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雑感/キャンプ車考察 〜段差の無いベッドで大の字になる快感〜

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2017.7.17 アウトドアライフ

 

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どうも、シバク・ドワレです。

初めに、私はいつも自車の事をキャンピングカーと表現していますが、旅画像を見て違和感を感じる方も少なくないと思われます。

 

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キャンピングカーって、アメリカのデッカいやつか、国産でもこの画像のように、まるでリーゼントみたいに運転席の上部にベッドスペースを架装してあるトラックの事を呼ぶんじゃないの?手前のドワレくんのはミニバンじゃん?と。

それは、特に女性や、車中で寝る事に興味が無い方、若しくは興味津々だが辛そう。。。との感覚をお持ちの方に顕著ではないでしょうか。

 

そこで、解りやすく丁寧なるブログを心掛けていますので解説しますと、キャンピングカーは大雑把に以下のように分類できます。

クラスCとかの解りにくい分類もありますが、ここでは避けます。

 

1.モーターホーム(含バスコン)

アメリカやカナダ製が多く、国産ではコースター等のマイクロバス改造が顕著。その車内は2LDKも存在し、正に走る自宅。その代償として当然車体も巨大で、観光バスに匹敵するモノもあり。道の駅や高速道路SAPAでは大型車スペースに停車する事が必要で、オートキャンプ場への入場も制限あり。もちろん、大手スーパーには立ち入りがほぼ不可能で、田舎のコンビニで買い物をする必要あり。走行の辛辣さとは裏腹に、居住時は極楽そのもの。しかし、果たしてこれをアウトドアライフと呼べるのか?まあキャンピングカー全般にそうだろう、との意見もあるだろうが、程度問題として。

 

2.キャブコン(キャブコンバージョン)

主に国産の2tトラックのシャーシを利用して、キャブ(運転席)のみそのままで屋根を切り取り、後部荷台部分と運転席上部にFRPなどで居住空間を架装してある。2×5mに収まる車も多く、日常生活に応用も可能だが、4WDガソリン車が少ないのと、出力が少なく登板能力が悪いのがネック。横風にも弱く、高速道路では注意が必要。宿泊地に着いてからは極めて環境が良くなり、立って移動や着替えができ、多くは独立したシャワー・トイレルームを持つ。ベッドと食事スペースを分ける事が可能で、宴会後そのまま潰れる至福も。走るワンルームマンション感覚。

 

3.バンコン(バンコンバージョン)

ハイエースやキャラバンの後部にベッドスペースやミニギャレー(キッチン)を架装したモノが多いが、自作派を始め、ショップ製でも国産ミニバンを使用する例もある。日常に於いてノーマルのワンボックスやミニバンと何ら変わる事は無く、外見上からもキャンピングカーとは気付かれにくいので、近所や勤め先への趣味秘匿に有利。走りもエンジンによっては極めて快走が可能で、極端に車重が重く重心が高く無い限り、高速道路も得意。代わりに宿泊時はスーパーロング以外は、飲食と就寝スペースが同一なので荷物の移動やベッドメイクが必要な事が多く、その手間だけで疲れる事も。4WDは選び放題なので、都心部に住みスキーにはベストかも。走る6人用テント、と言ったところだろうか。

 

4.軽キャンパー

最近の主流?リタイヤ組に人気高し。ボディを弄らなければ維持費が安いのが魅力だが、長距離走行には不向き。660ccとの制約があるので仕方ないが、山道や高速道路では常に緊張を強いられるので長期では疲れが溜まりやすい。後部荷室はフラットになる車種が多いため、2人までなら自作でも就寝可能だが、荷物の置き所に苦労多し。単身者で、1日の走行距離を抑えた長期キャラバンでは経済的にメリットが多いかもしれない。走る2人用テント。

 

やっぱり自作やなあ

他にもトラベルトレーラーやトラキャンなどの少数派が存在しますが、割愛します。

私が35年の車中泊キャンプで使用したのは主にミニバンのバンコンで、すべて車内装備は自作です。軽バンにも数台は乗りました。

他にもキャンピングカービルダー製のキャブコンと、トヨタハイラックス4WDの荷台に巨大な居室を積み込むトラキャンにも乗りましたが、いずれも手放しました。私は兵庫県南部の都会部と大阪府に住んでいましたのでディーゼル規制で手放しましたが、地方居住ならキャブコンに乗り続けていたかもしれません。

 

上記の解説でもお判りの通り、走行と居住には相反する長所短所が存在します。

 

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バンコンでの欠点を少しでも補うべく、私が自作車を改良したのが、この画像の運転席後部部分です。

中央のテーブルは簡単に外す事ができ、その足場と全開にしたムーンルーフを利用して、立って着替える事ができます。シャツはカーテンを閉めて座っても着替えが可能ですが、パンツ(下着・ズボン)を履き替える時には重宝しています。無論、公然わいせつで検挙されないよう最大限の留意は必要ですが。

