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生活のリズム/闘病記 〜いついかなるときも臨機応変に〜

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2019.2.6 日常エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

今日は朝起きたら妙に暑いので検温してもらったら、39.2℃まで体温が上昇していました。すぐにロキソニンで下がりましたけどね。

 

さて私は、入院中か否かに関わらず、生活のリズムを一定に保つことはしません。

例えば、入院生活や学校の宿泊行事では、朝食は0730、昼食は1200、夕食は1800とかに縛られてますよね。

学校行事の際は仕方なく従っていましたが、現在の病院では食事を断り、持ち込みの弁当やフルーツなどをランダムな時間に食べています。

 

なぜ規則正しくしないかと言えば、その規則が混乱した時に耐えられない身体と精神になってしまうからです。

例えば正午の時報を聞けば、在宅であっても食事を始めなければ落ち着かない人も多いのではないでしょうか。それが何らかの理由で乱れると、途端に不機嫌になったり、気力が落ち込んでる姿をよく見かけます。特に亭主関白な年配の人に。

 

人間、必ずしも描いた通り、敷かれた通りの生活が送れる訳ではありませんよね。

災害なんかその最たるもので、避難所暮らしに耐えるためには日頃から如何に精神肉体を鍛錬するかにより、大きくその後が違ってきます。

大災害には幸運なことに一生関わらずに済んでも、病気となればかなり遭遇確率は上がります。

下へ続く

ではなぜ私が、管理されている病院で食事を断るか?

病院食の味の問題もかなりのウェイトを占めますが、その決まった時間に出される事が最大の理由です。

調子良い時なら問題はありませんが、治療目的の入院ですから、あまり調子の良い時などありません。抗がん剤の副作用にて食欲が減退する期間の方が多く、それなのに定時に食えと出されてもそのまま下げてもらうことになり、食費と食材の無駄遣いになります。

 

それに加えて、わたしは四年半に及ぶ標準的化学療法の結果、とても胃腸の粘膜が弱っており、最近では一人前総てを一度に食べると激しく下行結腸辺りが痛みます。

昨秋に大腸内視鏡検査を受けた結果、大腸内のがん再発ではない事は判明しているのですが、粘膜が弱りそれに伴ってぜん動も弱くなり大量の食物を入れると急に動き出したあかつきに痛み出すと思われます。

ですから、三度三度の飯を拒否してマイペースな食生活を依頼し、快く了承されているのです。

これは病院によっては食費請求できないので嫌がられるかもしれません。

かと言って、それらの症状から逃れるために抗がん剤治療を辞めてしまうと、数ヶ月で寿命が尽きるかもしれませんので、辞められません。

 

リアルに進行中ですので、がんの話が主になりましたね。

他には、山で豪雨や猛吹雪に遭遇し、数日はその場から離れられないとしましょう。テントや雪洞を設置できる条件とします。

その時に、日頃から昼メシは少量で、抜いても夜まで耐えられる私は、飴ちゃんでも舐めて血糖値さえ下げなければ大したことではありません。

それよりそんな状況で無理矢理下山や山小屋を目指す方が危険な場合が多い。

 

しかし、日頃から規則正しく生活をしている優良な人は、そんな時困るんです。

空腹が更なる危機感を煽り、しなくても良い心配を取り越し苦労して、パニックに陥る。これが精神上、最悪のパターンです。

そうなると人間本来が持っている危機回避能力や体力が隠れてしまい、能力を発揮する前に弱って行きます。

 

これは日常生活に置き換えても、かなり当てはまるのではないでしょうか。

登山は、単に日常から便利な道具を省いて、自分の体力や知識・技術を全面に駆使して生活しているだけですから。

 

このように、私はへそ曲がり街道を爆走中です。

2019.2.6

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。

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