ショート 車中泊・大阪市清掃局 舞洲工場 見物/ショートキャラバン 〜清掃局のアラジンの魔法。アブラカタブラ〜
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2019.7.6~7 お誕生日キャラバン
どうも、シバク・ドワレです。
今日、全国の良い子たちに笹飾りで祝ってもらい、56歳の誕生日を無事に迎えました。
しかし今回のプチキャラバン、いや余りにも近場での車中泊は別に誕生日のために催行したのではありません。単なる入院生活の息抜きです。
その証拠に、日付が変わったのをまったく気付かずに飲み続け、草木も眠る丑三つ時の午前二時過ぎに小腹が空いたのでパーキングエリアの自販機にてカップヌードルを買ってイートインで食いました。
なんと誕生日祝いがカップ麺。。。
朝起きてから誕生日だったのを思い出す、なかなかの痛快なボケっぷりです。
そんないつもながらの珍道中ですが、今回は我が夫婦揃っての生誕の地である大阪市に里帰りしてきました。自宅から1時間もかかりませんが。。。
病院を脱走して妻を拾いに帰宅して、ササっと旅の準備。
一泊二日ですから大したことはありません。主に備蓄してある酒の積み込みと、ロックアイスを保冷するためのシャトルシェフやクーラーボックスなどの積載です。
先ずは寄り道して兵庫県伊丹市にある我が家買出しの定番である、スーパーオオジ伊丹店にて刺身などの生鮮品を仕入れました。
ここの魚が美味いんですわ!
R2からR43を経由して、大阪市の湾岸部を目指します。
目的は、清掃局のクリーンセンター。
いや、別に粗大ゴミを持ち込んだりするのではありませんよ。住んでる市が違いますし。
なら、なにゆえそんなところに??
久々の梅雨の晴れ間とあり、ジェットスキーを引いたレジャー客なども散見します。
ハイエースなら出航地の近くで車中泊して、朝イチから遊べますね。
近畿地方最大の一級河川、母なる淀川を阪神なんば線の電車とすれ違いながら渡ります。
ユニバ(USJ)の存在により全国区となった、大阪市此花区に着きました。
目的地はユニバから橋を渡った大阪北港の舞洲(まいしま)にあります。
チョロッと、アラジンのランプ風の建物が見えてきとります。
逆光が大阪湾に反射して、美しい。
バーン!
着きました。コレが大阪市が威信をかけて税金を無駄使いして、なんと800億円もかけて作り上げたクリーンセンターです!
近いけど、ユニバーサルスタジオジャパンではありませんよ?
単なるゴミ焼却場です。
ユニバができたとき、対岸の海遊館から初めてコイツを眺めて、キッチリ私は「コレが天下のUSJか、なんや大したことないなぁ」と、間違えました。
住宅地のど真ん中なら癒し効果や反対運動を避けるために、こんなド派手なクリーンセンターを作るのも判らなくは無いですが、なんで単なる埋立地で周りは倉庫しか無いような場所に、コレが必要なんやろう。
いや、これ以上書き立てると愛する我が大阪市のネガティブキャンペーンになってしまいますから、この辺で。
見世物としては、なかなか面白そうですよ。
なにやら、申し込みをすれば内部見学もできるそうです。
さっきのが焼却場で、そこから数百m離れた位置に、スレッジセンターとかの施設もあります。
妻曰く、こっちの建物は特殊な行程のクリーンセンターらしく、稼働日は少ないのでは無いかと。道理で潰れた遊園地然とした廃墟感も漂いますが、清掃局の内部事情にまったく興味がない私はそれ以上の知識を持ち合わせていません。
舞洲は、隣にある夢洲やその先の咲洲(大阪南港)と3つ子状態の人工島です。
当然ながら周囲は海で、一番北にある舞洲からは遠く梅田方面の超高層ビルを遠望することもできます。水面にはプレジャーボートが行き交い、オカッパリがシーバスを狙ってキャスティングを繰り返す。
都会の海ではよく見る光景ですが、いつも田舎の漁港ばかりに訪れていますと、却って新鮮で観光気分に浸る事ができました。
綺麗な造型の巨大トラス橋を渡ると、夢洲です。
ここでは来たる2025年に大阪万博が再び夢を見させてくれますし、一大カジノゾーンも実現しそうですが、まだまだ単なる原っぱです。頑張ってその時まで生きよう。。。
今度は海底トンネルを潜り抜け、咲洲にやってきました。
つい先日、G20大阪サミットが開催された場所の、インテックス大阪はすぐそこです。が、つわものどもは夢の跡。あれほど通勤ラッシュの電車内状態でひしめき合っていた警官は、今は1人もいません。
ヒョロヒョロっと背の高いビルは、あべのハルカスにサクッと高さを追い越された(元)ワールドトレードセンター、WTCです。今は大阪府庁舎ですね、橋下クンの時から。
次に、今度は内地である大阪市内に繋がる海底トンネルに入り、出たところには海遊館と大観覧車があります。
もう何度も何度も訪れていますし、16時を回っていますから中には入らず。
海遊館から東へ直ぐに、阪神高速湾岸線の天保山出入口があります。
