キャンピングカーの設備を考える・クローゼット/自作 バンコン キャンピングカー 〜ありあまる、服を掛ければ安全に〜
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2019.10.14 キャンピングカー考察
どうも、シバク・ドワレです。
今までたくさん書いたようであまり触れていなかった、キャンピングカーでのクローゼット。今日はそのうちの物入れではなく、衣類の収納スペースの事を考えてみましょう。
つい先週まで30℃を超える季節外れのクソ暑さに、ロケバンリフォームをしていても汗だくになっていましたが、ここ二、三日で急に涼しくなりましたね。
そうなると、いよいよ私には大好きな雪の季節が見えてきますが、まだちょっと早すぎるか。
しかし雪は遠くとも、冷え込んできたらアウターを引っ張り出す季節になります。すると、車中泊にとっては夏に比べて過ごし易くはなりますが、そのアウター類の収納に悩まされます。
軽バンに乗っていた時は当然のこと、ビッグサイズミニバンであるグランビア時代にも、厚手薄手のダウンジャケットを筆頭にGore-Texのジャケットやオーバーパンツ、厚手フリース、ダウンベスト、ポンチョなどなど、降雪量や水分含有量に応じて変更する、雪遊びには欠かせないアイテムたちで車内は大阪メトロ御堂筋線の如くギュウギュウのすし詰め状態でした。
ミニバンにはボンネットがありますから、車長に対して室内長が短く、フロントシート部分を除いてベッドスペースに180cmほど充てがうと残りは50cmもありませんでした。
そこにギャレーや棚などを作ると、どうしてもベッドのサイド部分にあるグリップに衣服を掛けたハンガーを吊るさざるを得なかったのです。すると2人並んで寝ると、寝返りを打つ度に顔がジャケットなどに巻き込まれ、金縛りに遭っている悪夢を見る羽目に陥っていました。
before
その車内空間の狭さと燃費を改善するために現在のロケバンを導入したのですが、それでも当初は車体後ろ側にベッドスペースを作っていましたので、リアゲートの棚に吊るしたアウターが頭にのしかかる状態。せっかく長くなった居住スペースの前半分をダイニングが占領していたからです。
下へ続く
本当は独立したクローゼットが理想だけれど
after
そこで9月の大リノベーションにより、ベッドを前方に移築して車体最後部にダイニング&ウォータークローゼット(WC/トイレ)を作ると共に、衣類収納クローゼットの機能を持たせました。
この場所にはなんとか立てるので、一応ウォークインクローゼットですww
画像の上方にある棚は従来通りで、その下側に設置してあるハンガーポールもそのままなんですが、下に空間が広がる事に拠りアウターがとても吊るし易くなりました。
既に早くもパタゴニアのウルトラライトダウンジャケットや、モンベルとマーモットのゴアテックスジャケットを吊るしてありますが、その気になれば車体の横幅いっぱいに吊るすことも可能ですから、2人分の上記アウター10着は楽に収納できます。クリーニング屋さんか!
実を明かすと、クラシカルアウトドアアウターフェチなんですわ、わたくし。
ハイヒールモモコちゃんがシャネルにハマっているように、一時は山ブランドのヴィンテージもんを買い漁っていました。防水性重視ですので、ゴアテックスの中古は避けましたがね。
自宅には新旧織り交ぜて20着くらいの山系アウターがあり、プラスして2人分の10ほどのオートバイウェアと私の基幹的ファッションである革背広や革スラックスが数着ありますから、納戸がエライことになっとります。誰か断捨離しに来て〜〜!
厳冬期には車内はある程度の暖房をしますから、中でダウンジャケットを着込むと暑いしかさばるので脱いでおき、トイレなどに行くときに着込みますよね。
その時に取り出すのは車内からでも、リアゲートを上げて外からでも簡単です。これが冬季や雨天の車中泊時のポイントで、いかにアウターを脱着しやすくしてやるか。
それがアウトドア素人である妻を安心させる秘訣なんです。
このようにカーテンを閉めれば外からアウターが見えることもありませんし、雨や雪にも濡れません。
トレッキングやスキーの後はアウターが濡れたままのことが多いので、中で暖房を点ければ乾燥にもなり、吊るすことは車内を整理できる点と一石二鳥です。
ダウンは無論のこと、さしものGore-Texも濡れたままルーフボックスなどに押し込めてしまうと、防水性は劣化します。
やってませんか?雪まみれのスキーウェアをそのままコンテナボックスに詰め込んだり。
嗚呼、早く雪と戯れたい!
2019.10.13
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。