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手ぬき皿うどん/料理 〜パリパリの麺を食べれば元気百倍〜

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2019.7.3 栄養失調時の回復食

どうも、シバク・ドワレです。

私は無類の皿うどん/かた焼きそば好きです。ちゃんぽんと双璧をなす、抗がん剤治療での食欲減衰からのモリモリ回復食なんです。

内容物は、ある程度の野菜・豚肉、資金が許せば海鮮モノ・キノコ類と、極めてバランスが良い。

多い時は1日に20回にも及ぶ水様便の大量噴射により損なわれた塩分も、シッカリと吸収できる。

何よりも、旨い。

 

リンガーハット餃子の王将に赴けば、それなりの価格で食することはできますが、それなりです。やはりそこは自分の味付けで食いたい。自分の味覚を一番わかってるのは、自分ですからね。

しかし、買い出しをして野菜をカットして、一から総て作ると時間がかかる。

そこで、てぬき皿うどんです。

下へ続く

材料一覧

カット野菜(野菜炒め用)→一袋

キノコ→半パック

ブタコマ切れ→30グラム

冷凍むきエビ→特大三尾

生マツイカ→一尾

塩胡椒→適量

花椒塩→適量

酒→適量

みりん→適量

干し椎茸の戻し汁→全部

皿うどんの素入りかた焼きそば→一パック

 


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程々に熱した中華鍋に、まずは豚コマを弱火で炒めます。

テフロンフライパンは鉄のオタマでガンガンしばけませんから、お薦めしません。鉄器でどうぞ。

 

ブタ肉は必ず弱火で炒めないと、バラバラになって鍋に引っ付きますよ。今日は豚モモの細切れですから、ゴマ油を少し引きます。

豚バラならそれ自体から脂がたっぷりと出ますから、使い倒して馴染んでいる中華鍋なら油無しでもオッケー。

 

ブタに完全に火が通ったら、解凍したエビと短冊切りしたイカを投入して、強火で一気に炒めます。先に海鮮を炒めると、汁が出てブタは炒め物ではなくシャブシャブになってしまいます。食感が微妙に異なります。

ここで好みの量の塩胡椒と酒、みりんで味の調節をしましょう。


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タンパク質に火が通ったら、カット野菜をドンと乗せましょう。

しばらくは中〜強火で鍋は動かさず、海鮮から出た汁で野菜を蒸し焼きにします。


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蒸し焼きにしている間に、手早く皿うどんの素をお椀に移して水で溶かし、更にかた焼きそばを盛り付けます。

この作業は、当然一番最初にしてもかまいませんが、それでは蒸し焼きの間に秒速で下準備をする、との緊迫感が損なわれますので、皿うどんから根性が抜けてヘタレに育ってしまいます。


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さあ、ここからが大将の腕の見せどころ。

この日いちばんの超強火に火力を上げて、盛大にキャンプファイヤーしてください。

ブンブンとリズミカルに中華鍋を振り続け、飛び上がった具材たちの頭を押さえつけるように金属オタマを振り下ろして鍋に打ちつけながらすかさず具材を混ぜ倒し、カッコッコ、カッコッコと三拍子でワルツを踊りましょう。

 

IHヒーターは無論のこと、強火が装備されていないガスコンロでは中華鍋を振ることはできません。諦めてください。中火程度の火力では、鍋を振り上げているその瞬間に、火から遠ざかって冷めてしまうからです。

この点もテフロンフライパンを勧めない理由です。テフロンに強火は御法度ですからね。

強火が自宅では使えないなら、キャンプに行き焚火の上で炒める時までは我慢しましょう。

 

充分に具材たちを躍らせて、シャキシャキ感を残しつつも全体に熱を回したら、弱火にして溶いた皿うどんの素を全体に馴染ませます。

この時のポイントは、規定量よりも若干、あくまでも若干、水を多目にすることです。規定量よりも少ないと、確実に片栗粉がダンゴになってネチャネチャの新種皿うどんが誕生します。いかにも不味そうな。

 

しかし、そうなってしまったからと焦る必要はないですよ、奥さん!

すかさずお椀に再度水を汲み、弱火から少し火力を上げてチョロチョロと水を流しながら素早くかき混ぜるのです。時間との戦い!

この手直し作業、鈍臭くノンビリ行うと、あんかけと水がうまく融合せずに更なる奇妙な物体に変身してしまいます。

当然ながら、最初から素を溶く水が多すぎると、シャバシャバになって取り返しがつきません。


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さあ、出来上がりました。

オタマであんが絡まった具材をかた焼きそばにかけてゆくのですが、いちばん食べて欲しい人の正面にいちばんデカいエビを置いてください。

けっして、なにも考えずにテキトーに具材をかけてハイおしまい!にして、せっかくの大ぶりなエビが宝探しのように埋もれてしまうことの無きよう。

料理は、第一印象が勝負ですぞ!

 

好みで、軽く花椒塩を振ってみてください。

軽く鼻を抜ける高原の爽やかな風のように、ご飯が進みます。

 

これにかかった経費は、

カット野菜→半額で¥54

豚コマ→グラム¥88のを30g→約¥27

特大冷凍エビ→15尾入り¥298のうちの3尾→約¥60

マツイカ→¥108

キノコ→だいたい¥100

皿うどんパック→2食入り¥138(特価)

合計約487円。

調味料とガス電気代を考慮して、まあ¥550円ってとこですかね。

 

王将と変わらんやないか、って?

いいや奥さん、入ってる愛情が違いますよ!

おそらく観光店的中華料理店では、この倍くらいはするでしょう。

さあ、手抜き手抜き!

2019.7.3

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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