春の東海キャラバン 5〜7日目(最終日)/自作 バンコン キャンピングカー 〜春の陽気に桜はほころび〜
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2019.3.19〜21 ロングキャラバン 駿河〜遠江〜三河〜尾張〜伊勢〜伊賀〜山城〜河内
どうも、シバク・ドワレです。
どうも、シバク・ドワレです。
昨夜から滞在している、兵庫県北部のスキー場隣接道の駅にてこの記事を書いています。
もうとっくにゲレンデ営業は終了しているし、桜にもまだ早いので、道の駅も温泉もガラガラ。ゆっくりくつろげる最高の環境です。
が、外は真冬。
雪がしんしんと降ってきました。ストーブ着火!春爛漫の駿河から、真冬の但馬へ。
日本国も、なかなか面白い。
ブログのために旅をしているのではありませんので、どうしても旅に出ている時は更新間隔が広く空いてしまいます。グルメや店舗・施設のガイドブックではありませんしね。
私が毎日せっせと更新しているときは、入院中で副作用に苦しんでいる時の気分転換か、在宅で副作用に苦しんでいる時の気分転換です。
つまり、ブログは自分のシンドさツラさを誤魔化すための道具であり、まったくの自己満足ですな。
東海キャラバンも6日目、前日は静岡市清水区にある、ちびまる子ちゃんランドで小学生に戻りました。
その時の写真は一眼レフで撮りましたので、iPhoneではアップ不能につき、後日記事にします。
その後、静岡を訪れたら恒例の大井川鐵道撮影へと向かいました。もちろん、沿線にある温泉併設の道の駅川根温泉に泊まってノンビリした撮影にします。
素人温泉マニアの口コミや、温泉ライターのヨイショ記事などには目もくれないひねくれ者の私。
そんな私が、全国に数ある温泉で掛け値無しにいちばん好きなのは、静岡県大井川中流にある川根本町の道の駅川根温泉露天風呂です。
効能や秘湯か否かはどうでも良いこと。
価格(¥510)、ドバドバとふんだんに流れ出る源泉掛け流しの軽い硫黄臭。
肌が滑りすぎないライトなスベスベ感。
食堂のメニューも豊富で、リーズナブルな食事。
私以外にはヤクザな風貌の男が見当たらない館内。
そして、なんと言っても露天風呂から対等の目線にある、大鐵(大井川鐵道)の赤い鉄橋。
無論、私は蒸機が走る時間には外でカメラを構えていますから、露天風呂から手を振ることはありませんが。
秘境を求める人、豪華料理に舌鼓を打つ事に生き甲斐を見いだす人。
人により温泉に心地良さを感じるポイントは様々でしょうが、ここは私にとって全てにおいて、他の名だたる温泉を抑えてナンバーワンです。
別府や三朝、白浜や有馬も好きなんですが、いずれも横で蒸気機関車を撮ることはできません。
温泉好き批評家の方から、そんな温泉なんの値打ちもないとなじられても、一向に気にしません。
甘い食い物が好きなのか、辛口なのか。または両方好きなのか。
それと一緒で、自分の肌に合う泉質や雰囲気がいちばんなのでしょう。
そんな道の駅で一夜を過ごし、1230と1530の二回、上り下りの急行SLかわね路号と、私と同年代の元南海電鉄ズームカーを撮影しました。
下へ続く
絶妙の花の色
ここに来るのは、もう何度目でしょうか。
妻は下りのみ撮影したら満足したようで、車内でくつろいで待っていました。
私は一年365日、いつ来ても同じ表情がない蒸気機関車の吐き出す煙と空模様、及び樹々の変化に、何度来ても飽きることはありません。
道の駅にてラーメンを食べたのですが、ラーメンを食いに浜松餃子チェーン店の五味八珍、それの掛川店に向かうも定休日。
よくあることです。
すかさず磐田店に電話して訊いてみると、掛川を含むフランチャイズ店では定休日があり、直営店には無いとの事。そこで磐田市まで30分弱、一走りして無事にメシにありつきました。
このチェーン店のチャーハンは絶品、ラーメンと餃子は普通です。麻婆豆腐は不思議な味でした。
ラーメンと餃子、麻婆豆腐にチャーハン、それに点心が付いて二人用コースで税込¥2200ほどでコストパフォーマンスは最高ですが、毎回食い過ぎて腹が暴発します。
それが私の抗がん剤副作用や、がんそのものとの闘いを乗り切る秘訣かな。
食わないと死にますからね。
その夜は食事後に天下の国道1号をひた走り、岡崎市にある道の駅藤川宿に着いたのは22時を回っていました。
道の駅続きなのでハツハツ(発動機式発電機)が使えず、サブバッテリーの電圧低下との戦いですが、既に外食を済ませていますから、5WほどのLED裸電球を二つ灯して、暗闇の美学を楽しみました。
明けて最終日、国道1号を刈谷まで進み、そこから愛知〜三重の大動脈であるR23へ転じました。
祝日の昼下がりとあって、平日は大渋滞で名高いR23もガラガラです。
3/17に、新名神道新四日市JCT〜亀山西JCTが新規開通した成果が、早くも表れたのかもしれません。
名古屋臨海部〜桑名〜四日市〜鈴鹿と順調に進み、亀山から名阪国道へ乗りました。
直ぐにある、メガ盛りチキンライスとカレーライスで有名な、伊賀ドライブインにて昼飯休憩。昨夜暴発した腹をいたわることもなく、よせばいいのにカツ丼とミニキツネうどんセットを注文したら、そのカツ丼のデカイこと!
軽く2人前はありそうなサイズに、またもや腹が暴発。苦笑悶絶。
伊賀上野から大阪への短絡ルートであるR163を走っていると、新しめの道の駅、お茶の京都みなみやましろを発見しました。
店内を物色していると、なにやら興奮した貴婦人に声をかけてもらいました。
誰やろと思いお顔を拝見すると、あらまあ今は亡き大学山岳部の大先輩、Yさんのご令嬢ではあ〜りませんか。
そのMちゃんは、脳外科医であるご主人と仲良く近くの温泉に立ち寄った帰りとの事。しかしまあ、こちらは前を走る軽トラのあまりの遅さにブチ切れて逃げるように寄った予定外の道の駅。
そんなピンポイントの時間と場所で、こんな偶然もあるんですなぁ。世の中狭いもんです。運命の赤い糸を感じずにはおれません。
その道の駅に、原木椎茸の巨大なやつが¥300であるのを見つけ、即買いしました。
帰宅してそれに塩を振り、オーブントースターで焼きあげたら美味過ぎてほっぺたが暗いところに落ちて、拾うのに苦労しました。このネタは既出かな。
ちなみに肉は地場産ではなくて、大分牛(トップブランドである豊後牛では無い模様)を、タタキに仕上げました。
またもや食い過ぎて腹が暴発。もうメシテロ状態です。
このように、日頃の治療で痛んでいる胃腸をさらに鍛えあげる楽しい旅も一旦終了。一晩だけの我が家を楽しみ、うららかな春の陽射しも優しき駿河国から、季節外れの名残り雪が舞い散る厳しい但馬国へと、いつまでも私達の旅は終わりません。
次回、但馬の静養旅へとto be continued!
2019.3.22記
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。