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ロケバン小リフォーム・シンク移設/自作 バンコン キャンピングカー 〜洗うなら、顔もお皿も美しく〜

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2019.8.17 ロケバン小細工

どうも、シバク・ドワレです。

お待たせしました。長らくしてなかった、酷暑下でのロケバン小細工です。


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本日のお題は、ダイニングテーブルと座敷を分ける通路に置いてある、この手作りミニギャレーのシンク交換。

傷が多いのは歴戦の証ですから誇らしいのですが、やはり、これではシンクが小さ過ぎ。

これの天板部分のベースとなったのは、昔流行った自動車税を低額にするためのキャンピングカー8ナンバー取得用の、普通は使わないなんちゃってギャレーのシンクだけを流用したのです。が、20×10cmくらいのお飾りシンクではせいぜい歯を磨く程度しかできません。

それさえも、口をゆすいだ水の排出を、狙いを定めて静かに行なわないとシンクが浅すぎて周囲に飛び散ります。妻には不評。

しかしこれを使わずにSAや道の駅のトイレで歯を磨くのは、感染症予防の観点からはいただけない。

 

それならば、とせっかく車内にある特大シンクを、もっと使いやすい位置に持ってくることにしたんです。


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実はロケバンは現在、大中小の3シンク制を採っていたのですが、大シンクは少し遠い。

中シンクはコップをすすぐ程度の物が本物のギャレー上にあるのですが、それは洗面には使えない。とにかく、バンコン向けにショップで作られたシンクは小さいのです。

 

私が単品で購入した大シンクは冷蔵庫を越えた向こう側にありますので、冷蔵庫上に置いてあるJBLスピーカーが邪魔になり、普段は使いにくい。そこにJBLを設置する時は、食器洗いなど月に数度あるかどうかなので、その時だけスピーカーを横に動かせば良いと思っていました。

しかし、洗面は車泊中は毎朝毎晩行なうもの。そんなとこにあると口の中の水を吐き出すには遠過ぎるし、顔も洗えない。これでは宝の持ち腐れです。


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そこで、ミニギャレーのちっこいシンクを取り外して、その穴に大シンクを置くことにしました。

置いてあるだけですが、大シンクの底にスポンジ式の両面テープを適宜貼ってありますから、ズレません。ホースが少し長いので、様子を見て切るかもしれません。

グレータンクは従来通りに小さいものにして、捨てやすくしています。大きなグレータンクに長期間汚水を溜めてしまうと、カビや雑菌がすぐに繁殖して、とても不衛生になりますので都度処理します。


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こちらは、スーパーの純水無料配布用のボトル型タンクに、シャワーポンプをセットした様子。

皿洗いや洗面にはこのシャワーノズルが具合良いのですが、歯磨きには水が出過ぎるし、細い蛇口に比すると圧力が分散しますから、先の細い充電式電動蛇口を通販にて購入し、それの到着待ちです。いや、到着しているのですが自宅にあるのでまだ試してません。

目的により上水の機械を使い分けることにします。

下へ続く

車内が湿気ないように風通しは良くします 

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シャワーとしての完成図。

画像をどんどん引いてゆきます。


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シンクが丸見えだといやらしいので、布で下を隠しています。

右の機械は、大自工業(メルテック)の20Ah携帯サブバッテリーです。このように床に置いても、中のディープサイクルバッテリーが重たいので安定感抜群。これ一台でAC100VとDC12V、USBが使えるのでキャンプ時に外で使うときや、悪天続きでサブバッテリーが充電不足になったときに重宝します。

ブーストケーブル付きなので、車本体のバッテリーが上がったときにも安心。



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右が座敷で、左がコンロやホンモノのギャレーがあるダイニングです。

その間の通路に、ちょうど立てる高さがありますので、そこに立って調理や皿洗い、洗面ができるようになりました。通路をウロウロ歩くことはできませんが、そんな事をしても運動になる訳や無し、同じ場所でクルクル回って作業するほうが遥かに効率的です。

 

この時、中腰なのか普通に背を伸ばして立つ事ができるかが、長期の旅に於ける最大の快適ポイント。

寝る事に関しては、誰しも敷物やマットなどで最大限快適に、フラットになる工夫をするでしょう。しかし立てるかどうかはクルマに依存しており、無理なもんは無理です。大きなキャンピングカーでは立つ事など当たり前の話ですが、バンコン では車内高が微妙な高さである事が多く、切実な問題です。

 

しかしながら、世の中には立てるかどうかなど意に介さず、コンパクトカーや軽自動車でロング車中泊を続ける人も多く存在しますよね。

中腰マニアやハイハイフェチならともかく、一般人は数十分に一度は腰を伸ばさないと、身体的にもメンタルにも多大なるストレスがかかります。四つ足歩行から二足歩行へと進化する途中の、明石原人チックな方なら四つん這いくらい屁ぇでもないでしょうが、人類の最先端を行き過ぎて妖怪となってしまった私には、無理です。

 

日頃は温厚なのに知らぬ間にイライラ怒りやすくなったり、高速道路でちょっと追い越しされたから抜き返して蛇行してみたり。

入院はもちろん、長旅でのストレスでそのような症状を呈したら、それを医学的には「せん妄」と呼びますが、そのようなストレスの内在があおり運転(暴行)を引き起こしているのかもしれません。車中泊人にあおり運転など無いと信じたいですが。

そうならないためには休憩施設の座敷や運動設備などを利用する手がありますから、車内に引きこもらないで歩ける時は歩きましょう。


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シンクを使わない時には、上に中空テーブルを置いていますので天板が調理台や配膳テーブルになります。(滑り止めマットを被せている木目のヤツ)

シンク使用時は、そのテーブルを画像右側のゴザ上に移設すると、その天板が洗った皿や洗面具の置き場となります。狭いバンコン ですので、それくらいの荷物移動は諦めています。

 

さあさあ、顔や皿は洗いやすくなりました。

しかし、車中泊にはしばらく行けません。入院しているからです。医師に黙って入院中に車中泊をすると、罰としてiPhoneを落とすんですわ。

でもこうやってロケバンの装備を触っているだけで、気分は晴れやかになって行きます。

 

退院する頃には盛夏の8月も終わり、そろそろ高原では秋風も吹き始めますから、キャンプ場にでも行きたいなぁ。

焚き火してアジの干物でも焼きますか!

2019.8.17

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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