2019新春墓参キャラバン・九州中北部の旅最終日 九重町〜美祢市〜大阪府自宅/自作 バンコン キャンピングカー 〜雪から解放されたのち、雪を求めて走る〜
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2019.1.26~27 墓参後の旅 豊前〜長門〜周防〜石見〜安芸〜備後〜備中〜美作〜播磨〜丹波〜摂津〜河内
どうも、シバク・ドワレです。
いよいよ旅もラストスパートです。
25日は雪に備えのない車に散々苦しめられて、ブログも1日分で終わってしまいました。
スキーを終えて、別の県に出たのではありません。
上のモコモコの雪道からほんの数キロ大分市中心部方面へR210を下ると、別天地が待っていました。
道は乾き、空は快晴。
これは冬型気圧配置時の近畿北部と大阪の典型的な差と一緒ですから、慣れています。いつものこと。
天気予報を見ない人が、この大分市街地から久留米方面へと車を走らせるなら、ノーマルタイヤノーチェーンで突入しても仕方ありませんね。いちばん苦しむのはその当事者ですが。
大分市では買い物と給油だけ済ませてすぐに出発。
別大マラソンで有名な、国道10号別大道路を別府方面に向かいます。背後にそびえるお猿で有名な高崎山から鶴見岳などはすっかり雪雲に覆われています。
あの雲の中に大分自動車道が走っており、夏季も濃霧でしょっちゅう通行止めになるのですが、今日は致し方ありませんね。
今日はのんびり温泉につかるわけにはいきません。
少しでも距離を稼いでおかないと、明日の朝もどうなるかわかりませんから。で、左右に名だたる温泉旅館をうらめしそうに見ながらスルー。
大分市と別府市南部のみ温暖な瀬戸内式気候になっていましたが、日出(ひじ)町へ入るとまた雪です。
しかし、もう継続した降り方は収まっており、ゲリラ豪雨のように降ってはすぐに止む、そんな感じでした。
下へ続く
やっと飯です
別府を離れた私たち、また高速道の事故通行止めが発生して、なかなか国道から離れられません。
宇佐神宮の横を通過したあとようやく東九州道に乗りましたが、またまたゲリラ豪雪のため小倉の手前でユキ通行止めにより強制排出されます。
すぐ次のインターから本州へは通れるのに、たった一区間のために再度R10に降り立ったのですが仕方ありません。夕方から夜になろうとしているので腹も減ってきました。
以前、たまたま見つけた国道沿いの定食屋。
これが実に安い。
お味は、う〜ん。まあ、値段なりかな。
しかし、学生ならずともこの値段には大いに助かります。食べたい定食がずらり並んでいましたが、いっぺんに食べるのはもう無理なので、ちゃんぽんにしました。
小倉東から再び高速を使い、なんとか九州脱出に成功。
しかし、広島まで行く予定も、もう20時を回っています。これ以上の運転は疲労も考慮しなければなりませんし、凍結の恐れも相まって山口県西部の中国道美東SAにて錨泊。
雪こそやんでいましたが、駐車場はびしょびしょです。
もちろん、この気象条件ではヤマハ発発も使うのはためらいますので、サブバッテリーにてテレビを観ながら疲れを取りました。
たっぷりと寝て、疲れも感じない翌朝。
快晴です。
早速東上してスィートホームを目指しましょう。佐賀や鳥取と並んで県庁所在地とは思えない長閑さの山口市。真っ白の屋根を見ながら中国道を走ります。
1時間半ほど走ったところで、昼メシ休憩。
もちろん車内でカップ麺などをササっと作ります。手軽でいいですね。
本来なら、少し距離が短くて直線区間が多いフラットな山陽自動車道にて帰阪するところですが、まだ雪を眺め続けていたくて、山間部の中国道を選択しました。
昨日、あれほど雪とそれに負けた車たちに苦しめられたのに。
白い雪は、私を虜にするなにか魔法を持っているのでしょう。
相変わらず冬タイヤ規制と50km/h制限は出っ放しですが、除雪車たちは役割を終えて帰投して行きます。
おつかれさまでした!
広島県〜岡山県の北部積雪地帯を走り抜け、もう兵庫県にやってきました。
ここまで帰ればもう安心です。
中国道から新名神へ乗り継ぎ、高槻ICで今回の長旅もほぼ終わりました。
あとは自宅へと府道を帰るのみです。
新幹線や飛行機なら半日で済む久留米への墓参りを、二泊三日で辿り着き、その後も三泊四日かけて観光もせずに自宅へ亀の子ペース。
いつもは大して降らない場所での大雪に苦しめられたが、さらなる雪景色を求めて遠回りする。
いつも通りの、ちょっとひねくれた珍道中でした。
明日からは、一ヶ月ちょっとの休薬期間を終えて、入院生活です。
この一ヶ月は実に充実した毎日を過ごすことができましたので、きっと治療もうまくゆくでしょう。
また一ヶ月後には旅に出たいと思います。
2019.1.30記
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。