらマフラーの見学です。
中古を買ったメリットで、きれいに焼きが入っています。スリップオンのサイレンサーの中には、とってつけたような虹色に最初から仕上げて売っている商品もありますが、あれは好きではありません。このようなナチュラルなチタンの焼きが大好きなのです。
音量は??
ちょっとここでは言えません。55歳の誕生日を目前にして、不良少年と呼ばれる日も近いでしょう。珍走団に勝負をかけられたら、メットを脱いで挨拶してやりましょう。
さあ、走ろう
灼熱の大阪市内を抜けて、大和川が山から下りてくるあたりまでくると、ようやく風が涼しくなりました。
法隆寺の横を通り過ぎ、大和平野が長閑になる大好きなこのあたりから、すっかり青空に。
朝は雨が降っていたんですけどね。相変わらずの晴れ男ッぷり満開です。
大阪市内から天理ICまではR25などの下道を2時間かけて走り、天理から無料ハイウェイの名阪国道へと上がりました。
目的地はもちろん関西ライダーの聖地、道の駅針テラスです。
大阪市内はもとより、大阪の郊外も奈良の田舎も、ずっと渋滞でした。アイドリングの音でも大満足な重低音なのですが、やはり高回転の音を早く聴きたい。
その思いで、この無料ハイウェイをチョイスしました。有名なる事故多発区間であるΩコーナーを駆け上がるとき、わざわざ退いてくれる大型トラックたちを交わすその瞬間。
私の愛馬は、4速へとシフトダウンしてアクセルを開けるやいなや、腹に堪える生命の咆哮を聴かせてくれました。
パン!っと何かが弾ける。
そんな表現がぴったりな、耳にも鮮やかなそのいななき。私はとても気に入りました。妻は私の声が聞こえなくなった、インカム欲しいと言っていますが。
着きました。
聖地?オートバイが居ない…。妻曰く、1月真冬の寒さに凍える夜の方が、はるかに台数は多かった、と。本日唯一のハーレーの横に停めて、大きさ比べ。迫力では負けていないかな?
平日の昼間から遊びまわり、クソ暑い中、表のテーブルで寛ぐのは少数派のようです。
トイレをたっぷりと済ませて、30分ほどで引き上げました。
見せる相手もいなければ、魅せてくれるライバルも居ないと拍子抜けです。
スカイラインGTRの覆面PCが現れないのを願いつつ、大人しめに?元来たΩコーナーを降ります。
天理から北上し、奈良公園へやって来ました。
と言っても、単に自宅への通り道で観光ではありませんが。
鹿たちは外人さんにも大人気です。
鹿はちゃんと信号を守り、横断歩道を渡るんですよ。
見習ってください、斜め横断する御老人たち。
あちこちで小学生の下校と重なり、驚かさないように回転は低めで通り過ぎました。
いつもの道を、いつもの場所へ。
しかしマフラーが替わっただけで、見るもの聞くもの全てが新鮮です。
病弱な私でも、400kgのオートバイを片足で支えて遊ぶ事ができました。
倒れる事もなく自宅へ妻と愛馬を置きに帰り、無事に病棟のベッドへと帰ってきました。
ああ、オモロかった!
2018.6.28
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