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ロケバンリフォーム・座敷収納スペースの根本的改造/自作 バンコン キャンピングカー 〜移りゆく、我が別荘のはかなさよ〜

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2019.7.17 大規模模様替え

どうも、シバク・ドワレです。

梅雨明けを想起させる、まるで夏本番かの如き青空を久々に満喫しました。

と言うことは、暑い!

 

全世界三億八千万(ウソのさんぱち)のロケバンリフォームファンの皆様、久々にこの日がやってきました。小リフォームではなくて、大胆な改造です。

もちろんエアコンなど無い炎天下で、です。

今日で抗がん剤投与初日から数えて6日目、僅かに残っていた体内の残留抗がん剤も、絞るほど汗をかいた事により、すっかり消えて無くなりました。明日はもう、分子標的薬のみのケモですけどね。

 

先日来こちょこちょと棚を作っては付け足し、千切っては投げ、を繰り返していましたが、それらには実使用の陽の目を見ることのない哀れなものも含まれています。

 

いますよね、模様替えを繰り返してストレスを発散する人。私です。

ですが最新のトレンド(と錯覚誤解してる人が多い)との大きな相違点は、決して断捨離ではなく、いろんな装備や調度品を捨てずに自宅の何処かへ使い回ししている点です。

モノの無い生活なんて、牛乳を入れないチャイみたいなもんで、なんとも味気ない。

なにより、捨ててしまったら抗がん剤の副作用がキツい時の気分転換にしているロケバンリフォームをする度に、追加費用がかかってしまう。

 

そう、古くから読んでいただいている神様たちはよくご存知でしょうが、私のキャンピングカーリフォームは、単にいろんな物品をシャッフルして配置換えをしているだけなんです。それを車内にあるモノだけをグルグル回すだけなら面白くないので、壊れていないものなら自宅にある程度備蓄しておいて、それを含めてシャッフルするのです。

日本に細々ながら車中泊ブームが訪れて幾星霜、世間を見渡すとミニバンなどの車内改造をする人はたくさんいるでしょうが、自宅の家具と共有しながらシャッフルする変わり者はそう多くはないでしょう。

せめてもっと使ってから、期間を空けてやり直せよと思うでしょうが、入院期間が長くてヒマなもんで、つい。

 

これで実に落ち着きのない私のロケバンリフォームの理由がおぼろげながらに理解してもらえましたか?

下へ続く

今回は寝床の横の整理です

さあ、始めましょうか。

 

before

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これが昨日までのロケバン座敷です。

けっこう苦労して必殺五段棚を作製しましたが、ちょっと、いやかなりごちゃごちゃ感が漂いますね。

剥き出しのオーディオがなんか痛々しい。

さあ、どう料理しましょうか。

 

after

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まず、大変ですが何日もかけて作り上げた座敷右サイドの造作を総て解体して搬出します。

その製作過程を4回くらい記事にしましたから、読んでいただいた方々を冒涜する非常識な振る舞いとの誹(そし)りは免れないでしょう。

このままだと広いのに、と思うなかれ。

何度も繰り返し記述していますが、単に座敷に敷布団が広がるだけだと、停泊中にモノを置いたり、走行時にそれを収納するのがとても困るのですよ。

 

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次に、このキャンピングカーの電脳系司令塔、電装コントロールパネルを解体します。

今日まではスペースの関係で奥まったところに差し込むような形で設置していましたので、ソーラーチャージコントローラ×3が見えにくかったんですが、ルーフに100Wソーラーパネルを増設するに伴いチャージコントローラも一つ増えますので、もう奥では管理できない。

 

それで手前に出して新幹線総合指令室の如く一望のもとに管理しようとの思惑が生じたのも今回のリフォームの要因であります。

チャージコントローラまで外すと、なんともカオスな状況になります。

 

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サッパリしたところで、まずはこのロケバンを導入していちばん最初に仕入れて使っていたウッドシェルフを再雇用します。

 

実に一年半ぶりの登板にウッドシェルフ君に緊張が伺えますが、実は自宅のベッドの宮にて使用していましたので、眠っていた訳ではないのですよ。けっこう頑張り屋さんなんです。

棚を製作する初期の段階で彼を引っ張り出せば良かったのですが、あまりに自宅の風景に溶け込んで、スッカリその存在を忘れていただけです。テヘッ!

 

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ベースとなる板を固定して、座敷の端を延長します。

そうする事により、このウッドシェルフを前方にオフセットして置けますから、座敷が広く使えるのです。

振動で動かないように、L字金具で固定しました。

 

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そして次に、つい先日製作したばかりの新人くんである白い棚を架け替えます。

当然設計は済んでおり、橋脚の下部を固定するだけですからいとも簡単に仕上がりました。産まれてすぐにベースとなる母は代わりましたが、これからのご活躍を祈念します。

 

当初の設計では脚を2つのロングL字金具のみで支えていたのですが、振動に耐えられるようクロスして更に二箇所を補強。

上部の白棚を支えるL字部分にも、補強を入れました。万全です。

 

ここまでは実に単純なる作業。

いよいよ核心部の電装コントロールパネルに取り掛かります。

 