入る手前でUターンしなければならないのと、ここからは尼崎・神戸方面と泉大津・関西空港方面、さらに大阪市内中心部方面へと複雑に分岐していますので、初めての人は間違わないようにして下さい。
ややこいですよ〜〜。
下へ続く
さあ、イカリをおろしましょう
無事に大阪市内方面へ進めたら、ほんの500mほどの位置に、阪神高速には珍しいレストラン付きのPAである、朝潮橋パーキングエリアがあります。
ここは道の駅や高速道路のサービスエリアが存在しない大阪市内では、貴重な車中泊スポットです。夜間はレストランは閉店しますが、本館入り口直ぐに管理人さんが常駐しているので、ヤンキー達がうるさい車に乗ってきても安心ですよ。
私の場合、向こうが逃げて行くと妻によく言われますが。きっと神々しい姿からでしょう。
関空や和歌山方面からの車両がトイレ休憩に立ち寄るのが主目的で、土日・平日に関わらず夜間は混雑しているのに遭遇したことはありません。
駐車キャパは少ないので、おそらく平日昼間は営業車で満車でしょうが。
端っこの、人が通らないスペースが空いていたので、そこを間借りしてロケバン前部の見えないところにハツハツをセットしました。
既報の通り、連日の車内リフォームで電気を使いまくり、サブバッテリーが空に近いのですよ。
ひさびさにテレビを見てくつろぎますが、ちょっと画面が近すぎます。
一連の小細工から初めての実使用なんですが、やはり現場ではいろいろ不都合が出てくるもの。テレビ位置は、帰宅したら早速手直ししましょう。
今日はカンパチの短冊に活きの良いのがありましたので、自分で造りに切り分けます。
土用の丑と云うことで、鹿児島産のうなぎも購入。ちょっとした小贅沢ですが、日頃は病院で弁当ばかり食ってますから、たまには精を付けないとね。
静岡産の生シラスがあり、珍しいので仕入れました。
静岡に居住する恩師からいただいた、井川めんぱ(上の画像・下の鰻丼の容器は百均のプラッチック製)。
蒸気機関車が現役で走る大井川鐵道の再奥にある、井川地域の特産品です。桜の木などに漆を何重にも塗り重ねた人間国宝級の高級工芸品ですが、後継者がおらず、もう作れる職人さんはわずかお一人とのこと。
遠い昔から、林業に関わる杣人達の弁当箱として、これに詰めた白飯は腐らず渇かず、ベタつかず。
恩師からは飾るものではなく、使ってこその工芸品!と説法されていますので、大事に使わせて頂きます。
ダラダラと羅列しますが、最近こさえた棚達の実使用報告です。
なかなかの使い勝手はいつもながらの自画自賛。使ってこそのリフォームです。
よくある、ミニ冷風扇の実況です。
出た当初は1万円近くしていましたが、随分と値下がりしてきました。まだ夏本番ではありませんが、やはりエアコン無しの車内は暑いもの。
横にある貯水スペースに4分の3ほど水道水を入れて、スイッチオン。
5分もすると、確かに室温よりは冷たい風が出てきます。
しかし販売当初、「クーラー並みに冷えます」的な説明文も見かけましたが、そんな訳ないのは自明の理。スポットクーラーでさえ、室温を下げるのは不可能です。モノには原理ってもんがありますから。
これはあくまでも大きな扇風機などの予備として、枕元に置いて頭を冷やすのに向いています。
確かにヒヤッとは感じますよ。
横の照明はラブホテルみたいでイヤやなあと思っていましたが、オフにすると冷却水の残量が判りません。ちゃんと理由があるのでした。
先述のように、いつのまにか日付が変わって知らぬ間に56歳になっていた私は、妻を伴って二階にあるイートインに涼みに出かけたついでに懐かしのカップヌードル自販機に手を伸ばしました。
プラッチックのフォークこそありませんでしたが、その形態は昭和47年頃を思い出させるには充分なレトロ感満載。美味かった!
浪費ついでに、こんなおもちゃを買ってしまいました。
私は高校山岳部時代の冬山合宿で雪洞の中でロウソクを友として以来、大のキャンドル好きです。
しかし、狭い車内でホンモノのローソクを灯すのは、あまりに危ないし、クソ暑い。
それはキャンプ時のお楽しみにとっておいて、雰囲気だけでも味わうべくLEDのキャンドルを入手しました。
なんとボディには本物のロウが塗ってあり、ほのかに香るそれはローソクそのもの。
上に見える炎型の白く小さなプラ板は、やじろべえのように自重で揺れるようになっており、それに下からライトを当てる事により、炎の揺らぎを演出する仕組みです。
若い人たちは、手作りの披露宴二次会などのパーティやクリスマスに使うみたいですよ。
リモコンも付属しており、スイッチのオンオフをメーンに、ライトと揺らぎの切り替え、光量調節、4段階のおやすみタイマーまで付いていますので、常夜灯にピッタリ。
なかなか面白いアイデア小物に巡り会いました。
明けて7/7。
誕生日当日ですが、お洒落なレストランなどには当然行くこともなく、速攻で帰宅してロケバンリフォームに勤しみました。
もう、カメラマンとキャンピングカーいじりのどちらが本職かわかりません。
リフォームよ永遠なれ!
2019.7.7記
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。