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ロケバンリノベーション使用報告/自作 バンコン キャンピングカー 〜使い勝手は、使ってみて初めてわかる。理想と現実の違い〜

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2019.9.21 ロケバン手作り日誌

どうも、シバク・ドワレです。

今月初めに敢行した、ロケバンの居室内前後入れ替え大作戦。

その後に扉付きの棚を後方に移設して万全を期し、実際に車中泊キャラバンに出かけたのは昨日までの記事に上げました。今日は、使用してみての感想を述べてみたいと思います。

 

先ずは、日常の生活や業務でも使用する事が多い、リビングから。

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この画像は、数多くリフォームをこなしてきたロケバンの第1世代最終形態。

車体の最後部にある座敷の縦方向右側にオーディオや棚を並べて、それ以外をベンチとベッドスペースとしていました。

これの利点は、左側のみにあるスライドドアから中央に通路を作り、前方をダイニングキッチンにして後方をベッドとする事に拠り、車外から寝姿を見られにくい点です。

 

欠点としては、どうしてもベッド幅が狭くなる事と、使用頻度の低いキッチン周りが前方にあるため、そこに手荷物を置くと圧迫感が著しい点です。通路と言っても50cm四方程度ですので、調理などの作業をするのもスムーズではありません。

 

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対してリノベーションした現在のリビング。

前後を総て入れ替えて、オーディオをフロントシートとの仕切部に横向きに集約しました。22インチのテレビは天井から吊り下げたまま、同じ位置です。

テーブルを四方の隅にカップを置ける物に交換しましたが、これが大正解。夫婦2人旅ですから走行中に使用する機会は無いのですが、停泊時に狭い車内で足をテーブルにぶつけても中身がこぼれません。

この状態で二人が並んでテレビを観るのはキツイですが、向かい合わせになって足を掘りごたつ状に降ろす分にはゆったりとしています。

右の窓側にサイドテーブルを置いてボトルや食糧を置いてみましたが、そうすると足を入れるスペースが限定されるので、今後はサイドテーブルは置かずに広々と使う事にしましょう。

在るものを全部使うのではなく、モノを減らす努力も必要です。

 

オーディオ&テレビに関しては、満点に近い出来でした。

総て私が座る後方にターゲットを絞りレイアウトしたので、妻には当てはまりませんが、彼女はテレビに関心がありませんし、音楽はイヤフォンで構わない派ですから、特に気にしていないようです。映画を二人で見るときは、ベッドにして寝転びましょうか。

ロケバン購入当初のコンパクトCDプレーヤーと違って、現在はパイオニアのプリメインアンプを導入していますから、左右のバランスを調節できますのでライブ感は最高です。モノ自慢になりますが、スピーカーをクソ重たい家庭用のJBLにしたのも、もちろん一役買っています。

下へ続く

ロケバンの核心部へご案内しましょう

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次に大事なのは、1日の疲れを癒し明日の活力を生み出すベッドです。

従前は出来合いのキャンピングカーベッドマット三枚(計幅150×長さ120)と、足りないスペースを1×4材でデッキを作って幅150×長さ183の座敷を設定し、ベッドとしてゴザを敷いていました。

しかしサイドにオーディオ棚がありますので、実際のベッド幅は110cm程度。最終時にはかろうじて上半身は150cmをキープしていたので、二人でもまあ寝苦しいことはありませんでしたが、縦が少々寸足らずで、枕がずれると足が通路に落ちてしまいました。

 

一方、現在のベッドは一枚幅120cm×長さ50cmのベッドマットを横に4枚並べて、キャラバンE25独特のリアヒーターの出っ張りを避けるために一枚ずらしていますので、合計約幅130cm×長さ200cmのベッドとしました。下の画像は現在ですが、棚を後部に移設する前の状態ですので、前部に座ると圧迫感を感じます。