テーブルを足場に収納した後はベッドマットを1枚ずらすだけで150×190のベッドスペースに変貌し、妻と2人なら充分快適に就寝できます。

 

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後部にはトイレスペースもありますので、降雪時や豪雨時、若しくは災害時に役立ちます。

 

このように、自作ではありますが、グラの事をキャンピングカーと呼んでいます。元々は8No登録のホンマもんのキャンピング特種車だったのですが、自動車税(約¥54000→¥8800)や自動車重量税の節約の為に現在は中型車扱いの1No普通貨物車になっています。

1Noのデメリットは、最近から阪神高速も含み、高速道路料金が1.2倍の中型車料金になり休日割引が適用されない点ですね。深夜割引は適用されますので、通しで長距離を走る時は仮眠をしてでも0~4時AMを間に挟みますし、わざわざ寝るだけのためにSAPAを挟んだ1区間だけを利用する事も多々あります。

 

上記以外のバンコンのメリットをば、少々披露しましょう。

まず、先述のようにスーパーや医療機関などの駐車場に、高さ制限さえ無ければ入場できます。グラにはルーフボックスが装着してありますから制限に引っかかりますが、現在のミニバン系は殆ど2m以下の車高ですので、余程の都心で無い限り可能な駐車場が多いでしょう。ハイエースやキャラバンのスーパーハイルーフは居住性は抜群ですが、上記の点がデメリットですね。

さて、スーパーや医療機関に停められるメリットは、自分が利用するときのみではありません。それだけなら、普通乗用車でもなんら変わりませんね。

 

キャンピングカーである利点として、相方が所用を済ませるまでの間、車内で寛ぐ事が快適に行える点です。例えば、妻が衣料や手芸関係など、まったくの門外漢である私が同行すると、お互いにストレスがかかる時。

このような時は、グラのベッドで昼寝をするか、ワンセグでボケ〜っとテレビ鑑賞、またはなかなか読み切れない読書などをしながら帰りを待ちます。

また妻が定期受診している病院は、公立の巨大病院ですので待ち時間が半端では無い。診察結果を共に訊くケースでは同行しますが、それ以外なら感染予防の観点から私はなるべく登院を避けますので、これも同様に車内で寛ぎます。

 

更に、これは私みたいなSOHO・フリーランサーに於いてのメリットですが、仕事の合間の休憩、及びPCでの処理などの作業が迅速かつ的確に車内で行える点です。近場の掛け持ち取材であっても、一々自宅まで戻るのは時間と体力、並びに経費の無駄遣いです。幸いな事に、最近は駅から遠目のコインパーキングなら、24時間駐車して¥800程度の場所がいくらでも見つかります。

例え都心にオフィスを構える人気作家であっても、地方取材ではこの利点は享受できないでしょう。

 

このように、狭いながらも何かと便利なキャンピングカーなんですよ、バンコンは。

欲を言えば、キャブコンとバンコンの二台持ちをしてTPOで使い分けるのがベストでしょうが、今の私には贅沢の極み、いや現実的に不可能です。

 

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もちのろん、私がキャンピングカーの最大のメリットとして挙げるのが、温泉に着いてひとっ風呂浴びて、即刻ビールで喉を潤し、漁港が近ければ美味か魚ば喰らうことですよ!コレで長旅の疲れも1発で吹き飛びます。

旅館などのお仕着せサービスにドライブの宿を求める方にとっては、なにを当たり前の事を。。。と思われるやもしれませんが、立ち寄り温泉派の方なら解ってもらえますよね。

直ぐに飲める以外にも、客室まで重たい旅行カバンを引きずらずとも、停めたその場が部屋ですからね。

 

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当然中の当然事項ですが、電源を使用したい場合はRVパークやオートキャンプ場などの有料宿泊地を利用するか、SAのトラック近くなど迷惑のかからない許容範囲内で発電機を使用するべきで、道の駅でのトイレからの盗電などもってのほかです。良い歳をして窃盗罪で逮捕など、考えたくもありません。若けりゃ良いかと言えば、もちろん言語道断です。

電気を使用せずとも、深夜の道の駅には危険がいっぱいですので、緊急脱出も考慮しておかねばなりませんね。宿泊公認の、然るべきポートで車中泊するのが、オトナのキャンプでしょう。

 

 

さてさて、いつもの如く、愛車自作自慢に終始してしまいましたね。他人が自慢しても聞かないくせに。これが私的ブログの最大のメリット??

このように、何百万円も掛けずとも気楽にキャンピングカーライフが送れる事を、お伝えしたかったのです。以下に、グラの自作記録を再掲載しますので、アイデアやヒントとして少しでもお役に立てれば幸いです。

 

さあ、次の週末は何故かキャンピングカーでバイカーズミーティング!

2017.7.17

 

 

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