旅と旅行/雑感 〜お仕着せか創作か〜
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2019.1.13 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
定期的に話題にするこの旅と旅行の違いネタ、一般の人からすると大きなお世話でほっとけよ!っとなることでしょう。
しかしブログですので気にせず進行。
私は昔の修学旅行を筆頭とするような、いわゆる団体旅行やパック旅行が好きではありません。
理由はいろいろとありますが、まず浮かぶのはごはんを自由に選べない事でしょうか。いまは腹の調子が良くないから当然としても、昔から旅館のお仕着せのような10品くらい出てくる夕飯は嫌いでした。
それは民宿であっても、高級と呼ばれる和風旅館であってもあまり変わりません。
特に好き嫌いは多くないと自覚していますが、とにかくこれを食え!と目の前に行列されるのが嫌なのです。家ならともかく泊りの時の飯くらい、自分で選びたい。
次に考えられるおまかせ旅行嫌いの理由としては、有名観光地に無理やり連れて行かれる事でしょう。
いまでは流石にバスガイドさんが旗を持って先導するのはアジア圏からのインバウンドくらいでしょうが、私の小学校〜高校時代の修学旅行はまさにそんな感じでした。
いまの修学旅行は、小学生でもグループ活動と称して京都や奈良などの大都市を自由行動し、本来の意味での民泊=民家宿泊をするのが主流になってきています。高校ではクラス別にそれぞれが違う活動をするケースも多いみたいですね。
私より八つ下の妻の高校修旅は、スキーだったそうです。これの最大の理由は教師が楽をするためでしょうが、今日はそんなことが論点ではないのでほっときましょう。
昔のいわゆる教育旅行たる修学旅行は、めったに家族旅行でも行けなかった日本の名所を巡るために、観光バスをチャーターしてクラス全員で行く事に意義があったのでしょう。
しかし今ではだいたいどこの家でもドライブや帰省のついでに、そのような名所旧跡を子供たちが幼い頃から連れて行き、その時に歴史の勉強はしていてもいなくとも、もうぞろぞろと学年全体で行く値打ちが無くなったと学校が判断しているのかもしれません。
旅行社も、毎年毎年十年一日のごとく同じようなプランを提案していたなら同業他社に権利を持って行かれてしまいますので、あの手この手を考え出します。ラフティングやパラグライダーの体験や、沖縄でのシュノーケリングなどなど。
まあ、時代の流れですね。
その読みが当たっているとしたなら、私は子供の頃から時代を先取りしていた事になります。
別に他人と同じ事をするのが極端に嫌いな訳ではないのですが、せっかく乏しいお金を使って出かけるなら、そんなパッケージ旅行より、自分で考え抜いた旅をしたい。
確かに海外旅行では、自分で全てを手続きするよりツアコンが同行している方が楽です。特に私のように海外に不慣れなら、現地で騙されてボッタクられる危険もありますし、英語も堪能ではないのですからストレスの連続になるでしょう。
しかし、ここ日本では北海道から沖縄まで、別に個人で旅をして困る事は頭に浮かびません。携帯電話もなかった頃ならともかく、今ではスマホがあれば様々な情報が瞬時に入手できますし、予約も簡単。
それなら、他人任せにせずに自分でいろいろプランを練った方が、数倍楽しく感じます。
下へ続く
良い点もあります
パック旅行のメリットとして思い浮かぶのは、旅行代金が安く上がることでしょうか。
特にJRや飛行機を使う場合、個人で手配する半額以下で利用する事も容易いのですからそれは魅力です。
そんな私の考えを見抜いたかのように、交通機関と宿のみ旅行社が手配して、実際の乗り換えやチェックインは全て客自身が行うフリープランも増えていますね。
それなら、私も時々利用しています。
四年前に行った、JRグループが売り出しているフルムーンきっぷでは、大阪を起点として北海道釧路から鹿児島まで、日本縦断を五日間かけてグリーン車とB寝台を2人で使い、9万円+ビジホ二泊の料金で楽しむ事ができました。
その直後に青森〜札幌を走っていた急行はまなすや同青森〜函館のスーパー白鳥が北海道新幹線開通に伴い廃止されたので、今では同じ旅をする事はできませんが、夜行列車二泊を含む豪華なグリーン車の旅はキャンピングカーとは一味違う満足感を得る事ができました。
長くなりますので、その時の記録は別記事でアップしましょう。
結論、私はキャンピングカーやオートバイはもちろんのこと、公共交通機関を利用する場合も自分でプランニングして楽しい旅をしています。
2019.1.13
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。