フードコート/雑感 〜なんでもそろう、別天地〜
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2019.10.22 エッセイ
どうも、シバク・ドワレです。
昔で言うところの大食堂、今は横文字でフードコート。呼び名は変われど、雰囲気は不変です。
私は大規模ショッピングモールの徘徊は基本的に嫌いで、それは妻もよくわかっているので私を連れ回したりしません。山や田舎道を歩くのは大好きなんですが、特に土日の、あの商店街の雑踏を歩くと、ものの五分でめまいが訪れ、立っていられなくなるのです。人嫌いのなせる技でしょう。
これは観光地でも山でもそうで、大混雑大嫌い。唯一の例外は、甲子園球場でしょうか。
しかし妻がどうしても買い物に行きたい時は、妻だけを好きなようにウインドウショッピングさせて、私はロケバン車内にて昼寝をするかテレビジョンでも観ているか。
道の駅と違い帰らなければなりませんから、酒を飲むわけにはいきませんが、それなりに時間は潰せます。
それでも、新しいモールならトイレが清潔な感じなので、それは利用させてもらいますし、私も食品ストアでついでに晩飯の買い物でもしよか、となりますからそれなりに通ってはいます。
その時に昼メシを食うのに、専門店レストランは高いので、頻度的にはフードコートが多くなります。我が夫婦は食の好みがまったく違うので、その点からもフードコートだといろんなジャンルから選択してテーブルをともにできますので、ウチにピッタリ。
昔の大食堂やサービスエリアだと、一つの経営者が取り仕切っており、食券方式の大きな食堂の中でラーメンコーナー、カレーやどんぶりコーナーなどに分かれていましたよね。
今はそんな形式よりも、中央のテーブル群を囲むようにいろんな有名チェーンや個人専門店が多数出店して、それぞれで別会計にする方式が主流です。チェーン店でもロードサイドや駅前店舗よりも、フードコート形式のほうが集客力がすごいですし、先ほど述べた家族で各店舗の好きな商品を選べる点から、売上げが高い傾向があるようです。
私はちょっと宣伝し過ぎちゃうか?ってくらいに、スガキヤの肉入りラーメンとリンガーハットのちゃんぽんが大好物なのですが、妻は違います。
なので少し前まで、それらの有名チェーン店が大食堂には無い時代には無理やりロードサイドチェーン店に連れて入り、妻のひんしゅくを買っていたモンですが、今は楽になりました。
妻はうどんが好きなのですが、スガキヤかリンガーハットが入っているフードコートにはたいがい、はなまるうどんも入居しているので、そこのぶっかけうどん大を食わせていれば何の問題もありません。
私も大のうどん好きなんですが、それを軽く凌駕するほどのスガキヤ&リンガーハットフェチなんです。どうも忙しい土日の、湯がいて置いてある延び延びのセルフうどんを食う気がしなくて。。。
下へ続く
血となり肉となる
先日は小贅沢をして、近所のスーパーマーケットに併設されているプチフードコートにて、ステーキランチをいただきました。
精肉店がフードコートの角地に立地しており、表のスーパー側では生肉を販売して、裏のフードコート側でイートインできる方式です。画像の150グラムの牛肉とプチサラダ、ライスが付いて税別¥980。
今月から中で食べると消費税が10%になるので持ち帰りパックにもしてくれるようですが、やはりステーキは鉄皿の上でジュウジュウ焼き上げつつ食べたいですよね。¥20の差なら、私はそうします。
さすが精肉店直営だけあり、外国産の牛肉でも柔らかくてとても美味しくいただけました。付け合わせの野菜たちも、最後までしなーっとなる事もなくシャキシャキです。
こればかりはチェーン店のなんとかステーキの合成肉では逆立ちしてもかなわないでしょう。好みにもよりますが。
地元スーパーも、しょっちゅう通える点からは嬉しいのですが、なんと言ってもワクワク感からは旅の途中で立ち寄るフードコートに軍配が上がります。
特に高速道路のSAでは、よほどのローカルエリアか末端道路に行かない限り24時間営業していますから、私のように病弱でいつ腹が減るか予測不能な難儀な身体にはモッテコイです。
その土地の名物ラーメン、いわゆるご当地ラーメンを食するのも旅の醍醐味の一つですよね。味は高速道路なりのもんで、地元の名店には敵いませんが、いつでも気軽に食べられるのは何よりのメリットです。夜中なら並ぶ事も絶対にありませんし。
本チャンの夕食はロケバンで済ませておき、夜食にブラリとラーメンをついばみに散歩する。そんな昔ながらの屋台散策みたいな気分に浸れる、フードコートが大好きです。
2019.10.22
ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。