ネットゲームは人を狂気に変えるのか/雑感 〜殺人してまでゲームをしたいのだろうか〜
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2019.4.18 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
あまり取り上げない時事問題やニュースからの感想記事ですが、あまりに立て続けに起こった壮年世代の犯罪に、やるせない気持ちになって上げました。
先日、家事をさせられるのが腹立つとの理由で、55歳女が夫を殴り殺しましたね、熱湯までかけて。ゲームを妨害されたのも大きな理由のひとつらしいです。
これが現代日本なのでしょうか。
日を置かずして、行く方向を間違ったから、乗った新幹線から非常ブレーキを勝手にかけて飛び降りた54歳男。
人身事故により10分間、たった10分間踏切前で止められたからと遮断機をのこぎりで切断して車で強行突破した53歳男。
いずれも報道からの断片的な情報のみですし、衝動を抑えきれない障害や病気が絡んでいるのかもしれませんが、二日ほどの間に連続して起きた事件に、同じ50代として論評のしようがありません。
さきほどのゲーマー殺人。
ゲーマー全てが悪いとは、もちろん言っていません。諸事情をわきまえて、時間を制限して行う善良な人の方が多いのかもしれません。
おそらくネットゲームにハマっている人のほとんどが、ハマっている事を否定するでしょう。依存度が高いほど、周りが見えなくなるものですから。
しかし現実に見聞きするところによると、主婦層にスマホゲームが圧倒的に浸透しており、もはや中毒症状/依存症と化して抜け出すことが困難な人も多いようです。
私も多趣味であり、他人様の趣味をどうこう言うつもりはありませんが、手軽に家や仕事中にもできてしまうネットゲーム。それだからこそ中毒になるのでしょう。
精神科医や臨床心理士でもない私がこのように論じること自体がおこがましいのかもしれませんが、殺人まで起きてしまうその現状には疑問を呈さずにはいられません。
下へ続く
欲望は人それぞれ
最高得点を欲しいから?
次のステージに進みたいから?
よりよい武器などを手に入れたいから?
オンラインで繋がっているゲーマー同士の触れ合いをなくしたくないから?
ゲームを全くしない私にはそれらの理由は想像でしかないのですが、それらを月に何万円も課金して入手する中毒患者も多いようですね。
オートバイ、キャンピングカー、カメラ。
私の趣味であり(一部仕事)、日々のブログネタであるそれらにも、大金が掛かっています。
それらを買ったら終わりではなく、使用して旅をすることはもちろん、修理やメンテナンスにも多額の現金を必要とする金食い虫であるのは紛れもない事実です。
新車で買う人に比べたらささやかではありますが、お金が必要なことに変わりはありません。
ですから、ネットゲームに課金している人が悪いとは、私の口からは言えないでしょう。価値観の問題でもありますし。
しかし、冒頭の殺人事件では、月に80,000円以上、犯人が課金してゲームしているのを被害者がたしなめたのも原因の一つと報道されています。
殺人の理由に、良いも悪いもありません。
心が病んでいたからこうなったのだとしても、自分でトイレや着替えができるなどの判断力・生活力がある限り厳罰を望みます。
もっと穏やかな日本になりますように。
2019.4.18
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。