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ロケバンリフォームの変遷と現況その①/自作 バンコン キャンピングカー 〜作っては変え、創っては壊す。これが芸術です〜

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ロケバン購入当初 2018.1.17


2018と2019のロケバン記録

どうも、シバク・ドワレです。

定期的に繰り返している、マイキャンピングカー・ロケバンのリフォーム。

最近は記事に上げる時に、「小」が付く小規模な模様替え程度のことしかしていませんが、着々と要塞化は進んどります。

座敷の面積は広く戻しましたが、その代わりに天井にはグルリと棚のオンパレード。

 

思い切って断捨離を決行し、それらの収納システムと決別してだだっ広い座敷と何もない前方空間だけのベッドカーとする事も可能ではあります。替えのパンツとiPhoneだけ持ってそのクルマで旅をするなら、超絶広い環境で寝泊まりできるでしょう。

しかし、私はただ快適に寝るために車中泊をしているのではありません。いかに車内での生活を楽しみ仕事をするか、それが重要な要素なのです。

仮にそのような、ベッド以外に何も無いクルマに成り果てたとしたなら、もうロケバンとは呼べなくなるでしょう。

 

登山やスキー、マイボートでの沖釣りなどを現役でバリバリしている時は、それらのスポーツそのものが楽しむ目的であり、車中泊は仕方なく前泊して朝早く起きるためにしていました。

取材分野でのフォトグラファー&ライターとしては、同じく現場近くに前泊して遅滞なく早朝からスタンバイしたりしました。

 

しかし今では、テレビでニュースをチェックし、本物のオーディオでデキシーランドジャズなどを流しながら、車内バーにて夜な夜なグビッと呑むのを生きがいにしているのが現実です。

老けたなぁ。

 

まあ、病気は関係無く、志向の変化でしょう。

私はもともと幼い頃から人目を気にする性格では無いので、誰かが

「そんな事(車中泊のための車中泊)するようになったら、もう山屋人生は終わりやね」

などと嘲笑しても、気になりません。

 

登山をしない方には、

「は?なんで遊びで人目を気にしないとあかんの?」

と思われるでしょうが、一流の登山家ほど豪快なようでなかなか陰湿なところがあり、自分より困難なルートを登ったアルピニストを妬んだり、逆に登るペースが落ちた人のことを小バカにする傾向があるのです。

幸い私は一流の登山家ではありませんから、他人を妬んだりバカにする必要は無いので、気楽なもんです。

 

あれ?

リフォームの現況でしたな。忘れてましたわ。

下へ続く

二転三転して、こうなっとります

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日産キャラバンスーパーロングハイルーフ4WDディーゼルターボウイズインタークーラー

f:id:acsekitori:20190822171510j:plainロケバンを購入したのは、昨年の1月です。

後ろにシートがたくさんありましたが、折り畳めるので直ぐにその上にダイニングを作り、後ろはベッド仕様に。

 

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当初は縦一列に二人分あるサード&フォースシートの背もたれの外し方が判らず、それを避けてベッドを作り、シート上は荷物置き場にしていました。

なので、かなり狭いベッドです。(100×183)

 

ベッドマットはただカラーボックスの上に置いてあるだけ、後部の板は家庭用座敷テーブルの流用です。

 

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f:id:acsekitori:20190822172529j:plain初期の頃は、居室前部に大きなテーブルを置いてダイニングとし、その上に冷蔵庫やテレビを置いていました。

テーブル下には巨大なRVボックスを置いて、発電機やトイレを入れ、引き出して取り出せるようにしていたのです。

 

これはなかなか使い勝手は良かったのですが、通路が無いので立つことができません。せっかく元の車体は車内高が165cmあり、身長が縮んでいまは167cmしかない私はかろうじて立つことができるのに、勿体無い話です。

 

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この仕様の時は、狭いダイニングスペースに手作りギャレーを置いたり、水洗トイレのポルタポッティを置いてみたり。

試行錯誤が続き、この形式は約半年間継続しました。

 

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一度目の転機は、先述のサード/フォースシートの背もたれを外せたこと。

これに合わせて床を高くして、後部全面を座敷とすることに成功。(150×183)

前部には150×120程のダイニングスペースが別途ありますから、思いっきり広くなりました。

 

脚と根太は2×4、ベッドマットを支える木材は1×4のホムセン材を使用しています。

平たく言うと車内にウッドデッキを作っているようなもんで、コーススレッドと呼ばれる長い木ネジを締めたり緩めるだけで分解や形状変更はごく簡単です。

 

しかしながら、前車キャンピングカーであったトヨタグランビア改がそうであったように、ベッドだけだだっ広くても荷物置き場に困るのです。

適当にその辺に置いておくと、道中のドライブでぐっちゃんぐっちゃんに散らかります。

 

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そこで、徐々にカウンターや棚などが増殖を始めます。

冬はカーペットラグでコタツ仕様、晩春から初秋は畳を敷いてお座敷に。この頃が、いちばんロケバンを広々と使っていたかもしれません。

でも、なんか物足りなさを感じていたのも事実です。

先述のように、ただ広いだけなら改造なんかせずにスーパーロングのバンに乗れば済むこと。機密事項を含む基地としての要塞は、各種武装があってこそ成り立つのですから。

続く

 

この記事は今までのロケバンの集大成であり、ハリウッド特撮ばりの超大作なので、二分割とします。

つまり、平たく言うと最後まで通すと長くなりすぎて読んでもらえなくなるので 、次回へ続きます。

2019.8.24

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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