車中泊 初のお座敷堪能初日/自作 バンコン キャンピングカー 〜「走る怪しい小料理屋号」、発進!〜
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2018.8.4〜5 車中泊但馬國初日
どうも、シバク・ドワレです。
抜けるような青空のもと、空が抜けて太陽熱が地上まで落ちてきました。暑い!
と言うわけで、今回のショートキャラバン目的地へ到着。雲ひとつある、最高の天気です。気温はほんの36℃しかありません。京都市内では40℃に届こうかとの異常事態ですから、大したことありませんね。
山と川以外、何も無いところです。カラオケはもちろん、コンビニさえ無い。それが魅力です。
その長閑な山村に、高校分校の廃校跡校舎を再利用した体験施設があります。卒業生の有志がほぼボランティアでセルフカフェや手作りパン工房などを運営しているみたいです。今日はその施設でのイベントの日。ミニミニ文化祭もしくはPTAのバザーみたいな感じですね。
そこで、妻は地元の子供達に混じり手作り万華鏡体験をしました。
その間、私は座敷で昼寝。
座敷を北向きに駐めたら、車外は36℃でも畳の上は吹き渡る風がこの上なく心地よい。断熱の効いた車内に日陰を確保し、窓さえ大きく開ければ、エアコンなど無用の長物です。別天地とはこのことか。窓の開かないクルマは、遊びには不向きですね。
田舎のおばあちゃんちの座敷で昔、同じように昼寝したっけな。
妻は手作り体験そのものよりも、地元の奥さん方との触れ合い、おしゃべりがたいそう楽しかったと見え、ご機嫌です。
体験を終えて今宵のしとねへ
妻の山村体験を終え、今宵の宿をどこにするか思案しました。
この廃校からいちばん近い道の駅、但馬楽座には温泉がありますので気候が良ければ至福の環境を手に入れる事ができます。しかし、まだ時は14時過ぎ。日が落ちるまで、たっぷり5時間はあります。夏の猛暑で有名なこの界隈、山村は風が涼しくとも町中の地獄の暑さは目に見えています。
いくら汗をかきに来たと言えども、熱中症に罹ったのでは本末顛倒。やはり、あそこしか無い。同じく温泉付きの道の駅神鍋高原を目指し、少しでも標高を稼ぐ事にしました。
北近畿豊岡自動車道が神鍋高原の麓まで開通しましたので、随分と楽にアプローチできます。
おまけに、その最終ICを降りたら直ぐに地元スーパーの雄、フレッシュバザール日高店がありますので買出しにも困りません。道の駅の手前には、みんな大好きコンビニエンスストアまでありますので、酒が切れても大丈夫です。
窓を全開にしてフロントシートに網戸を張ります。後ろの客席はまだ風を通すために張りません。夜、暗くなれば蚊取り線香とともに張りましょう。
そのあとすぐに温泉に浸かりました。上がってみると、日陰を発見して移動。
早速ビールや缶チューハイで喉を潤したら大好きな昼寝です。
何もしない。
あくせくしない。
これこそが、真のリゾートライフでしょう。
唐突ですが、夕餉の支度です。
全国の百万清貧旅仲間のみんな、許してください。贅沢しました。入院中でほぼ絶食をしていた身ゆえ、黒毛和牛20%引きの誘惑に抗うことはできませんでした。
でも、この極上ロース一枚を妻と半分こが、我が家には精一杯の背伸びなんどす。たまにはね!
こないだ作った小上がりテーブルとミニカップテーブルに準備を整え。
両面にサッと焼き色を付け、ミディアムレアに仕上げました。
付け合わせもしっかり盛り付けて、ステーキソースは妻のオススメ、宮のたれです。
ホーローの皿がキャンピング気分も演出してくれ、たいへん美味しゅうございました。半分こで充分な味わいを醸し出してくれた霜降りロース。おそらく、その脂に私は一枚全部は無理でした。正解正解。
しかし、なぜ但馬に赴きながら但馬牛では無いのかって?
そんなもん買われへんからに決まってますやん。ノーブランドの素材を数倍の価値に高めるのがシェフの腕ってモンです。
エンゲル係数をモンブラン並みに高く押し上げた洋風夕食を済ませたら、座敷に布団を敷きました。
もちろん仲居さんはいませんから、セルフです。
しかし良いですな、この布団を敷いてゴロゴロする感覚。日頃はベッド生活ですから、せめて車内では畳に布団の和風暮らしをしましょう。なんか変ですね。
車内幅いっぱいの153cmまで寝室を拡げましたから、妻との間にナイトテーブルを置いて寝酒まで楽しめるんです。ビバ、お座敷キャンピングカーライフ!
夜も更けてくると、外の大気は昼間の熱風に代わってクーラーの23℃設定よりも冷たい塊となり、蚊帳から侵入してくるようになりました。
寝冷えしないように窓を細めにして、さあ寝ましょう。
2018.8.6記
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