それはマット上の寸法で、実際には左右の空きスペースがありますので、およそ150×200の空間を寝室として使用できます。更に、ベッドマットの上に厚さ5cm程の高反発マットを敷きますので、先日のRVパーク車中泊では何の苦痛もなく就寝できました。

 

1日目は上部に棚がある関係から妻が頭を打たないようにスライドドア側に寝かせましたが、それだと妻がベッドとドアの間にある20cm程の隙間にハマってしまいました。

そのため二晩目は私がドア側に寝ましたが、棚の圧迫感はそれほどでも無かったようです。


枕は後方に置きましたので寝転んでからもテレビやオーディオを楽しめますので、概ね合格点でした。

しかしながら、物事には常に裏表が存在するのは太古からの常識。

就寝消灯後にどちらかが車外のトイレに出ようとスライドドアを開けると、外からベッドが丸見えです。これはカーテンをすぐに閉めることで対応しましたが、前所有キャンピングカーであったグランビア改の時も、それ以前の軽バン改造車中泊車も同じ形態でしたから、妻は慣れたもんでした。

 

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そして終わりに、ダイニングキッチンです。

リノベーション前はスライドドア横に大きなダイニングテーブルを置き、それを囲むようにギャレー(コンロ・シンクがある家庭での流し台)・冷蔵庫・特大シンクなどを満載していました。

動線は最高ですが、いかんせん狭過ぎる。

冷蔵庫上にスピーカーまで置いていましたから、ほとんどカオスな状態でした。まあ、その時はそれがベターと思ってしたんですけどね。

 

かたや今はガラッと変わり、車両最後部がキッチン&WCスペースとなっています。

約1.5×1mの空間があり、ダイニングテーブル方式は廃して中央を通路にし、フロントに向かって左にギャレー、右に冷蔵庫と電子レンジを配しましたので広々と使えるようになりました。

トイレを使用するのは豪雨や豪雪時のみですので、その時のみ大シンクと電子レンジ下に写っているトイレを入れ替える予定ですが、主にRVパークやSA・道の駅で寝る我が家はその頻度は高くないでしょう。

 

実際の使用感想としては、コンロと電子レンジが最後方ですので、車内で飲食するにはちょっと動線が悪い。

先日のRVパークは許可を得て最高のロケーションである芝生にテーブルを出して食べましたから、ちょうどリアゲートキッチンのような感じで、車外から調理をするのに都合よかったのです。

しかしRVパークに限らず道の駅やサービスエリアでは車外飲食は不可能ですから、使い勝手を考慮して電子レンジだけでもダイニングの前方に移設する予定です。

 

それと、先日は久々に多忙を極める中で、装備の準備もままならない状態で出発しましたので、考える間も無くRVボックスに着替えなどを押し込んで積み込みました。

そのRVボックスが、RVパークではオートキャンプ場のようにロケバンの横に出しておけましたから良かったのですが、SAではどうにも行き場がなくてジャマでした。

RVボックスやコンテナボックスは中に装備を適当に放り込んで蓋をするだけですからパッキングは楽で、移動中にも荷崩れし難いメリットはありますが、やはり停泊して寛ぐ時には邪魔者でしかありません。

これからは、ちゃんと着替えは専用の袋に入れてベッド下に収納するよう心掛けます。

オートバイキャンプと違って、装備が濡れる事はあまり気にしなくて良いのが車旅のメリットですからね。

 

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ゴミに関して。

今回から車内でのゴミ箱として、画像にある円筒状のフタ付きのヤツを使用してニオイ対策とし、1日の終わりにリアゲートに積んでいる中型RVボックスに入れる事にしました。

この背面RVボックスには、風呂上がりの洗濯物も一緒に入れる大きさがありますので、これで車内が清潔に保たれます。

因みにこの画像ではほどいていますが、RVボックスはロープやネットで堅く結束して落下防止しているのはもちろんです。

 

このように、実際に使用してみた結果は、概ね良好でした。

そうなるとリフォームするところが減ってしまい、なんとも寂しい限りですが。。。

2019.9.21

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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