日産キャラバンE25 ヘッドライト・LEDバルブに交換/自作 バンコン キャンピングカー 〜夜の走りにやすらぎを〜
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2018.9.23 車体メンテナンス
夜間走行に於いて、加齢による視力の低下に抗う事ができなくなってきました。抵抗すると事故を招くだけですので、対抗策としてヘッドランプを明るくしましょう。
もともと付いていたのも、自分で交換していたハロゲンの55/65wの、110/130w相当の明るいものでした。しかし、そのアンバーの色目に伴う視覚的な錯覚と照射範囲の問題で、他車の青白い光に比べて路面の状況などが確認しづらくなっていたのです。
そこでHID化も考えましたが、時代はLEDでしょう。ブームに流されるのではなく、使用電流や設置の手間を考えたら、必然的にそっちにたどり着きました。
大陸製の安モンにしました。
とりあえず、初LEDのチャレンジです。車検対応と名打っていますし、日産キャラバンは後部荷物室の積載状況による上下動に対処するべくヘッドライトが電動で上下できるようになっていますので、多少光軸がおかしくても調節できるでしょう。
さあ、とりかかろう
ヘッドライトのバルブ交換は慣れていますので、なんのマニュアルも見ることなく作業にとりかかります。
ソケットレンチとドライバーを用意して、外したネジがなくならないようにトレーの上に並べます。
まずはフロントグリルを外すことからすべてが始まります。
日産キャラバンE25は、グリル上方に三つのネジで止まっています。それを外し、後で画像を載せますがフックが45度の傾きになって止まっていますので、マイナスドライバーでこじってそれを外すと。
手前に引っ張るだけで、バコッとグリルが外れます。
次に、画像では判りにくいですが車内側に行ってドアを開け、ドアのヒンジ部分に固定されているウインカーユニットのボルトを車内側より外します。
ボルトを外したら、適当な棒で内側から前方に向かって押してやると、ウインカーユニットがボコッと外れます。
私は百均で売っているマジックハンドを使用しています。このマジックハンド、ソーラーパネルをフロントウインドウに立てかけて充電するときのつっかえ棒になったり、八面六臂の大活躍です。
この作業は慣れていないと力を入れるのが怖くて外れなかったり、反対に力を入れすぎて押しすぎ、前方に外れるユニットが勢い余って断線して落下しますので、注意が必要です。
これがウインカーユニットを外した後の状態。
あまりこの状況でぶらぶらさせるのは良く無いので、なにか台の上に置きましょう。
ウインカーユニットを外すと、もうヘッドライトユニットを固定している四つのネジが見えていますので、簡単です。
ボンネットがある車に比べて1BOXは難しいと思われがちですが、手順をきちんと踏みさえすれば、むしろ楽なのではないかと思えます。基本は業務用車両なので、このようなメンテナンスに時間がかかるようでは仕事になりませんからね。
ヘッドライトユニットを外してひっくり返した様子。
バルブの基部が写っていますね。
防水のゴムカバーを外し、固定金具を緩めると、バルブがゴソッと抜けます。
外したハロゲンバルブと、新規に取り付けるLEDバルブ。
LEDのほうは防水仕様ですので、ゴムカバーは不要です。
H4仕様ですから、三つの突起をユニットの凹みに合わせてはめ込むだけ。
固定金具を元に戻して、ユニットを元通りに組み上げます。
片方が完了した様子。
色目の違いと、反射板に照射されている光の広がりの差が確認できます。色目は、8000K(ケルビン)を選択しました。色温度は付属のシートで、8000のシアンから6500のホワイト、4000のアンバーまでを選択することができます。
両方組み上げて仮付けし、左右で光量の差がないかをチェック。
相違点が無いことを確認したら、ヘッドライト/ウインカーの各ユニットを組み上げ、グリルを元に戻します。
実は以前交換作業をして最初にいちばん戸惑ったのが、このグリルの再セット。
先述の45度フックが、ボディ側に付いたままだとどうにもはまらないのです。そこでwebを駆使して先達の知恵を拝借し、フックをボディ側から外して先にグリルに取り付けておきました。
すると、グリルをボディに合わせて前からボンッと叩くだけで、すんなり装着。後はネジ三つを締めれば完成です。
さあ、完成しました。
これでロングキャラバンで疲れた眼精を、少しでも労わることができます。過信は禁物ですが、見えにくいよりよく見える方が事故遭遇率が減少するのは自明の理です。
でも、できるだけ昼間に泊地に到着してゆっくりと酒を嗜むけどね!
2018.9.23
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