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先ずはDCACインバータ2台を仮置きして、実際の空間を認識してみました。

そののち、チャージコントローラを外して身軽になっていた基板を取り付けます。上下の間隔が狭い場所には、このような短いドライバーが有効ですね。ラチェット式なので、締め上げるのも楽です。

 

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そのマザーボードに、走行充電用のアイソレータを固定。

これはクルマ本体のシガーソケットに差し込んでサブバッテリーを充電するための機械ですが、ダイオードが回路に組み込まれていますので、負圧が生じた時でも車両本体のバッテリーからサブバッテリーへ逆流したりせず、一方通行でサブバッテリーのみを管理できます。

 

下画像のように、スイッチを押すとサブバッテリーの残量が判るインジケータもありますが、チャージコントローラには電圧の数字まで出ますし、その機能が無いタイプのチャージコントローラには電圧計をセットしますからあまり必要は感じません。

 

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青いのが、今回ルーフ上に100Wのソーラーパネルを設置するのに使うソーラーチャージコントローラです。

併せて新規購入しました。ソーラーパネルは明後日くらいに到着しますから、退院したら工事をしましょう。

 

黒く小さな方は、今まで使っていたヤツで、もちろん無駄にはせずにsuaokiの40Ahリチウムイオンバッテリーを既存の30Wソーラーパネルで常時充電するのに使い回します。

生きた(ソーラーパネルから電気が流れている)ケーブルを差し換えますから、先ずは黒のマイナス線から移設し、完了してから赤のプラス線を接続します。

 

いちばん下の画像が、完成図。

無事に電圧が表示されてサブバッテリー①に充電を開始しました。この回路はルーフ上ソーラーパネルが竣工するまでの、仮の充電回路です。貴重な晴れを1日たりとも無駄にはしません!

 

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4台のソーラーチャージコントローラを総て固定し終わりました。

今までは、これが左奥に横向けになっていたので、せっかくの液晶表示が見えづらく、サブバッテリーのメンテがしにくかったんです。

これで、全部のサブバッテリーが一目瞭然になりました。

 

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今回の模様替えを思い付いた理由は、このPioneerプリメインアンプの配置なんです。

今までは保護される事なくほぼ剥き出しで置いていましたので、さすがにスイッチ類に何かが当たりやすく、そうなると接触不良でガリの原因になってしまいます。

そこで、このウッドシェルフの登場。

JBLからのケーブルをプリメインアンプに接続していちばん下の段に設置。なんか居心地良さげです。

 

同様にBlu-rayプレイヤーも設置して配線。おそらくこれがウッドシェルフ本来の使用方法だと思います。

 

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次に、既設の右サイド後部の棚にT字金具を取り付けました。

なんやと思います?

 

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ウッドシェルフを設置したところに付けていた、AC電源3連LEDランプを固定するためでした。

この家庭用ランプも、東芝REGZAと並んで実に落ち着きなく右往左往しとります。あ、落ち着きないのは施工主である私か。

 

今回の設定では、天井に反射させる間接照明と真下を照らすダウンライトとして、絶妙なマッチングになりました。自画自賛

 

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完成です。

ブログに書くと、長文ではありますがあっという間に出来上がったように感じますが、ここまでで休憩無しで4時間かかりました。

 

いつもの如く自慢させて下さい。

私は強い!

私は負けない、では無く強いのです。

この無尽蔵な体力を、親とご先祖様に感謝しなければいけません。

 

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感慨に浸る間も無く、空いたスペースにカゴや小物入れを配置しました。

 

今まではJBLスピーカー前にごちゃごちゃと小物入れを置いて利便性優先にしていましたが、今日からは何も置かない空間も大事にして、安らげるようにしました。ブレ過ぎ?

 

その、今まで小物入れが所狭しと並んでいた箇所からウッドシェルフに移設しましたので、その一部を利用してアイリスオーヤマのサイドテーブルを配置し、その脚上に中空の台を設置しました。

全体に車体前部に造作が移動しましたので、これにより肩の横が更に広くなり、寝心地向上。

 

今回もかかった経費は皆無。タダでこれだけ遊べるのですからやめられません。

 

まとめ

今回の模様替えの結果、次の点が改良されました。

・プリメインアンプの保護と安定化

・ウッドシェルフの出幅が前キャビネットより減ったため、座敷の広大化

・電装コンパネの前面移設により、電圧などの一目瞭然化

・小物入れの統合により、就寝時の上半身横幅拡大

 

オマケ

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後部居室前方の、ダイニングの様子です。

いちばん下は、先日思い付いた歯磨き用の旧手作りギャレーですが、単なる薄い板で蓋をしていたのを、これまた自作のちゃぶ台に変更しました。

これがなんとも絶妙なピッタリサイズ。収納転じて台となす。良きかな。

 

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高反発マットレスと旅館座椅子を元に戻し、作業終了です。

いちばん下の画像は、妻のコップ置きにしていたボトルホルダー兼調味料置きですが、デカ過ぎて寝る時狭くなるので、先程の歯磨きギャレーの上に移しました。

 

妻のコップ置きは、あと3日の入院中に考えましょう。

最後まで読んでいただいた方々、どうもお疲れ様でした!

2019.7.17

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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