ロケバン小リフォーム・一本脚テーブル設置/自作 バンコン キャンピングカー
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2019.6.30 暇つぶし
どうも、シバク・ドワレです。
自作キャンピングカーファンの皆さまお待たせしました、ロケバンリフォーム小ネタシリーズです。
今回は以前から車外でのチョイ飲みに活躍している大理石調のミニカップテーブルを、ダイニングと座敷の間にある通路でも設置できるようにしてしまおう作戦です。
これの何が利点かと言えば、まずは通路から生えている一本脚を使用しているテーブルなので、座敷上に脚がありません。
これにより就寝スペースを減らすことなくしかもちょっと蹴飛ばしたくらいではコップが倒れない、つまり飲みつぶれたままそのまま寝られる夢のような、いや夢を見られるシステムなのです。
晩酌をしない方や、飲んでも正気を保てる人には無関係かもしれませんが、最近の私は大阪キタの新地やミナミの宗右衛門町などに行けば無類の強さを発揮するのに、自宅やほぼ自宅と変わらないキャンピングカーでは、少し飲んだらやたらと眠たくなるんですわ。
そのほろ酔いウトウトの時にちゃぶ台などを片付けるのは、大腸がんの開腹手術とまでは言いませんが、肝転移の腹腔鏡手術くらいはめんどくさい。
以下、わざとベタな古典的大阪弁でお詫びします。
「これからがんのオペ予定があるお方やそのご家族はん、チョけた事書いてスンマヘンなあ。
でも、これがワイの真骨頂でっさかい、堪忍しとくれやっしゃ。そんなんぜんぶ経験済みでんねや。
痛そうとかしんどそうとか、不安を持つのは当たり前ですわ!
せやけど、ドーンと構えてたらなんとでもなりますわ。喉元過ぎれば熱さを忘れるって言いまっしゃろ。2週間も経てば、オペの痛みなんか忘れますわ!
そやけど、あつものに懲りてなますを吹くような事はしなはんなや。
最初のオペや抗がん剤がキツかったからって、もう治療はやめよう、ってことですわ。
諦めたらそこで終わりでっせ!」
下へ続く
さあ、始めましょう
まずは、通路奥にある水洗トイレのポルタポッティと、その上に置いてあるヤマハのハツハツを搬出します。
置いてあっただけのカーペットも剥がします。
そこに、グランビアでリアのベッド板にしていた1×4パイン材を、分解して敷き詰めます。
上にカーペットを戻しますので、ササクレや過去のネジ穴は気にしません。滑り止めのゴムネットを敷いて、元に戻しましょう。
トイレやハツハツも元通りに搬入して。
これだけでは最初の画像となんの変化もありませんね。
次に、なるべく通路の中央部分を阻害しないように、ミニカップテーブル天板中央に付けていた台座をオフセットし直します。
中央のままだと、天板が座敷にはみ出してきて、寝る時に干渉するからです。
それを防ぐために脚の台座を通路中央に固定してしまうと、今度は通路にものを置くことができなくなります。その最大公約数が、このオフセット位置です。
テーブルの大きさに比して脚が太いので、端っこに台座を付けてもグラつきません。まるで自分を見ているようです。
完成しました。
ギリギリ、ポルタポッティを引き出して設置することができます。通路でなにかを使用する場合、テーブルをいったん抜いてグルンと座敷側に回して展開すれば、通路側が広くなります。
寝てみました。
テーブルを通路側にしていれば、枕に頭を載せても足が干渉することはありません。
例によって出たとこ勝負ですが、テーブル下には置き場所に困るゴミトン(密閉式ゴミ箱)が、ピッタリと収まりました。
もちろん、通路になにか機械類を設置して使用する時は、このゴミトンは助手席へ送り込みます。キャブコンと違い、荷物の置き場所を工夫しないととてもいろんな快適装備が室内には収まりきりません。
下の台座ベースはもうひとつありますから、従来通り車外でも展開可能。
道の駅やSAではできませんが、郊外の公園や海岸・高原などでは、外に小さめのテーブルやチェアを出してくつろげる場所はいくらでもあります。
もちろんそこで朝まで寝ずに移動するなら、酒ではなくて紅茶かココアにしますが。チャイも良いですね、妻が得意ですから。
こうやって抗がん剤と分子標的薬の副作用から気を紛らわすのが、私の闘病です。
どうです?やりたくなってきましたか?
がんなんか怖くない!ちゃんと治療を続ければ、の話しですが。
2019.6.30